桐谷健太、主演ドラマ「いつか、ヒーロー」の現場は「毛並みがそろっている!?(笑)」2025/04/06 23:10

TVerでは、ABCテレビ・テレビ朝日系のドラマ「いつか、ヒーロー」(日曜午後10:15)を配信開始。主人公・赤山誠司を演じる桐谷健太がメッセージを寄せた。
「いつか、ヒーロー」は、「離婚弁護士」「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」(共にフジテレビ系)や「ハゲタカ」(NHK総合)など数々の社会派ヒットドラマを生み出してきた脚本家・林宏司氏による5年ぶりのオリジナル作品。お金もなければ仕事もない、20年間消息不明だった謎の男・赤山が、夢を失くした若者たちと共に腐った大人をたたきのめす不屈の復讐(ふくしゅう)エンターテインメントだ。

――演じる赤山誠司の魅力を教えてください。
「どんな状況に置かれても、はいつくばってでも立ち上がる。すごく過酷な経験や過去を背負っているけれど、それでも明るく人生を生き抜く姿には、きっと何か感じるものがあるんじゃないかなと思います。それから、二面性があるところ……いや、“あったところ”といった方がいいかもしれませんが、そこも魅力だと思っています」
――第1話の見どころは?
「林先生の脚本はもちろん、アベラヒデノブ監督も本当にすてきな監督さんなので、すごく魅力的な作品になっていると思いますね。最初は児童養護施設から赤山が消息を絶つところから始まりますが、いろいろなことがあり20年たって……というところまで、まず第1話でバーンと描かれるので、とても衝撃的で、内容も濃密だし、先が読めない展開になっているのではないかなと。まだクランクインしたばかりですが、『目が離せないドラマになればいいな』と思いながら撮っています」
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「雰囲気はとてもいいですよ。みんな早くも毛並みがそろっているというか……毛並みは違うか(笑)。足並みがそろっていて、みんなで同じ方向を向いていると思います。まだ撮影3日目(※取材時)なので、『こういう現場です!』と言っても『何が分かんねん!』という話かもしれませんけど、みんなそれぞれの持ち場でやれることを全力でやっている感じが伝わるので。僕自身も、なぜかこの作品に対して『節目の作品になるんだろうな』という感覚があるので、全力で、体当たりでやっていきたいなと思っています。毛並みもそろっていますしね(笑)」
――では、TVerでドラマをご覧になる視聴者へメッセージをお願いします。
「TVerなら繰り返し見られるので、『ここってどういうことだ!?』と気になった部分を再確認できますし、自分の集中できるタイミングで、お好きな空間で見ていただけたらうれしいです。きっと没入感のある作品になっていると思うので、何度でも楽しんでいただけたらと思います!」

【コンテンツ情報】
「いつか、ヒーロー」
TVer
日曜、地上波放送終了後から配信
※ABCテレビ・テレビ朝日系で日曜午後10:15~11:09に放送。
<第1話 あらすじ>
児童養護施設の職員・赤山誠司(桐谷健太)は、恵まれない環境で育ちながらも、将来の夢や希望を抱いている子どもたちの姿を見て確かな未来を信じていた。そんなある日、あることをきっかけに赤山は突然消息を絶つ。そして20年後。再び帰ってきた赤山が目にしたのは、夢や希望を失い、絶望の淵に立つ、変わり果てた姿の5人の教え子たちだった。20年ぶりに再会した恩師と教え子たちは、ぶつかりながらも絆を深めていく。やがて何者でもない彼らが世代を超えて手を組み、腐った巨大権力を相手に立ち向かっていく。
キーワード
この記事をシェアする