ディリラバが語る「安楽伝」共演者とのエピソード&自身のこと2024/10/23
身分を隠したヒロインといちずな愛を貫く皇太子との豪華絢爛(けんらん)なロマンス時代劇「安楽伝」。皇太子のいいなずけから一転、復讐(ふくしゅう)のために身分を偽り、女海賊として生きるヒロインに扮(ふん)したのは、「長歌行〈ちょうかこう〉」など多数の主演作で人気を誇るアジアのスターであるディリラバ。帝梓元(ていしげん)と任安楽(じんあんらく)の二つの顔を持ち、心(しん)のあるりんとした女性をオーラたっぷりに熱演したディリラバが、作品や自身のプライベートについて語った。
──皇太子・韓燁(かんよう)役のゴン・ジュンさんの第一印象はいかがでしたか?
「これまでも何かのイベントで一緒だったことはあると思いますけど、そういうイベントではすれ違うだけで、彼は歌が上手だってことは知っていました(笑)。ゴン・ジュンさんと最初のシーンを撮った時、リウ・ユーニンさんと一緒だったんですけど、彼がゴン・ジュンさんに『2人で一緒に歌いませんか』ってオファーを出していました。私がその奇跡の場面に居合わせた証人です(笑)」
──皇太子の親友・洛銘西(らくめいせい)役のリウ・ユーニンさんの第一印象はいかがでしたか?
「これまで彼が演じてきた役柄からどちらかといえばクールな印象があったのですが、今回の共演で、彼は普段はクールに見えるけど、突然笑い出すようなタイプだと分かりました。どんな話をしてもその話を拾ってくれる人です」
──撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
「私は(役柄として)厚かましく韓燁にアプローチしていくんですけど…(笑)。前半の楽しい雰囲気とは違い、後半の撮影では役づくりの関係でゴン・ジュンさんとはあまり話さなくなったかもしれません」
──馬に乗るシーンは怖くありませんでしたか?
「馬に乗るのは初めてではなかったので大丈夫でした。次第に慣れていきました。特に横店影視城の馬には慣れています。『スタート!』の合図で自分から走り出してくれるような馬ですから(笑)」
──ここからはプライベートな質問をさせていただきます。一番好きな映画は何ですか?
「『真実の行方』(1996年・米)です」
──よく注文する料理を三つ教えてください。
「青椒牛柳(ピーマンと牛ヒレ肉の炒め物)、鶏肉腸(鶏肉のソーセージ)、烤饢(ウイグルのナン)です」
──最近、よく言う口癖は何ですか?
「最近、よく言う口癖ってあるかな…『あっ?』じゃないでしょうか」
──ベタな口説き文句とウインク、どちらが嫌ですか?
「口説き文句。ウインクは一瞬で終わるけど、口説き文句はしばらく続きそうだからです(笑)」
──外出時に必ず持っていくもの三つを教えてください。
「眼鏡。近眼なので。それからマスク、帽子」
──二重アゴとぽっこりおなか、どちらを選びますか?
「二重アゴ? もともとアゴの下にはちょっと肉がついているんですよ。それって福を呼ぶって言いますよね」
──三つの言葉で自分を言い表してください。
「難しいですね。自分を褒めるべき? それとも…(苦笑)。『聡明』『賢恵(善良で賢いこと)』、それから『多才多芸』。ごめんなさい、恥ずかしい(笑)」
──任安楽ならディリラバさんについてどう言うと思いますか?
「任安楽の言い方なら、彼女は海賊なので…『任安楽があなたと友達になってあげるんだから、退屈させないわよ』」
──それでは最後に、任安楽の言い方で「安楽伝」をPRしてください。
「(照れ笑いしながら)困ったな、恥ずかしい。『任安楽は3万の水師を手土産に皇太子の妃になるために来たの。早く見てよね!』ああもう、足が震えちゃった(笑)」
【プロフィール】
ディリラバ
1992年6月3日生まれ。中華人民共和国・ウルムチ生まれ。2017年のドラマ「逆転のシンデレラ~彼女はキレイだった~」、「永遠の桃花〜三生三世〜」で一躍人気スターとなる。ほか出演作に「長歌行〈ちょうかこう〉」、「プラチナの恋人たち」(ともに21年)などがある。
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