「科捜研の女」新シーズン初回に沢城みゆきが出演。 「一言一言なぜその言葉をチョイスしたのか、心情を丁寧に埋められたら」2021/10/03
テレビ朝日系で10月14日にスタートする連続ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8:00)の初回に、沢城みゆきがゲスト出演する。
ドラマは、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、一癖も二癖もある研究員たち、そして捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)らが事件の真相解明に挑む姿を描く科学ミステリー。season21となる新シリーズは、初回からマリコに警察庁への異動話が浮上するなど、現在公開中の劇場版さながらの波乱の幕開け迎える。
沢城が演じるのは、転落死した警察庁キャリアの元妻・水城和穂。和穂は大学の准教授を務めており、事件を受け事情を聞きに来たマリコや土門に対して、非友好的な態度を取る。また、元夫と別れた理由を語る和穂の言動に、異動話に悩むマリコは心揺さぶられることとなってしまう。
出演にあたり、声優の沢城は「今回は『なぜ私?』というところから始まり、声だけならまだしも、大学の准教授という役どころでしたので、いろんな意味で格好がつくのか未知数で…」と不安を感じつつも、「最終的には、自己評価は置いておくとして、できると思うからお声がけくださったという事実を軽視してはいけないと、都合よく自分の背中を蹴飛ばし、こんな機会はなかなか訪れるものでもなく、挑戦させていただくことにしました」と出演を決めた経緯を報告。
さらに、自身の役どころについては「自分の教室を訪ねて来たマリコさんや土門さんに対し、なかなかに攻撃的な第一声からスタートするのですが、一言一言なぜその言葉のチョイスになったのか、和穂の心情を丁寧に埋められたらと思いました。言葉自体がきつくても、言い方によっては腹が立たなかったりもしますよね。アニメはアフレコ前に絵コンテなどで自分が演じるキャラクターの表情を確認することができますが、ドラマはそれができず、実際に現場に入ってみないと分からない部分もあり、漠然と緊張しました」と、実力派声優らしいアプローチからも、役を作り上げていったことを語った。
沢城は今回が女優として顔出し出演するのは、2019年の連続テレビ小説「なつぞら」(NHK)以来、2作目となる。
女優業に関しては「私は優れた女優ではありませんが、新しいことに対する純粋な興味はあって、身の程は分かりながらも、機会をいただけるなら知らない世界をのぞきに行きたい、引き出しを増やしたいという気持ちを最終的には優先させてしまうところがあります。今回はとても貴重な経験をさせていただきました」と心中を明かした。
一方で、「声のお芝居なら峰不二子をやらせていただくこともありますが、実写ではそうはいかない(笑)。そういう見た目によって与えてしまう印象って自分じゃどうにも操作できないもんな…、どうしたらいいのかな…と声優業で演じることのできる役の幅の広さ、面白さを再認識しました」と、女優業、声優業の違いをあらためて実感した様子。
そして最後に「20年超えのシリーズドラマ。その歴史の中に参加させてもらえる機会をいただきました。放送日はもはや私にとって審判の日を迎えるようでおなかが痛くなるかもしれませんが、第1話は台本を読んだ時点で胸にくるものがあり、ドラマのファンの皆さまには早く見ていただきたいと思うようなストーリーです。ご期待いただけたらと思います」と視聴者にメッセージを送っている。
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