Feature 特集

100万人動員突破のアニメ映画「ルックバック」がPrime Videoで世界独占配信2024/10/24

100万人動員突破のアニメ映画「ルックバック」がPrime Videoで世界独占配信

 Prime Videoは、2024年6月28日に劇場公開された藤本タツキ氏・原作、押山清高監督によるアニメ映画「ルックバック」を、240以上の国や地域で11月8日から世界独占配信する。配信に先駆けて、押山監督が描き下ろしたキービジュアルが公開。藤本氏、押山監督のコメントも発表された。

話題を呼んだあの読み切り漫画が、豪華製作陣でアニメ映画化

 映画「ルックバック」は、「チェンソーマン」などで知られる漫画家・藤本氏が、21年に「少年ジャンプ+」(集英社)で発表した読み切り漫画「ルックバック」を映像化したもの。学年新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメートから絶賛を受けている小学4年生の藤野が、ある日突然先生から、不登校の同級生である京本の4コマ漫画を掲載したいと告げられることで始まるストーリー。漫画へのひたむきな思いでつながる2人の成長を追いながら、ある日起きたすべてを打ち砕く衝撃的な出来事を描いている。胸を突き刺す圧巻の青春物語が、多くの話題を集めた。

 監督・脚本・キャラクターデザインを手掛けたのは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」や「風立ちぬ」など、多くの劇場大作に主要スタッフとして携わってきた押山氏。主人公の藤野役を演じるのは、ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)の純子役で人気を博し、その演技力や類いまれな存在感が注目を浴びた河合優実。もう1人の主人公・京本役は、映画「カムイのうた」(24年)などで主演を務め、その目覚ましい活躍に拍車がかかる吉田美月喜。藤本氏渾身(こんしん)の青春物語が、豪華スタッフ&キャスト陣によって劇場アニメ化された。

 そして、待ちきれない世界配信に向けて、押山監督が描き下ろしたキービジュアルが公開。新たなビジュアルでは、藤野の部屋のベッドで寝ころびながら、藤野の自信作の原稿を最初の読者として京本が読んで驚嘆している様子が描かれている。

世界配信に向け、押山監督&藤山氏からコメントが到着!

 押山氏は「映画『ルックバック』は、藤本タツキさんの原作漫画が持つ力強い物語に、私自身の視点を加えて映画として描いた作品です。58分という短い映画ですが、多くの方が劇場に何度も足を運んでくださり本当に驚いています。今回の世界配信により、劇場に来られなかった方やさらに多くの方に映画を届けられることをうれしく思います。配信で繰り返しご覧いただけることで、さまざまな視点からじっくりと映画を鑑賞していただけるのではないかと思います。ぜひ、映画の細部に忍ばせたさまざまなイースター・エッグも探してみてください。アニメーション映画が持つ絵の力を通じて、その魅力が少しでも伝わることを願っています」と思いを伝える。

 藤本氏も「映画ルックバックは企画時、原作をそのまま映像化すると短編になってしまい、オリジナル要素を30~40分入れないと商業的作品として成立しないと言われていました。公開できる劇場がかなり狭まるし、アメリカではそもそも60分弱の映画だと映画館で上映できないかららしいです。それを現在の形のまま、このクオリティーで公開できたのは押山清高監督の判断のおかげです。僕が漫画版でつたなくてできなかった、伝わりづらかった表現が映画では分かりやすく、より生き生きとなっていたのには本当に驚きました。あと、haruka nakamuraさんの劇伴も、もうこれしか考えられないくらい合っています。お二人のおかげです。ありがとうございました! 劇場に足を運んでくれた人たちもありがとうございました!  Prime Videoで見る人もすごいアニメーションなので、できるだけ大きい画面で見てほしいです! よろしくお願いいたします!」とアピールしている。

【コンテンツ情報】
「ルックバック」

Prime Video
11月8日から世界独占配信

>>>【最旬!動画配信トピックス】記事一覧はこちら



この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.