菜々緒&塩野瑛久「無能の鷹」、原作の神回を実写化したスピンオフで“珍”バトル勃発!2024/11/02 00:15
女性コミック誌「Kiss」(講談社)で連載完結したばかりのはんざき朝未氏による大人気コミックスを、テレビ朝日の連続ドラマ初主演となる菜々緒を迎えて実写ドラマ化した「無能の鷹」(金曜午後11:15)。そのスピンオフの前編 「はじめてのまうんと」 編の独占配信がTELASAでスタートした。
「無能の鷹」は、パーフェクトなイメージが先行する菜々緒が魅せる主人公・鷹野ツメ子の圧倒的な無能ぶりと、大河ドラマ「光る君へ」(NHK)に一条天皇役として出演し、“指まで奇麗な帝”として話題の塩野瑛久がもっさり頭の気弱すぎるヘタレサラリーマン・鶸田道人に大変身するなど、キャスト陣のギャップも大きな話題となっており、第1話では2日間での初回見逃し配信再生数が、「金曜ナイト」枠歴代最高再生数を記録するなど、今秋最も注目度の高いドラマの一つとなっている。
SNSでも“愛おしいほど無能”な鷹野に「無能でもポジティブに生きる姿に癒やされ元気をもらえた」「もっと力を抜いていいのかな?って…勇気が出ます」「心に鷹野宿したら楽になりそう」と称賛の嵐が。「無能の鷹」スピンオフ「前編 『はじめてのまうんと』 編」は、そんな超・脱力系お仕事コメディーのドラマ本編では決して見ることがない(?)鷹野&鶸田の貴重な“ラブビジュアル”を初解禁。“有能”に見える女ד無能”に見える男の最強タッグが、さらに大活躍(!?)するスピンオフドラマとなっている。
このスピンオフドラマは、ドラマ本編では描き切れなかった、ファンの間で語り継がれる原作コミック第3巻に収録の“神回”を実写化したもの。鷹野が鶸田を抱き寄せた色気たっぷりのポスタービジュアルは、本来の菜々緒&塩野の実力をまざまざと見せつけられるような、大人の危険なエロスに満ちあふれている。脚本は、本編同様に「監察医 朝顔」シリーズ(フジテレビ系)、「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」(日本テレビ系)ほか数々の作品で実力を発揮し、現在は連続テレビ小説「おむすび」(NHK)で原作・脚本を担当している根本ノンジ氏が手掛ける。
優雅にコーヒーを飲み、ゆったりとお笑いの動画を鑑賞するなど、一見、デキそうなオーラを全身にまといながら、何も内容のないモーニングルーティンをこなすも、実は鶸田との打ち合わせをすっかり失念していた超絶“無能”な鷹野。それでもエレガントにほほ笑み「無能ですが、何か?」と言わんばかりの鉄のメンタルはスピンオフでも健在。そんな、“有能”に見える女・鷹野ד無能”に見える男・鶸田の最強タッグがプレゼンに訪れた先で、大事件が発生する。 なんと、ロビーでライバル会社の桃井(岡田結実)&柿沼(宮崎秋人)と鉢合わせしてしまい…!?
柿沼と桃井は、鷹野を鶸田の“デキる上司”だと勘違いしてしまったから、さぁ大変! やがて、鷹野の“無能”ぶりが勘違いのループを生み出して、いつしかマウンティングバトルがスタートすることに。「マウンティングバトルを仕掛けて、われわれに諦めさせようって魂胆」と、鷹野の挑発(?)を受けて立つことにした柿沼&桃井だが、状況を理解しきれていない鶸田に「なんか向こうの人、ピリついてる?」と聞かれた鷹野の返答は、まさかの答えで…!?
最初こそ、ビジネスにまつわるマウントの取り合いを行っていたが、やがてはウォーターサーバー飲み放題? トイレの温水便座の水圧が強い!? 挙句の果てには、会社の屋上でのUFO目撃談?…と脱線しまくり。そんな、絶対に笑ってはいけない“珍マウンティングバトル”に、ついに鶸田も巻き込まれることに。果たして鷹野の「はじめてのまうんと」の行方は――?
マウンティングバトルは、ボクシングのラウンドのインターバルのように、互いの陣営でコソコソ話すなど、演出の仕掛けも絶妙。さらには、鷹野とライバル会社とのやりとりを俯瞰(ふかん)的に見つめる鶸田が大成長を遂げる!? 終盤では、会社に戻ってからの鷹野&鶸田のほほ笑ましいやりとりも見られ、短編作ながら見応え十分だ。
【コンテンツ情報】
「無能の鷹」スピンオフ 前編 『はじめてのまうんと』 編
TELASA
11月1日深夜0:15(「無能の鷹」第4話放送終了後)から配信スタート
原作/はんざき朝未「無能の鷹」(講談社「Kiss」連載) 出演/菜々緒、塩野瑛久、宮崎秋人、岡田結実 脚本/根本ノンジ 音楽/鈴木真人 演出/高橋由妃
エグゼクティブプロデューサー/内山聖子 プロデューサー/貴島彩理、本郷達也
※金曜ナイトドラマ「無能の鷹」の第1話から最新話は、TELASAで配信中。
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