河合優実ら「龍が如く～Beyond the Game～」豪華俳優陣が一挙解禁2024/10/06

　Prime Videoでは10月25日から、竹内涼真と賀来賢人が共演するAmazon Originalドラマ「龍が如く～Beyond the Game～」（英題：「Like a Dragon: Yakuza」／全6話）を、240以上の国や地域で世界独占配信する。セガの大ヒットゲーム「龍が如く」シリーズを基にオリジナル脚本で制作された本作。竹内、賀来、青木崇高に続き、出演する豪華俳優陣と本予告映像、新ビジュアルが一挙に解禁された。

竹内涼真＆賀来賢人共演のクライム・サスペンスアクション

　ドラマ「龍が如く～Beyond the Game～」は、歓楽街・神室町を舞台に、“堂島の龍”と呼ばれる主人公・桐生一馬（竹内）の成長物語をオリジナル脚本で描くクライム・サスペンスアクション。監督は武正晴氏が務める。桐生と錦山彰（賀来）が極道の世界に身を置くことになったところから、それぞれの生きざまを1995年と2005年の二つの時間軸を交差させながら描き出す。

　95年、桐生、錦山（錦）、澤村由美（河合優実）、錦の妹・ミホ（中山ひなの）の4人は、幼い頃に両親を失い、施設長の風間新太郎（唐沢寿明）が運営する児童養護施設「ひまわり」で暮らしていた。規律に縛られた暮らしから新しい世界へ飛び出そうと、桐生らは計画し、ゲームセンター襲撃事件を起こす。襲った店は神室町を牛耳るヤクザ組織・堂島組の息がかかっていたため、堂島組長（加藤雅也）から事件の落とし前をつけるよう迫られる。桐生は地下格闘に出場し、由美とミホもまた、堂島支配下の「クラブセレナ」でホステスとして働かされることになる。

　錦も小指を詰めようとしたことが堂島に認められ、桐生と錦は堂島組に組入り。元堂島組の若頭で、ヤクザの悪辣（あくらつ）さを知り尽くしていた風間は、桐生たちがまっとうな人生を歩むことを望んでいたが、その願いとは裏腹に4人は裏社会に落ちていく…。

　10年後。東城会で頭角を現した錦は堂島組長に、由美はクラブ「ニューセレナ」のママに収まっており、完成したミレニアムタワー内で意のままに権勢を振るっていた。その矢先、由美の姉・アイコ（森田望智）が、愛人の大石と共に、近江連合の裏金100億円を強奪するという事件を起こす。会長の郷田（宇崎竜童）を頂点とし、関西を拠点とする日本最大のヤクザ組織である近江連合は、由美や錦の事件への関与を疑い、東城会と近江連合の衝突は避けられない情勢となる。2大ヤクザ組織の抗争は何としてでも阻止したい警察上層部は、ヤクザ社会に潜入させようと桐生を特赦で出所させる。当初はヤクザの世界に戻ることを拒んだ桐生だったが、由美や錦に危険が及んでいることが伝えられると、2人を守るため、再び神室町に戻ることを決意する。

　10年の間にすっかり関係性が壊れてしまった桐生、錦、由美の3人は新たな運命の渦に巻き込まれる。桐生は“家族”を守るため、血で血を洗う因縁の闘いに臨む――。

　由美役の河合は「世界中で愛されているゲームが原作であること、撮影現場や制作のスケール感という意味でも、初めて体験するような要素がとても多く、作品の胸を借りるつもりで飛び込みました」と明かし、「関わった人それぞれの挑戦が詰まっていると思います。間口の広い作品になるといいなと思っているので、ぜひたくさんの方にお楽しみいただきたいです」と期待を寄せる。

　また、風間役の唐沢も「まさか自分が『龍が如く』の世界に入るとは思ってもいなかったので驚きました。親のいない桐生たちにとって、風間はとても重要や役どころです。大きなスケール感で描かれるドラマの行く末をぜひご覧ください」と呼び掛けている。

　なお、大きな見どころとなる、奪われた100億円事件の犯人を追う東城会会長の世良勝役をベテランの佐藤が演じ、ヤクザ同士の大抗争を阻止すべく神室町を奔走する伊達刑事に渋谷すばるが扮（ふん）する。さらに、由美が95年に働いていた「クラブセレナ」の麗奈ママ役には高岡早紀、近江連合会の鶴田浩二役に宇野祥平、元警察官で凄腕の情報屋である“サイの花屋”役に前野朋哉が加わり、豪華な実力派俳優陣が“家族の絆”にまつわる熱い人間ドラマを、容赦ないアクションとともに表現する。