ソニン、20周年記念のスタイルブック発売イベントに登壇。ファンとの対面に「仕事頑張れそう!」2021/11/15
女優・ソニンが芸能生活20周年記念として発売したスタイルブック「ソニンの美・ヴィーガン」のイベントが、11月14日に開催。スタイルブックの反響や、イベントを終えての感想を語った。
今、世界中で大注目のヴィーガン。「完全菜食主義」とも訳される肉・魚だけでなく、卵、乳製品など動物性の含まれるものも食さない食のスタイルだ。11年前にベジタリアンに、9年前にヴィーガンとなり、そのスタイルを続けているソニンが、自身の経験と知識を彼女流に紹介したスタイルブック「ソニンの美・ヴィーガン」。料理が趣味の彼女のオリジナル・ヴィーガンレシピや、おすすめのヴィーガンフーズショップリスト、レストランガイドなど、さまざまな最新情報を掲載。また、食に関することだけでなく、美容や健康に研究熱心な彼女の愛用美容&健康グッズリストや、毎朝欠かさないという10分間ストレッチ法など多岐にわたって完全網羅。2020年に芸能生活20周年を迎え、“日本一ストイックな女優”とも呼ばれる彼女が編み出した、美と健康のライフスタイルが惜しみなく掲載されている。
スタイルブックの反響について、「発売してからいろいろな現場で、共演者の方々が『目の前にいる人の秘訣は、ここに載っているのかな?と思って買ってみました!』という感じで結構買ってくれて、『あぁー! ありがとう!』みたいな(笑)。全然、宣伝してないんですよ! でも、買ってくれて、『全部読みました!』と(私のことを)師匠みたいな感じで言ってくれるから、すごくうれしくて。特に女性の方が多くて、中身はレシピやライフスタイルだけでなく、ヴィーガンという名前は付いているんですけど、ヴィーガンのことだけでないこともすべて語っていたりするので、舞台役者としてどのように仕事と向き合っているかとか、そういうのにも『すごく感激しました』というふうに言ってくださるので、ちゃんと内容を濃く仕上げておいてよかったなと思いました」と心境を明かした。
お気に入りのページを尋ねられると、「この本では、ヴィーガンと私がどういうふうに出合ったか、どのように日本でヴィーガンとして過ごしてきたかなど、体と健康と食べ物と向き合うことを真面目に語っています。20周年の記念で作ったので、今までのことを振り返ったインタビューや私が使っているグッズなど、結構盛りだくさんで、ここっていうのは選びづらいんですけど」と一つに絞れない様子の中、「撮り下ろした写真の中で、私が今までしてこなかった格好というか雰囲気を撮れたことは、今の私を等身大で表しているんじゃないかなって。舞台の役でも強い役が多いので、そういうイメージが強いと思うんですけど、柔らかく撮ってもらって、実は中身はそういうところもあるんだよ!というのが、表れているページじゃないかなと思います」と優しいほほ笑みを浮かべたグラビアページを選んだ。加えて「ヴィーガンだけじゃなくて、私自身、役者としてこの20年間、芸能界というところでどういうふうに生きてきたかみたいなインタビューもあるので、そこもお気に入りのポイントです」とアピール。
当日行われたイベントに関しては、「やはり、コロナの影響でファンの方と会う機会が本当に少なくなって、舞台が終わった後にファンの方が待ってくれたりして、直接、手紙をもらって会話をしたりとかができなかったので、今日、久しぶりにファンの方と対面した時に、『あぁー、なんかこの感覚!』となりました。イベントもずっとできていなかったので、対話したり、直接顔を見て皆さんがどういうふうな思いを抱いて、普段私を応援してくださっているのかとか、なかなかここ最近なかったので、すごくうれしかったですね。『こういう人たちに支えられているんだな』という実感と、やっぱりわれわれみんなそうですけど、(ファンと直接的な)接点が少ない分、もちろん、SNSとかで感じはするんですけど、何となく形のないものを支えとして毎日頑張らないといけないというのが、今日、久しぶりに直接触れたみたいな気持ちになって、『仕事頑張れそう!』って思いました」と、久しぶりにファンと直接会えたことへの喜びを語った。
現在、出演中のミュージカル「オリバー」の大阪公演を控えていることから、あらためて本作品の見どころを聞かれると、「『オリバー』は古典ミュージカルなのですが、ここ最近では、なかなかこういった形の作品を、ミュージカルとしては見ることはできません。キャメロン・マッキントッシュカンパニーという、キャストの方々も本当に素晴らしい方々がたくさん出ている巨大なカンパニーで、なかなか上演されないスタイルだと思います。何にしても、子どもたちの活躍が本当に素晴らしいです。あと2、3年経ったりすると、もし上演するとなったとしても今の子たちはいない訳なので、子どもたちはもうこの瞬間しかないわけですよ。やっぱり、その一瞬の煌めきみたいなものが舞台上で輝いているので、見に来られた皆さんも、明日への光みたいなものを持って帰っていただけると思いますので、大阪公演の『オリバー』も楽しんでください。そして、ナンシーも頑張って、その時代をタフに生きる姿が皆さんの現代を生きる源というか力になればいいなと思っています」と力強く語った述べた。
加えて、来年の抱負について聞かれると、「来年は、7年ぶりの連続ドラマに出演ということで、こんなラッキーなタイミングでドラマをやらせていただくことになって、しかもホームコメディーなので、楽しく皆さんと作品作りをしていきたいです。また、ここ最近やっていた舞台とは違う、映像チームで一つの作品を作るというのを楽しんで、来年はまた、新たなファンの方、お客さま、いろんな方と出会って、違う自分に出会えることを楽しみにしています」と目を輝かせた。
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