吉田美月喜から見た「恋愛革命」姫ノ宮レイ＆伊藤悟コンビは相性ばっちり！2025/02/06

　TVerでは、嶋﨑斗亜（Lil かんさい）が主演するABCテレビの連続ドラマ「恋愛革命」（土曜深夜1：00、関西ローカル）を配信中。第5話の配信を前に、王子凛役の吉田美月喜が見どころなどを語った（※第4話のネタバレあり）。

　232（イサミ）氏による韓国発の人気webtoonを原作に、大注目の若手キャストが集結しドラマ化した「恋愛革命」。連ドラ初主演となる嶋﨑がいちずな天真らんまん“ワンコ男子”・姫ノ宮レイを熱演し、恋はしないと決めたクールなヒロイン・凛を吉田、レイの親友・伊藤悟を連ドラ初出演の山中一輝（AmBitious）が演じる。親の事情で1人暮らしを始めたレイは、引っ越し当日、凛と運命的な出会いを果たす。入学式の日、レイは定期を忘れてしまい、バスに乗れず困っているところを凛に助けてもらい、恋に落ちる。さらに、凛と同じクラスになり、幼なじみの悟やクラスメイトたちに助けられながら、凛に近づこうとするレイ。「好き」という思いを伝えるため、大量のあめをプレゼントしたり、ギターでオリジナルソングを披露したりする。しかし、凛は「恋愛はしない」と決めていて、レイを避けるように。それでもめげないレイはアプローチを続ける。

――吉田さんが演じる凛の“推しポイント”はありますか？

「凛の推しポイントは、やっぱり究極のツンデレです。ツンが多いんですけど、回を重ねるごとにちょっとずつデレの部分が見えてくるのが、このキャラクターのかわいいところじゃないかなと思います」

――では、嶋﨑さんが演じるレイと、山中さんが扮（ふん）するレイに振り回される幼なじみ・悟の魅力は？

「レイは、真っすぐなところが一番の魅力だと思います。あれほどの“真っすぐさ”はなかなか持てるものではないので、すごく勇気づけられるキャラクターだなと思いますね。悟は、なんだか面白いです（笑）。作品の中で『いやいや悟、ちょっと鈍感すぎるだろ』と思ってしまうような悟が個人的にはツボで。そんなレイと悟のコンビは相性がいいし、見ていてすごく楽しいです」

――嶋﨑さんと山中さんの印象は？

「嶋﨑さんはご自身で『レイの気持ちが分かる部分がある』とおっしゃっていましたけど、私は初めに脚本や原作を読んだ時に『レイのキャラクターって難しいな』『このパッとした明るさを出せる人って、なかなかいないよな』と思ったんです。でも、嶋﨑さんに初めてお会いした時から、人を巻き込んで空気を明るくする力を持っている方だなと感じて、それがレイにもぴったりだなと思いました。山中さんは、メインキャラクターの中では実年齢が一番年下の16歳なんです。外見は大人っぽく見えるけれど、しゃべり出すと年相応というか（笑）。悟が普段の山中さんと違いすぎるので、そこがちょっと面白いところでした」

――第4話のラストに凛とレイの関係に変化が起こりますが、演じられた感想は？

「凛が告白をOKして付き合うことにはなるんですが、凛の中にはいろいろなコンプレックスがあって、付き合っているのに『本当にこれ付き合ってるの？』と思うようなことをしてしまうんです。それでもレイが真っすぐについてきてくれるって、本当にすごいことだなと。でも、ここから徐々に凛の過去に何があったのか、というところが見えてくると思うので、楽しみにしていただけたらうれしいです」

――レイはとにかく真っすぐに思いをぶつけてきますが、もし吉田さんが凛だったら、いかがでしょうか？

「あんなに真っすぐに好意を伝えてくれることってなかなかないと思うので、初めはちょっと困惑しちゃうんじゃないですかね。私はどちらかと言うと一歩引いてしまうタイプなので、初めは『うわぁ』と思ってしまうかもしれないです。でも、あそこまでずっと（好きだと）言ってくれたら、シンプルにうれしいですよね。レイは凛が何を言ってもついてきてくれるから、すごくいい子だなって（笑）。それと同時に、それだけレイから好意を寄せられる凛も、すごく魅力的な女性なんだなと思っています」

――2025年は「恋愛革命」から始まりましたが、吉田さんの今年の目標は？

「『恋愛革命』は、自分にとって挑戦的な作品で。ここまでしっかりと恋愛をテーマにした作品をやることがなかったので、とてもいい刺激になりました。これを機にまだやったことのないジャンルにどんどん挑戦して、演技の幅を広げたり、自分では知らない自分の一面や、いろいろな引き出しを見つけられる年にしたいなと思っています」