加藤千尋が縦型ショートドラマで主演!“闇鍋ギャンブル・バトル”が開幕2025/04/20

“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのメンバーのセントチヒロ・チッチとして活躍し、グループ解散後は俳優業に精力的に挑戦している加藤千尋が主人公を演じる本格縦型ショートドラマ「職場ギャンブラー」(1話・1分~数分/50話予定)の配信が、4月30日からショートドラマアプリ・UniReel(ユニリール)でスタートする。
「職場ギャンブラー」は、大企業の総務部に勤めるおとなしくて真面目な浅沼加奈子(加藤)が、突然始まった社員同士のボーナスを賭けた“生き残りギャンブルバトル”に心理戦で挑むさまを描く。加藤をはじめ、佐久間祥朗、石川恋、中川晴樹(ヨーロッパ企画)、ヤマゲン(ネコニスズ)、岩崎う大(かもめんたる)が出演することが明らかになり、併せてメーンキャストをトランプのカードの絵札に見立てたキービジュアルも公開された。
キービジュアルの中心にいるのはクイーンの加藤で、白のシャツというオフィススタイル。隣では同じくクイーンの石川が不敵な笑みを浮かべており、ジャックの佐久間と中川は上下逆さまで、キングの岩崎は腕を組んで正面を見据えている。ネクタイを締めたキングのヤマゲンは「いかにも」と言いたくなるようなこわもての中堅者。“生き残りギャンブルバトル”に翻弄(ほんろう)され、そして引き返せないところまでのめり込んでいく社員たちを表現しているかのようだ。
加藤は「初めての連続ドラマの主演を任せていただき、気の引き締まる思いでした」とオファーを受けた際の心境を明かしつつ、「ギャンブルのなかで繰り広げられるギョッとする心理戦と人間らしい一面の変化に注目してほしいです。個性的なキャラクター達にクスッとしたりドキッをもらえます」と見どころを紹介。加えて、「縦型ドラマなのでおうち以外でも見やすい作品だと思います。出勤時間や帰り道、そして生活の同僚のような作品になれますように。一緒にギャンブル楽しんでください!」と初の連続ドラマ主演作に期待を寄せている。
“毒女”社員役に挑んだ石川は「周りを見下す嫌な女性を思いっきり演じたので、イラッとするかもしれませんが、、そこは注目してもらいたいポイントです! ギャンブルを通してあぶり出されていく、欲望のぶつかり合いをどうぞお楽しみに」とちゃめっけたっぷりにコメントしている。
職場が突然“欲望むき出しの戦場”へと変わってしまう中、ぶっ飛んだ社長を演じる岩崎は「とにかくクレイジーな作品なので、お楽しみに!」と呼び掛けている。
キャスト コメント
■加藤千尋(浅沼加奈子役…大企業の総務部に勤める。誰よりも真面目に働いてきた)

――オファーを受けた時の心境を教えてください。
「台本を読ませていただいて、職場でただギャンブルをするわけではなく、それぞれに人間ドラマがありその中で翻弄される加奈子や周りの人たちの変化も見ていたくなる作品だなと思いました。初めての連続ドラマの主演を任せていただき気の引き締まる思いでした」
――加奈子のどんなところに注目してほしいですか?
「内気な彼女がさまざまな同僚とどのように戦ってどう成長いくのか、優しさの中にもどこか強い意志が見える加奈子の存在の成長を見守ってほしいなと思います。そして、個性的なキャラクターたちに注目してほしいです!」
――心理戦を演じるにあたり、気を付けたことを教えてください。
「セリフ意外の無言の中にある心情の変化を表現することが難しくもあり、大事にしていました」
――撮影で印象に残ったエピソードを教えてください。
「カメラワークや照明、監督の個性も生かされた撮影の仕方が印象的でした。毎日クリエーティブな皆さんを見て刺激を受けて、照明さんのお手伝いをちょっぴりさせてもらったりする時間も楽しかったです」
――本作の見どころを教えてください。
「“ギャンブル”のなかで繰り広げられるぎょっとする心理戦と人間らしい一面の変化に注目してほしいです。個性的なキャラクターたちにクスッとしたりドキッをもらえます」
――配信を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
「縦型ドラマなのでおうち以外でも見やすい作品だと思います。出勤時間や帰り道、そして生活の同僚のような作品になれますように。一緒にギャンブル楽しんでください!」
■佐久間祥朗(ウルフ役…特殊能力をもつ清掃員)

――オファーを受けた時の心境を教えてください。
「普段テレビや作品などでお目にかかる方たちと、どのように自分が関われるかを考えていました。とにかくそれだけで頭がいっぱいでした」
――ご自身が演じるキャラクターのどんなところに注目してほしいですか?
「謎が多く、時折何を考えているか分からない言動と行動するシーンが見受けられるところです」
――配信を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
「愛のある共演者さん、スタッフさんと共に作り上げた作品になります。ぜひご覧ください」
■石川恋(桜井玲子…⾊気がある女性社員。⾃分のことしか考えていない)

