Feature 特集

2025年Netflix注目アニメを携え小林千晃ら豪華声優陣がステージに登壇!2025/03/24

2025年Netflix注目アニメを携え小林千晃ら豪華声優陣がステージに登壇!

 Netflixが、3月22日に世界最大級のアニメの祭典「AnimeJapan 2025」において、「Netflixスペシャルステージ」を開催した。ステージには、「ムーンライズ」から小林千晃、「BEASTARS Final Season」から小林親弘&主役のレゴシ、「アーケイン」から小林ゆう、そして「My Melody & Kuromi」のマイメロディが登壇し、それぞれ作品の魅力を語った。

2025年Netflix注目アニメを携え小林千晃ら豪華声優陣がステージに登壇!

 4月10日に独占配信される「ムーンライズ」は、小説家・脚本家の冲方丁氏が原作、漫画家の荒川弘氏がキャラクター原案、肥塚正史氏が監督、WIT STUDIOがアニメーション制作を手掛ける完全新作SFアニメーション。AIに委ねられた近未来を舞台に、月の反乱軍に家族を奪われたジャック(声・小林千晃)が、地球軍の調査兵として月へ向かう物語だ。

2025年Netflix注目アニメを携え小林千晃ら豪華声優陣がステージに登壇!

 小林千晃は「『ムーンライズ』はWIT STUDIOさんが本当の本気というか、とんでもない作画と演出で、ものすごく気合を感じました。監督をはじめ、豪華なクリエーターの方が携わっているんですけど、命を削るくらいの気持ちで向き合われているので、ぜひたくさんの方に楽しんでいただきたいです!」と熱弁。ステージ上で追加の声優陣も発表され、主題歌「大丈夫」を担当しているアイナ・ジ・エンドが声優も務めている。「アイナさんが演じるマリーは物語のキーキャラクターなんですけど、アイナさんにしか演じられない魅力的な人物なので、ぜひ注目いただきたいです」とコメントした。

「BEASTARS Final Season」(Part1=独占配信中、Part2=Coming Soon)は、肉食獣と草食獣が共存する世界を舞台に、悩めるハイイロオオカミの青年・レゴシ(声・小林親弘)が種族間の違いに葛藤しながら成長していく青春ドラマ。

2025年Netflix注目アニメを携え小林千晃ら豪華声優陣がステージに登壇!

 ステージ上にレゴシが登場し会場が沸く中、小林親弘がレゴシの後ろにスッと回り込み自己紹介。「ハイイロオオカミのレゴシと言います。17歳です。皆さんお集りいただいてありがとうございます。『BEASTARS』という作品はですね、草食獣と肉食獣が共に住んでいる世界を舞台に、皆が共存していくにはどうしたらよいのだろう…という物語です。今回は、僕が社会人として社会に向き合っていくという話です」と説明し、ほほ笑ましい連携を見せた。また、今後Part2で描かれる物語について、小林親弘は「牙のあるメロン(声・沖野晃司)というキャラクターは、草食獣と肉食獣の間に生まれた“ミックス”という存在。レゴシはうさぎのハルちゃん(声・千本木彩花)が大好きで、結婚して一緒に生活したいと思っていて、将来生まれた子どもがメロンのようになるのでは、と思っています。でもメロンはすごく悪いヤツで、メロンが幸せになるにはどうしたらいいのかと奮闘するのが見どころの一つです」と力を込めた。

2025年Netflix注目アニメを携え小林千晃ら豪華声優陣がステージに登壇!

 世界的に大人気の株式会社サンリオのキャラクター・マイメロディとクロミが主人公のストップモーションアニメシリーズ「My Melody & Kuromi」(7月独占配信)。世界中で愛される2人のアドベンチャーストーリーの誕生を祝し、マイメロディが登場した。「こんにちは、マイメロディです。メロディ、みんなに会えて、とってもうれしい〜」とキュートにあいさつ。本作は、マイメロディとクロミが住むマリーランドが舞台だ。「メロディ、夢だったお菓子屋さんを開くことになったの。みんなにもメロディの作ったお菓子、食べてもらいたいな!」とPR。

