東京03・角田晃広が宇宙人役で話題沸騰！バカリズム脚本「ホットスポット」2025/01/18 12:00

　日本テレビ系連続ドラマ「ホットスポット」（日曜午後10：30）が、TVerで配信中。第1話で、宇宙人であることが発覚して話題を呼んでいる高橋孝介を演じる角田晃広（東京03）が作品の魅力などを語った。

　脚本をバカリズムが手掛け、市川実日子が主演を務める「ホットスポット」は、シングルマザーと宇宙人との不思議な出会いを描く“地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー”。物語の舞台は、富士山のふもとにある山梨県の小さな町だ。

　地元のビジネスホテルで働く遠藤清美（市川）は、支配人の奥田貴弘（田中直樹）の下、同僚の磯村由美（夏帆）、沢田えり（坂井真紀）、高橋らと平凡な日々を過ごしていた。そんなある日、清美は交通事故に遭いそうになり、間一髪のところで命を救われ、同僚の高橋が宇宙人であることを知る。絶対に他言無用の“その秘密”を、我慢できずに幼なじみの中村葉月（鈴木杏）と日比野美波（平岩紙）に話してしまったことから、彼の機嫌を損ねないように気遣いながら、日常の中でちょっとした事件の解決をお願いするように。平凡だった清美の日常が変わり始める。

――第1話で、ご自身が演じる高橋が宇宙人だと判明しましたが、今のお気持ちは？

「これまで黙っているのが苦しかったですね。（番宣などで）このくらいは言って大丈夫なのかな、駄目なのかな、というのが難しかったですから。僕、宇宙人なんですよ！（笑）」

――まず、高橋役に関して驚いたことなどありますか？

「最初は、“宇宙人”という話だけを聞いて台本を読んだので、『あ、（地球人との）ハーフなんだ』とか『（能力を使うと）副作用があるんだ』とか、そういう細かいところまで完璧に行き届いていることがすごいなと思いました。高橋は宇宙人であることを隠して生きてきて、初めて清美さんに言ったわけですよ。だから、やっぱりうれしいんでしょうね（笑）。（清美の）幼なじみの輪に入ったり、なんだかんだ言いながら、話が進むにつれて距離感が縮まっていくようなところも見てもらえたらいいなと思います」

――元日に放送された『ゴッドタンSP 第22回芸人マジ歌選手権』（テレ東）では、バカリズムさんから「（ドラマ撮影の）現場を回してる」というお話もありましたが…。

「いやいや、そんなねぇ。ちょっとですよ、ちょっと。取材の時とかに、質問を振ったりするのを“回す”っていうのかなぁ。分からないですけど、そんなそんな、全然ですよ」

――実際、役者としての現場は、普段と心持ちも違うのでしょうか？

「今回はバカリズム脚本ということで、個人的にはちょっとコントのつもりでやれる部分もあったりして。お客さんはいないけど、スタッフさんにすごく笑ってくださる方もいるんですよ。そこを目がけて『ウケたいな』みたいな気持ちでやっているので（笑）、『ホットスポット』に関しては、（芸人としての心持ちと）そんなに変わらないかもしれないです」

――あらためて、脚本家・芸人としてのバカリズムさんの魅力はどのように感じていますか？

「本当にすさまじいですよね。芸人としての視点やセンスもそうですけど、ドラマの脚本に移行しても、それをさらに見応えのあるものにできるし、お話も作れるし。さらにはバラエティーの仕事もしつつ、自分のライブもしつつ、もう信じられないですね。ちょっとおかしいとしか思えないくらい。尊敬を超えますよね、『な、な、何!?』くらいの領域です」

――共演者の方とのエピソードで、印象的だったことはありますか？

「皆さん楽しい方で、いい距離感で和気あいあいとやっていますけど、一度現場から別の現場に移動する時に、鈴木杏さんが先に車で出たのでついて行ったら、途中で巻かれました（笑）。向こうも気付いてくれてるかなと思っていたんですけど、全く気付いてなかったみたいですね。微妙な信号のタイミングで思いっきり巻かれて、急いでナビを入れました（笑）。あと、僕は12月が誕生日で、市川さんからはお茶と茶器、（平岩）紙さんからは植物性のハンドソープ、杏さんからは自分で（イラストを）描いたTシャツをいただきました。実は撮影が始まってすぐに紙さんの誕生日があって、僕だけ何もあげなかったんですよ。やばいやばいと思って急いであげたんですけど、あげておいてよかったなと。危なかったです（笑）」

――それでは、今後ドラマを見る上で、“ここに注目するとより楽しくなる”というポイントを教えてください。

「幼なじみ3人から『やってくれません？』と頼まれたお願い事を、どういうふうに高橋が能力でクリアしていくのか。結構CGを使った撮影もやっているんですよ。第1話の自転車シーンも、市川さんと一緒にロープでつるされていますからね。映ってる時間はあんなもんですけど（笑）。能力なので、使われるのは一瞬なんです。でも、そこには長い道のりがあるので、『そんなお願い事に、こんなに頑張ってるの!?』というところも見てもらえればいいなと思います」

――TVerならではの楽しみ方はありますか？

「やっぱり“繰り返し見られる”というところが一番ですよね。このドラマは第1話からいろいろと伏線が張ってあるんです。なので何度か見返してもらって、第2話、第3話と物語が進んでからまた第1話を見てみると、何か気付きもあると思います」

――第1話のファミリーレストランでのシーンに、“ある俳優さん”が出ていると話題になっています。

「ファミレスのシーンでは、僕が10円玉を曲げる以外に能力を使うところがあるんです。そこをちょっと見直してもらえたら、今後につながることがあるかもしれないです⋯けど、あんまり言うとね、あれですから。あとは繰り返し見てもらえたらと思います（笑）」

　第2話では、高橋が実は宇宙人だという秘密を共有することになった清美、葉月、美波が、ランチ会で近況報告。たわいもない会話をしていると、葉月が相談があると切り出す。小学校教師である葉月は、今後の教師生命が危ぶまれる面倒なトラブルに巻き込まれていた。高橋を頼って解決しようとする清美たちは、能力を使うことをためらう高橋を説得。事態収拾のために、深夜の小学校に忍び込むが…。

【コンテンツ情報】
「ホットスポット」
日本テレビ系
日曜　午後10：30～午後11：25
※TVerで配信中

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