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浅野忠信「台本を読んで涙が止まらなかった」。「おかえりモネ」息子役の永瀬廉とは撮影後に楽屋で話も2021/07/08

浅野忠信「台本を読んで涙が止まらなかった」。「おかえりモネ」息子役の永瀬廉とは撮影後に楽屋で話も

 現在放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK総合ほか)。2011年2月に新しい船を買った及川新次(浅野忠信)は、震災を機にアルコール依存症で治療中。泥酔して行方不明だった新次は、震災前に自分の家があった場所に座っていたのです。

 涙なくしては見られない第8週(7月5日~9日放送)で、永浦百音(清原果耶)の実家に連れられてきた新次は、耕治(内野聖陽)や亜哉子(鈴木京香)、龍己(藤竜也)の前で、長い間抱えてきたどうにもならない苦しさを吐露しました。

 そんな第8週の撮影について浅野さんは「台本を読みながら涙が止まらなかったです。本当に…。セリフの練習をしなくちゃいけないのに、1シーンを読むだけで涙が止まらなくて、練習にならないんですね。『俺は絶対に立ち直らねえ』という新次のセリフは、丸め込まれていなくて、僕自身にも強く刺さりました。僕を信頼してあのセリフを言わせてくれた脚本の安達奈緒子さんやスタッフに感謝ですし、僕にとっても非常に大事なシーンです」と振り返ります。

 これまでの放送で描かれた息子・亮(永瀬廉)とのシーンで、心を震わせている方も多いのではないでしょうか。共演シーンについて「廉くんと良いコミュニケーションが取れていると思います。第8週のシーンを撮影した後、僕の楽屋に来て、2人でそのシーンがどうだったかという話もしました。とてもいい親子関係を作れていると思います」と撮影後のエピソードを明かします。

浅野忠信「台本を読んで涙が止まらなかった」。「おかえりモネ」息子役の永瀬廉とは撮影後に楽屋で話も

 また、新次と耕治の関係性を「ずっと一緒に育ってきた幼なじみで、強い絆があると信じています。新次は、誰が悪いわけでなく、地震というものによって大切なものを失いました。親友である耕治との関係も、仲が良かったからこそ、お互い複雑な気持ちを持っていると思います。そういう意味では耕治に甘えている部分があって、強く当たってしまうんだと思います」と新次の気持ちに思いを巡らせていました。

浅野忠信「台本を読んで涙が止まらなかった」。「おかえりモネ」息子役の永瀬廉とは撮影後に楽屋で話も

第40回あらすじ(7月9日放送)

浅野忠信「台本を読んで涙が止まらなかった」。「おかえりモネ」息子役の永瀬廉とは撮影後に楽屋で話も

 新次(浅野)が見つかった翌日、百音(清原)が気象予報士試験の勉強をする部屋で、幼なじみたちがゲームを楽しんでいると、亮(永瀬)は自分たちの世代の将来について語り出します。百音が登米に戻る朝、漁港近くの海沿いで新次の姿を見つけて…。

【番組情報】

連続テレビ小説「おかえりモネ」
NHK総合 月~土曜 午前8:00~8:15ほか
NHK BSプレミアム・BS4K 月~土曜 午前7:30~7:45ほか
※土曜は一週間の振り返り。

NHK担当 M・I



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