「フォレスト」主演・岩田剛典が語る“愛”と“うそ”2025/01/19 12:00
比嘉愛未と岩田剛典がダブル主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ「フォレスト」(日曜午後10:15=ABCテレビ制作)が、TVerで配信中。本日1月19日の第2話放送を控え、岩田が心境を語った。
完全オリジナル作品である「フォレスト」は、龍居由佳里氏の原案で、脚本は山岡潤平氏が手掛けている。愛とうそが絡み合う究極のラブサスペンス。同棲してまもなく1年を迎える恋人同士の幾島楓(比嘉)と一ノ瀬純(岩田)は、お互いにうそをついていた。それぞれが抱えるうそと、そこに隠された真実が明らかになった時、2人は“人間不信の森”=フォレストへ迷い込んでいく。
――ご自身が演じる純という役をどう捉えて、どう演じようと考えていますか?
「一番謎が多い人物として描かれていて、話が進むにつれて少しずつ明かされていきます。まだ言えないことが多いのですが、一つ言えるのは、比嘉さん演じる楓に対する純の思いは変わらないということ。それをブラさずに演じていこうと思っています」
――比嘉さんとは、初共演にして恋人役。印象を聞かせてください。
「本当に明るくて、現場のムードメーカー的存在です。居心地のよい空間をつくってくださって、とてもいい気持ちになります。こういった題材の作品なので、シリアスな展開が続くのですが、彼女のおかげでカメラが回っていないところでは笑い声が絶えません。現場の雰囲気はとてもいいですね」
――ドラマの内容にかけて伺います。岩田さん自身は、“愛”に“うそ”は必要だと思いますか?
「ないに越したことはないと思いますが、相手を思っての優しいうそなら、時には必要だとは思います。傷つけない言葉選びだったり、あえて言わないほうがいいこともあるだろうし、それは恋人同士という関係性じゃなくとも、配慮という線引きは必要だと思います」
――大切な人が何かうそをついていると気付いた時、岩田さんだったらどのように対応をしますか?
「うその内容にもよりますね。小さくささいなものならスルーしてしまうと思いますが、大きいことであれば直接相手に聞くと思います。それも、恋愛に限った話ではありません。本当に大事な友達が大きなうそを抱えていたならば注意します」
――ちなみに、所属する三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーと“愛”について話したりすることはあるのでしょうか?
「ないです、ないです! 一度もない! 愛を歌った楽曲などもありますが、その表現はすべてボーカルにお任せしているので、メンバーと愛について語ることはこれからもないかな(笑)」
――それでは、第1話の特に印象深いシーンを教えてください。
「やはり、ラストシーンです。純は誰に会いに行ったのか。『純」ではない名前で呼ばれていたのはどういうことなのか。謎だらけで終わった第1話でしたが、“『フォレスト』というストーリーが始まったな”と感じさせるシーンになっていたと思うので、繰り返し見てほしいです」
――今後の展開についての見どころと、視聴者へメッセージをお願いします。
「第1話から意味深な描写があったと思いますが、話が進むにつれて、その謎が回収されていきます。登場人物もうそつきばかりなのですが、その意外性も皆さんを楽しませる要素の一つになってくると思います。そして何より、純と楓のラブストーリー。この先いろいろな問題が待ち受けているのですが、その中で愛を貫けるのか?…という部分にぜひ注目していただきたいです」
第2話。実家への訪問をきっかけに、楓は純がうそをついていると気付き、不安にさいなまれる。その頃、純はケアハウスで自分のことを「リョウスケ」と呼ぶ女性(黒沢あすか)に会っていた。翌日、出社した楓は、母・鈴子(松田美由紀)が勤務先のフラワーギフト会社を買収したことを知り、その身勝手さに怒り震える。ところが、鈴子は、楓が“3年前の事件”から逃げ続けている事実を突きつける。
【コンテンツ情報】
「フォレスト」
テレビ朝日系
日曜 午後10:15~午後11:09
※TVerで配信中
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