新日本プロレスが再始動！棚橋弘至「皆さんに楽しんでいただける新日本プロレスの新しい形を作っていきます」と宣言2020/06/10
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中断していた新日本プロレスの興行を再開することが発表された。
2月26日の沖縄大会を最後に、53大会が中止となっていたが、緊急事態宣言の解除を受けて、全選手、レフェリー、リングアナウンサーらが全員メディカルチェックを行い、6月15日から大会を再開することを明らかにした。本大会は「Together Project Special」と銘打ち、対戦カードは当日午後7：00にリングアナウンサーから発表される。なお、会場は非公開で、放送・配信のみの無観客試合での興行となる。
続けて6月16日から幕を開ける「NEW JAPAN CUP 2020」も会場非公開、放送・配信のみの無観客試合として開催。1回戦16試合を6月16・17・22・23日の4日にわたり、各4試合ずつ実施。2回戦を6月24日、7月1日に4試合ずつ、準々決勝を7月2日に4試合、7月3日に準決勝でベスト4が争われる。
そして、7月11・12日には大阪城ホール大会での2連戦を実施。11日の「NEW JAPAN CUP 2020」決勝戦で優勝者が決定し、その優勝者が12日の「DOMINION in OSAKA-JO HALL」で、IWGPヘビー級＆IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也と対戦する。なお、この大阪城ホールでの2連戦は、通常の1／3程度の観客を入れた形での開催を予定している。
また、7月に開催を予定していた北海道シリーズの中止も同時に発表された。7月13日以降の大会については状況を注視しながら決定していく予定。
「NEW JAPAN CUP 2020」の台風の目であり、6月22日に因縁のタイチ選手と激突する棚橋弘至選手は、「大会中止が発表されるたびにつらかった」とこの3カ月を振り返った。「でも、再開がもっと後になると思っていたので、6月15日のプロレス再開をうれしく思います」と笑顔ものぞかせた。そして、「この期間にたまったエネルギーを全部出して、全力で闘っていきます。これから皆さんに楽しんでいただける新日本プロレスの新しい形を作っていきます」と力強く宣言。
発表のあった全11大会は「新日本プロレスワールド」（https://www.njpwworld.com/）でライブ配信されるほか、CS放送のテレ朝チャンネルでは、「NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020」（開幕戦・決勝戦）、「DOMINION in OSAKA-JO HALL」の生中継を予定している。
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