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ルッソ兄弟が手掛ける「エレクトリック・ステイト」。切なくてヘンテコで壮大な予告が公開2024/12/22 12:00

ルッソ兄弟が手掛ける「エレクトリック・ステイト」。切なくてヘンテコで壮大な予告が公開

 Netflixでは、映画「エレクトリック・ステイト」を2025年3月14日から世界独占配信する。このたび、配信を前に予告映像が解禁された。

 「エレクトリック・ステイト」の監督は、「アベンジャーズ/エンドゲーム」や「グレイマン」など圧倒的スケールのアクション超大作を数多く手掛けてきたアンソニー・ルッソとジョー・ルッソのルッソ兄弟。主演には「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のミリー・ボビー・ブラウンと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「ジュラシックワールド」シリーズのクリス・プラットが名を連ねる。

 そんな本作は、ヘンテコな見た目のロボットがそこかしこで暮らしている“現実とは異なるもう一つの1990年代”を描いた“S(少し)F(不思議な)”ロードムービー。本来出会うはずのなかった人間と風変りなロボットたちが、1人の少女の願いをかなえるため、共に壮大な冒険に踏み出す。解禁された予告映像では、巨大なロボットが全てを踏み潰すように暴れるなど、ルッソ兄弟らしい特大スケールのアクションも垣間見える。

 物語の舞台は、かつて平和に人間に仕えていたロボットたちがクーデターを起こし、追放されてしまった世界。人類はコントロール可能なロボットだけを残し、反乱に参加した多くの自律型ロボットをエレクトリック・ステイトと呼ばれる塀に囲まれた広大な土地に追いやり、仮初の平穏を取り戻していた。ロボット=危険な存在という常識が広まった世界で育った主人公・ミシェル(ミリー・ボビー・ブラウン)もその1人だったが、ある一体のロボットとの出会いをきっかけに常識が覆される。

 死に別れた弟・クリストファーとどこか似た雰囲気をまとう黄色いロボットのコスモがミシェルのもとを訪ね、思い出のハンドサインや写真を使って必死に自分がクリストファーであると伝える姿が映し出される。失ったと思っていた弟がどこかで生きていると知ったミシェルはコスモの手を取り、弟を捜す旅に出る。

 旅の中でミシェルが出会うのは、怪しげでうさんくさい、だけど世話焼きな密輸業者のキーツ(クリス・プラット)と、その相棒ロボットのハーマン(声・アンソニー・マッキー)、そして、エレクトリック・ステイトに暮らすさびれかけのロボットたち。最初は“しかたなく”行動を共にする彼らだったが、次第にミシェルの思いがキーツやロボットたちの考えを変えていき、彼らの絆は強固なものになっていく。しかし、弟の失踪にも関わるある組織が彼らを妨げようと立ちはだかり、ミシェルたちはロボットの力を借りて彼らと真正面からぶつかる事態に。果たして、ミシェルは無事に弟のもとにたどり着けるのか?

 今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の超重要作と目される「アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)」の監督も任されたルッソ兄弟。そんな彼らが手掛ける「エレクトリック・ステイト」では、大小さまざまなタイプのロボットが暴れまわる、息もつかせぬアクションとバトルも満載だ。キー・ホイ・クァン、ジャンカルロ・エスポジート、ジェイソン・アレクサンダー、ボイスキャストのウディ・ハレルソン、アンソニー・マッキー、ブライアン・コックスら豪華キャストが勢ぞろい。一流が集結し本気で生み出すヘンテコで壮大な旅から目が離せない。

【コンテンツ情報】
エレクトリック・ステイト

Netflix
2025年3月14日より世界独占配信
監督/アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ
出演/ミリー・ボビー・ブラウン、クリス・プラット、キー・ホイ・クァン、ジェイソン・アレクサンダー、ジャンカルロ・エスポジート、スタンリー・トゥッチ
声の出演/ウディ・ハレルソン、アンソニー・マッキー、ブライアン・コックス

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