生田斗真主演「俺の話は長い」のオリジナルストーリーが配信。杉野遥亮らが出演2025/03/24

　3月30日、4月6日に日本テレビ系で放送されるSPドラマ「俺の話は長い〜2025・春〜」（午後10：30）。Huluでは、オリジナルストーリー「海星のクラッチ日誌」を本編放送終了後から1話ずつ（全2話）を独占配信することが決定した。

　生田斗真が主演を務め、2019年にオンエアされた日本テレビ系連続ドラマ「俺の話は長い」。脚本家・金子茂樹氏による完全オリジナル作品である本作は、無職のニートで、屁理屈を駆使して自分の駄目さをごまかし続けて生きてきた岸辺満（生田）の奮闘や挫折と、それに翻弄（ほんろう）されながら絆を深めていく家族の物語を描いたホームドラマだ。30分2本立てというチャレンジングな構成の中で、テンポのいい会話劇と人間味あふれる魅力的なキャラクター描写と丁寧な日常描写が評され、「第38回向田邦子賞」など数々のアワードを受賞した。

　そんな「俺の話は長い」が、5年ぶりにパワーアップしてカムバックする「俺の話は長い〜2025・春〜」。放送終了後から、Huluでは見逃し配信がスタートし、Huluオリジナルストーリー「海星のクラッチ日誌」が本編放送終了後から1話ずつ独占配信される。

　オリジナルストーリーの主人公は、満の行きつけのバー「クラッチ」の雇われ店長・駒野海星（杉野遥亮）。彼は客の相手をしている時、本当のところ何を考えているのか？　満きっかけで次々とやってくる岸辺家、秋葉家の面々の相談事や家族の絆を優しく受け止めつつ、彼らを全力で見守りもてなす海星の思いと生きざまが海星目線で映し出される。地上波放送本編のシーンとつながる、海星とレギュラーメンバーの本編後日談でもあり、どのシーンの続きなのか、あの後こんなことになっていたのかという部分を楽しむことができる。

　杉野は「台本を読んで、あ、え、海星ってこんな人だったの!?　と思いました。5年前にはお会いすることができなかった方々に会えたり、本編の裏ではこういうことがあったのね！と思ったり、『クラッチ』ってそういう店なんだ、と思ったり。初めて知ることが多かったです。本編を見て『クラッチ』に訪れてみたくなった方はぜひ、よろしくお願いします！」とアピール。

　番組を手掛ける櫨山裕子プロデューサーは「『俺の話は長い』チームの総力を結集！　出演者全員野球でお送りします。ちょっとテキトー、たまに千里眼の駒野海星。岸辺一家を長いこと見守ってきました。そう、彼も岸辺家の家族の一員なのです。今回はそんな海星のヘンな一面をふんだんにお見せしつつ、岸辺家をこよなく愛する彼の愛の行方を描きます」と明かしている。