――オファーを受けた時の心境を教えてください。
「SNSを見ていると縦型ショートドラマが流れてくることが多く、最近さらに需要が高まっているのを感じていましたし、自分自身いつもついつい見入ってしまうのでとても興味がありました」
――脚本を読んだ時の感想を教えてください。
「『職場にある物でこんなに多種多様なギャンブルを作れるんだ!』と驚きました。非現実的なお話ではありますが、最初は消極的だった加奈子が、物語が進むに連れて“ギャンブラー”になっていくさまはとてもリアルで興味深かったです。欲望にまみれ、ギャンブルに負けクビになっていく社員たちのことを思うと、堅実に生きるのが一番だとあらためて思わされました」
――玲子のどんなところに注目してほしいですか? また、自分のことしか考えない玲子ですが、演じるにあたり気を付けたことを教えてください。
「玲子は加奈子が一番最初にギャンブルで戦う相手ですし、今回は癖のあるキャラクターばかりが登場するので、登場から強いインパクトを残せたらと思いました。周りを見下す嫌な女性を思いっきり演じたので、イラッとするかもしれませんが、そこは注目してもらいたいポイントです!」
――撮影で印象に残ったエピソードを教えてください。
「縦型ショートドラマということで、画角が限られている中でも視聴者を飽きさせない工夫がところどころに散りばめられていたのが印象的でした。今まで見たことのないカメラを使っていたり、細かいカットでも照明や演者の動き一つ一つをこだわって撮影していたので、それらがどのようにつながっているのか私自身もとても楽しみにしています」
――配信を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
「少し何かを手に入れると、もっともっとと欲張りになってしまう。一発逆転を狙えるのもギャンブルだからこそ。あるもので満足できたら平和でいられるのに、あれもこれもと欲しがってしまうのが人間の駄目なところかもしれません。ギャンブルを通して炙り出されていく、欲望のぶつかり合いをどうぞお楽しみに」
■ 中川晴樹(田原雄三役…家で1⽇中ユーチューブを⾒ているリモート窓際社員)

――オファーを受けた時の心境を教えてください。
「実は、浅沼加奈子役の加藤千尋さんは、BiSHのセントチヒロ・チッチを名乗っていた時代からの推しで、僕にとっては神様みたいな方でして、『一緒にお芝居をするなんて恐れ多すぎる!』と震えていたら、僕はリモートでギャンブルに参加する役で、加藤さんとは会わずに撮影と聞き、ホッとすると同時にガッカリもしました」
――ご自身が演じるキャラクターのどんなところに注目してほしいですか?
「めちゃくちゃクズな役なんですけど、ポップなクズにしたくて、思い切り振り切って演じました」
――撮影で印象に残ったエピソードを教えてください。
「ネコが全然なついてくれなくて、かなりドキドキしました。たぶん僕がイヌ派なのがバレてました」
――配信を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
「ハチャメチャ作品です。『なんでや!』とツッコミながら、見てください!」
■ヤマゲン(黒沢浩平役…優秀な社員。男⼥差別が激しい)

――オファーを受けた時の心境を教えてください。
「お芝居の仕事のオファーは純粋にうれしかったです。実は僕は六つ下に双子の弟がいまして、そいつらが映画監督と俳優をやっているんです。兄弟3人で一緒にFUTANOGOというチームで映像作品作ったりしているので、『弟たちとやってきたことを思いっきりかますぞ!!』って気持ちでした」
――ご自身が演じるキャラクターのどんなところに注目してほしいですか?
「今の時代にはなかなかいない、ステレオタイプの嫌な関西人なんですけど、不本意ですがやりやすかったです。いやらしい笑い方を見てほしいです」
――撮影で印象に残ったエピソードを教えてください。
「チッチさんの髪の匂いをかぐシーンで僕がチッチさんになかなか詰め寄れず、監督に何度も『もっと近寄って!』と言われました。近寄って匂いをかいでいる顔がガラスに反射して見えたんですが、めちゃくちゃキモい顔してました」
――配信を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
「縦型ショートドラマという新しいジャンルで、このような作品に参加できたことをうれしく思ってます。感想はじゃんじゃんSNSで発信してほしいです! その感想を見たいです! よろしくお願いします!」
■岩崎う大(橋本正義…社⻑。イカれている)

――オファーを受けた時の心境を教えてください。
「めちゃくちゃな社長の役ということだったので、面白そうだと思いました」
――ご自身が演じるキャラクターのどんなところに注目してほしいですか?
「生物として強いところに注目してほしいです」
――撮影で印象に残ったエピソードを教えてください。
「小道具のサラミが今まで食べたサラミで一番おいしかった」
――配信を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
「とにかくクレージーな作品なので、お楽しみに!」
■津野励⽊(監督)
「泣かせなし! 社会派メッセージなし! 不倫愛憎劇もなし! これは『純粋なバカバカしさ』のみで正面突破する変化球ショートドラマ! 脚本のブッ飛んだ設定に『どういうこと?』や『んなわけあるかい!』をマシマシでブチ込んだ『え? いま何が起こったの? ちょっと巻き戻して確認していい?』系闇鍋ギャンブル・バトルの開幕です!」
【コンテンツ情報】
「職場ギャンブラー」
UniReel
4月30日から配信
この記事をシェアする