 続けて、世界最高峰のオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」が原作で、Netflix史上最も人気を誇るアニメシリーズの一つ、「アーケイン」(シーズン1〜2独占配信中)。シーズン1は、第74回プライムタイム・エミー賞で配信作品初となる最優秀アニメーション作品賞ほか4部門を受賞し、第49回アニー賞でも9部門を受賞した。シーズン2も、先日発表された第52回アニー賞で7部門の快挙に輝くなど世界中をとりこにしている。繁栄を遂げる都市・ピルトーヴァーと、その下に広がる町・ゾウンを舞台に、敵同士として戦いに身を投じる姉妹・ヴァイ(声・小林ゆう)とジンクス(声・上坂すみれ)の運命が壮大なスケールで描かれていく作品だ。

2025年Netflix注目アニメを携え小林千晃ら豪華声優陣がステージに登壇!

 小林ゆうは、まず、「“ヴァイオレンス”のヴァイだ!」と名ゼリフを全力で披露。本作に対する愛着をにじませながら「ヴァイさんは生まれも育ちも大変な境遇で、とても貧しくて、生きていくのが大変な思いをしている地域の方。一方で裕福な地域もある世界でいろいろな葛藤を抱え、どうしても戦わなければ生きていけない、という状況に追い込まれていくんです。作品に足を踏み入れていただけると、抜け出したくない!と思ってもらえること間違いなしです」と熱く語り、「音楽も映像も素晴らしくて美しく、アクションシーンも目が離せないんです。ストーリーが群像劇になっているので、お一人お一人にドラマがあるんです」と猛プッシュした。

2025年Netflix注目アニメを携え小林千晃ら豪華声優陣がステージに登壇!

 また、カプコンの同名アクションゲームが原作、アディ・シャンカルが製作総指揮、スタジオミールがアニメーション制作を手掛ける、ワールドワイドな新作アニメシリーズ「Devil May Cry」(4月3日独占配信)の日本語吹替版の声優がステージ上で発表。仲介屋や友人からの依頼を受け、さまざまな悪魔を狩る日々を過ごす男・ダンテを森川智之、多彩な銃を操るデビルハンターのレディ役には折笠富美子、バージル役には平田広明の参加が発表され、彼らの声が吹き込まれた日本語吹替版予告も解禁された。

 最後に、小林ゆうは「『アーケイン』ももちろんなんですけど、親弘さんの生アフレコを見させていただいたり、『ムーンライズ』の発表もすばらしくて、本当にうれしかったです!」、小林親弘は「『BEASTARS Final Season』Part1の最後が気になる展開で終わったと思いますが、次もすごい展開が待っています。ご期待ください」、小林千晃は「『ムーンライズ』はものすごいクオリティーで作られているので、とにかく見ていただけたらうれしいです」とメッセージ。「Netflixスペシャルステージ」は大いに盛り上がり、幕を閉じた。

 なお、ステージでは、「SAKAMOTO DAYS」(配信中)、「炎炎ノ消防隊 参ノ章」(4月5日独占配信)、「アオのハコ」(配信中)、劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」(配信中)、「リヴァイアサン」(25年独占配信)、「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」(配信中)、「ババンババンバンバンパイア」(独占配信中)といった、25年にNetflixで配信されるアニメ作品が映し出されるラインアップ特別映像とヒーローアートも解禁された。

 今後配信を控えているものとして、炎が導く灼熱のダークファンタジーで、世界を守る“シンラ”と消防官たちの最終決戦を描く「炎炎ノ消防隊 参ノ章」(4月5日独占配信)。人類の存亡を懸けた全世界の神代表vs人類代表の一対一の13番勝負、運命の最終闘争を描く「終末のワルキューレⅢ」(25年配信)。久石譲氏がオリジナルソング、オレンジがアニメーション制作、クリストフ・フェレラが監督を務めるシリーズ「リヴァイアサン」(25年独占配信)や、「光が死んだ夏」(25年夏配信)など。Netflixが世界へ放つ多彩なアニメ作品群に、今後も注目しよう!

>>>【最旬!動画配信トピックス】記事一覧はこちら



この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.