Feature 特集

「『インサイド・ヘッド』の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ」本予告が公開2024/12/09

「『インサイド・ヘッド』の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ」本予告が公開

 ディズニープラス(Disney+)では、ピクサー・アニメーション・スタジオの最新作で、「インサイド・ヘッド」シリーズの主人公である少女・ライリーの夢の秘密に迫る「『インサイド・ヘッド』の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ」を12月11日から独占配信。このたび、そのキービジュアルと本予告、そして監督とプロデューサーのインタビューが初公開された。

 「インサイド・ヘッド」シリーズは、ライリーの頭の中の感情たちの世界を描いた物語。2024年8月に劇場公開された「インサイド・ヘッド2」(ディズニープラスで配信中)では、高校入学という人生の転機を控えたライリーの頭の中に、シンパイ率いる“大人の感情”が現れ、巻き起こる“感情の嵐”の中で奮闘するライリーの姿が映し出された。

 そんな大人気シリーズからまた新たな物語が誕生。「『インサイド・ヘッド』の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ」は、「インサイド・ヘッド」から「インサイド・ヘッド2」の間に起きた出来事を描いた、全4話構成のアニメーションシリーズだ。長編&短編映画で数々の話題作を生み出したピクサー・アニメーション・スタジオの意外にも初のシリーズ作品となる。

「『インサイド・ヘッド』の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ」本予告が公開

「夢の製作スタジオ」は、「インサイド・ヘッド」にも登場した、ライリーの頭の中にある映画スタジオのような場所で、ライリーが眠っている間に見る夢を作り出している。毎晩、時間通りに、予算通りに夢を製作してきたスタジオの名監督・ポーラは、ライリーの成長に伴って夢も大きく変わっていく中で、自身の監督としてのキャリアを見直す必要がでてきた。そこでポーラは次の大ブレークを狙ううぬぼれ屋監督のゼニと手を組むことに。ライリーの“素晴らしい夢”を製作するためのビジョンが異なる中、2人は協力して成長したライリーに合わせたティーン向けの大ヒット作を生み出すことができるのか!?

 本作には、「インサイド・ヘッド2」でも声優を務めた大竹しのぶ(カナシミ)、横溝菜帆(ライリー)をはじめ、小清水亜美(ヨロコビ)や、小松由佳(ムカムカ)、落合弘治(ビビリ)、浦山迅(イカリ)などシリーズ出演する超豪華声優陣が声の出演を果たしている。脚本と監督を務めるのは、「ソウルフル・ワールド」や「Mr.インクレディブル」シリーズを手掛けたマイク・ジョーンズ。プロデューサーは「メリダとおそろしの森」や「カールじいさんの空飛ぶ家」、そして「インサイド・ヘッド」を手掛けたジャックリン・サイモンが務める。

プロデューサー&監督のインタビューも到着!

 これまで数々のピクサー映画に携わってきたプロデューサーのジャックリン・サイモン、第1話&第2話監督のヴァレリー・ラポイント、第3話監督のオースティン・マディソンのインタビューも公開された。

――この作品制作に向けて、どのような準備をされましたか?

ジャクリン・サイモン 「本作は『インサイド・ヘッド』と『インサイド・ヘッド2』の間が舞台なんです。そこで10代の女の子特有の友人との信頼関係がどんなものか知るため多くの準備をし、信憑性を持たせるためにたくさん夢の研究をしました。(それと)モキュメンタリー・スタイル(フィクションだけどドキュメンタリーっぽい作り)の作品をたくさんリサーチしました」

――本作はピクサー初のシリーズ作品ですが、このようなシリーズを手がけることで、何が一番楽しいですか?

サイモン 「私たちは、番組の中で番組を作ることができました。エピソードの終わりのクリフハンガー(続きが気になる終わり方)とか、冒頭のコールドオープニング(タイトルなしでいきなり始まるやり方)とかで遊ぶことができたんです。映画の中ではできないようなことがたくさんやれました。だから新しいことに挑戦するのは本当にエキサイティングでした」

ヴァレリー・ラポイント「ライリーや、メインの登場人物たちの全体を通した成長物語があるわけですが、さらに主人公たちの中で、彼らが進化するのを見ることができるのが楽しいです。また、いろいろなことを試したり、緊張感を持続させる余地が映画の比べるともう少しあるんです」

――この番組にはノリコというキャラクターも登場しますが、日本人のキャラクターを起用した経緯を教えてください。

サイモン 「私たちは常に多様性を大事にしようとしているんです。キャスティングの際、登場人物を多様化させることは、私たちにとって本当に重要でした。彼らは メインの役ではないので、あからさまな多様性ではないのですが、異なる視点を持ち込みたかったんです」

ラポイント 「まさに私たちのスタジオを反映していると思います。私たちのスタジオ、ピクサーには非常に多様性があります。いろんな人がたくさんいるんです。そして、私たちは、自分たちの周りにいるそういう人たちからインスピレーションを得て、キャラクターを作っているんです」

マディソン 「僕たちの頭の中に多様性があるのはいいことだと思います。ノリコについては、僕は、彼女が番組作りを進めていくスクリプターとしての役割をもつキャラクターだと考えていました。ポーラが脱線しそうになったら、『ポーラ、脚本!』と声を出すんです。脇役の登場人物でさえ、奥行きがあるんです。それは、シリーズものの良さで、そういうキャラクターを掘り下げる時間があるんです。各エピソードで、こういった登場人物たちの新たな一面を見つけるんです」

――この新しい番組を見るのをとても楽しみにしている日本のピクサーファンにメッセージをお願いします。

マディソン 「日本の皆さん、こんにちは。僕たちはとても興奮しています。実はこれはあなたたちのために作ったんです。私の心の中では、これは日本の番組です。だから、これを皆さんと共有できることにとても興奮しています」

ラポイント 「私たちは、皆さんと(この番組を)分かち合えることにとても興奮しています。あなたたちが気に入ってくれることを願っています。そして楽しんでください」

サイモン 「あなたたちの夢を聞かせてください!」

【コンテンツ情報】
「『インサイド・ヘッド』の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ」(全4話)
ディズニープラス
12月11日から一挙独占配信

>>>【最旬!動画配信トピックス】記事一覧はこちら



この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.