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「スター・ウォーズ スケルトン・クルー」ジュード・ロウ、子どもの目を通して見る世界に興奮2024/12/24

「スター・ウォーズ スケルトン・クルー」ジュード・ロウ、子どもの目を通して見る世界に興奮

 4人の少年少女と謎のフォース使いが壮大な冒険を繰り広げる、新たな「スター・ウォーズ」、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」がディズニープラスで配信中。謎のフォース使いを演じるのは、「ファンタスティック・ビースト」シリーズでダンブルドアを演じているジュード・ロウ。12月6~8日に開催された「東京コミックコンベンション2024」で来日も果たしたロウが、作品にまつわるエピソードなどを明かした。

――「ファンタスティック・ビースト」やMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品といった多くの人気シリーズに出演していますが、「スター・ウォーズ」の世界に参加した感想を聞かせてください。

「この物語の主人公を、10歳ぐらいの子どもたちにするというのは、とてもシンプルでパワフルだと思います。なぜなら、僕たちが愛してやまない世界を、突然、畏敬と驚きと恐怖に満ちた子どもたちの目を通して、新鮮な目で見ることになるからです。僕はそれを賢いやり方だと感じたし、そこに参加できることに興奮しました」

――ジョッドというキャラクターを演じるために、どんな準備をしましたか? 過去の「スター・ウォーズ」シリーズを参考にしましたか?

「子どもの頃に『スター・ウォーズ』はとても大きな影響を与えてくれました。だから、僕はすでにかなり多くのことを知っているような気がしていました。でも、ジョッドがどこから来ていて、どのような道徳的基盤を持ち、このユニバースの中でどのような位置にいるのかを理解することは重要でした。というのも僕たちが知っているように、このユニバース、この銀河系には、あらゆる種類の良い時期と悪い時期があり、独裁政権も反乱もありました。そして、さらなる独裁政権があって、さらなる反乱もありました。ですので、彼がそのすべてをどのように乗り切り、生き延びてきたかを理解することはとても重要でした。なぜなら、彼は一匹おおかみで、少し矛盾を抱えているからです。そして、物語が進むにつれて、彼がもう少し自分自身について学んでいくのを見られることを期待しています。子どもたちのようにね」

――この作品に出演すると知った時、あなたの子どもたちはどんな反応を示しましたか?

「もちろん、彼らは大喜びしました。僕以上にもっと喜んでいたと思います(笑)。僕は子どもたちに、『この映画を見るべきだ。子どもの頃の僕に衝撃を与えたんだ』と言って見せていたんです。ジョージ・ルーカスは、信じられないほど親しみやすくて、効果的で、幻想的な場所を解き放った。それは、僕たち全員が今、いろんな意味で現実であると信じている場所なんです。どこかにジェダイがいるような気がして、どこかにドロイドがいるように感じるんです。それは素晴らしい、どこか集団的ファンタジーなんです。今は大人になった僕の子どもたちは、小さなドラマ作品やインディペンデント作品よりも、この作品の現場で僕に会いに来てくれた時の方がずっと興奮していました(笑)」

――この作品には、ハリウッドで最も有名なクリエーターたちが参加していますが、彼らとの仕事はいかがでしたか?

「それは本作に参加する上で大きな部分でした。素晴らしいのは、みんなが本当にその道の達人だということなんです。僕はこの仕事で学ぶことが大好きです。一緒に仕事をしたことがなく、尊敬している新しい監督とセットに入って、彼らのやり方を見るのが大好きなんです。彼らがどのようにセットを切り盛りし、どのようにシーンを撮影し、彼らの情熱がどこにあるかといったことを見るのが。今回の経験ではそういったことがあふれていました。ジョン・ファブローとデイヴ・フィローニのゴッドファーザーのような存在もそうですし、彼らは僕と同じように撮影現場にいることに興奮していて、ボリューム(LEDスクリーンを使った最先端のバーチャルプロダクション)でやれる可能性にワクワクしていました。そして、監督たちのアプローチの違いもそうです。全員が何かをこの作品にもたらしてくれました。彼らが持ち込んだことで、全員に共通しているのは、このユニバースに対する情熱です」

――この作品は「マンダロリアン」シリーズと同じ時代を舞台にしているそうですね。

「そうなんです! 僕には分かりませんが、『マンダロリアン』の大ファンなので、シリーズやグローグーと何らかのつながりがあるとうれしいですね」

【プロフィール】

「スター・ウォーズ スケルトン・クルー」ジュード・ロウ、子どもの目を通して見る世界に興奮

ジュード・ロウ(Jude Law)
1972年12月29日生まれ。イギリス出身。93年の映画「ショッピング」で映画デビュー。99年の「リプリー」でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、一躍名を馳せた。「コールド マウンテン」(2003年)ではアカデミー主演男優賞にノミネート。09年の「シャーロック・ホームズ」でジョン・ワトソンを演じ、18年の「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」から若き日のアルバス・ダンブルドア役を務めている。

【コンテンツ情報】

「スター・ウォーズ スケルトン・クルー」ジュード・ロウ、子どもの目を通して見る世界に興奮

「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」(全8話)
ディズニープラス
独占配信中

物語の舞台は、ダース・ベイダー亡き帝国崩壊後の銀河。平和と正義の守護者・ジェダイがおとぎ話となった時代。平和な惑星で、ジェダイに憧れる少年ら4人の子どもたちは、持ち主不明の巨大宇宙船に乗り込んだことで、家族もいない未知の銀河に放り出されてしまう。帰り道も分からず行く当てもない子どもたちは、偶然出会ったフォースを操る謎の男・ジョッド(ジュード・ロウ)と共に即席チームを組み、故郷の惑星を目指す壮大な冒険に旅立つ。

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