仁村紗和が「アジアコンテンツアワード＆グローバルOTTアワード2024」最優秀新人賞を受賞2024/10/08 12:00

　テレ東で2023年12月～24年1月にかけて「ドラマプレミア23」枠で放送されたクライムサスペンス「SHUT UP」で主演を務めた仁村紗和が、10月6日に韓国・釜山で開催された、16の国と地域から201作品が集まった「アジアコンテンツアワード＆グローバルOTTアワード2024」授賞式で、最優秀新人賞を受賞した。

　「アジアコンテンツアワード＆グローバルOTTアワード」は、釜山国際映画祭に併設される、全世界のテレビ、OTT（動画配信サービス）、オンラインコンテンツを対象に優れたコンテンツの功績を称える賞。韓国内外の成長するコンテンツ産業を奨励しグローバル市場に進出するために、2023年度から「Asia Contents Awards ＆ Global OTT Awards」へ拡大し、ノミネート範囲をアジアから世界へと拡大し、今年で第6回を迎える。

　「SHUT UP」は、学費も生活費も自分で稼ぐ貧しい状況で身を寄せ合う苦学生の女子たちが、仲間の予期せぬ妊娠をきっかけに、まともに取り合おうとしない相手の男子学生への復讐（ふくしゅう）を企て、やがて周囲を巻き込みながら、ある一夜の真実と性暴力事件を知ることになるクライムサスペンス。主人公・田島由希に仁村紗和が扮（ふん）し、共に暮らす友人たちを莉子、片山友希、渡邉美穂が演じ、彼女たちが紡ぐ友情、若者の貧困、性暴力、性的同意などが描かれるストーリー、作品性が話題となった。今回、この「SHUT UP」がベストアジアコンテンツ部門にノミネートされていたほか、最優秀作家賞に脚本の山西竜矢氏、最優秀新人賞に仁村がそれぞれノミネートされていた。

　仁村は「まず受賞できるとは思わず本当に驚きました。素晴らしい作品、俳優の皆さんがいるなかで新人賞を頂戴（ちょうだい）し、本当に光栄ですしうれしいです！　何よりこの作品が共感していただけて、釜山の土地で評価していただけたことをとてもうれしく思っています。それもこれも各部署チーム全員の尽力あっての結果だと思っています。あらためて『SHUT UP』に関わってくださったスタッフ・キャストの皆さま、ドラマを応援し見てくださっていた視聴者の方々に感謝申し上げます。また誰かの心に残るような作品を届けられるようこれからも変わらず、目の前のことを大切に精進いたします！　本当にありがとうございました！」と喜びを表している。

　また、テレビ東京のドラマ室番組プロデューサー・本間かなみ氏も「主演の仁村さんが最優秀新人賞を受賞されました！　
いつもどんなことがあっても、りんと優しく撮影現場の中心に立ってくださっていた日々を思い返すと、感無量です。そして、釜山の皆さんに作品が届いたこと、仁村さんのお芝居が言語の壁を超えて、こうした形で身を結んだことが、何よりとてもうれしいです。あらためて仁村さんにおめでとうございますと、『SHUT UP』を共に作り上げたキャスト・スタッフにも、おめでとうございますを伝えたいです」と思いを伝えている。

【コンテンツ情報】
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