「LIFE！」リニューアル第2弾、シソンヌが座長・内村光良の魅力を語る！「気を抜いたら“ウッチャン”って言っちゃいそう（笑）」2021/07/06

　季節ごとの放送となり、毎回座組が変わる番組へとリニューアルした「LIFE！」（NHK総合）の第2弾が7月9日に放送されます。座長の内村光良さんをはじめ、塚地武雅さん（ドランクドラゴン）、シソンヌさんというおなじみのメンバーに加えて、木村多江さん、山田裕貴さん、西野七瀬さん、吉住さんが集結！　TVガイドwebでは、本日より番組放送まで毎日インタビューをお届けします！

　トップバッターは、シソンヌのじろうさんと長谷川忍さん。2015年にゲスト出演して以来、長年出演されているお二人から、今回のコントや座長・内村さんへの思いを語ってもらいました。

――早速ですが、「LIFE！」で西野七瀬さんと共演するのは、コント「ムロ待ち」（18年放送）以来となり、久しぶりの共演でしたがいかがでしたか？

じろう　「元気だなと（笑）。ソロで伸び伸びと活動されているのかなと思いました」

――じろうさんと西野さんが演じる女性がすし店で大はしゃぎするコント「回転ずしという名のテーマパーク」では、すし皿で作られたカチューシャがお二人ともお似合いでした。実際付けていかがでしたか？

じろう　「重かったですね（笑）」

――重いんですね！　コント内ではスマートフォンで2ショットを撮るなど楽しそうな雰囲気だったので、まさかカチューシャが重いとは想像すらしていませんでした。撮影の合間には雑談などもされていたのでしょうか？

じろう　「本番が始まるまでは、おしゃべりしていましたね。今日、西野さんとご一緒すると知っていたので、昨日は乃木坂46時代の西野さんの卒業ソングをずっと聴いていて、撮影の合間に西野さんの目の前でその曲を歌っていました」

――そうなんですね（笑）。西野さんの反応はいかがでしたか？

じろう　「『振り付けがちょっと思い出せないです』って言っていました。その振り付けの話を中心に話していましたね」

――なるほど。一方、長谷川さんは西野さんに向かって怒る役でしたが、演じていかがでしたか？

長谷川　「怒っちゃって申し訳ないなと。僕が嫌な客の役だったので、楽しんでいる人（西野）に水を差して悪いなと思っていました」

――撮影が終わった後に西野さんとお話されましたか？

長谷川　「『回転ずしに行きたくなるよね』と話しました。本当にすしネタが流れていたので、たぶん1週間以内にみんな、おすしを食べるだろうねと（笑）」

――また、吉住さんとはカップルの役でしたが、撮影の合間にどんな話をされましたか？

長谷川　「『今年の“THE W”の優勝は誰だろうね』とか『次来る若手の子は誰がいる？』など、若手女性芸人の事情などを楽しく雑談していましたね」

――出演者が全員登場するコント「ニッポンがんばれ」では、長谷川さんはフランケンシュタイン役で、落ち武者役の内村さんと絡むシーンがあります。今回のような役はほぼ初めてなのではと思うのですが、満を持してメインの役を務めた感想はいかがでしょうか？

長谷川　「あまりメインの役だと思ってやってはいないですけれども、内村さんとアクションができたのはうれしかったですね。小さい頃に内村さんがジャッキー・チェンのパロディーをやっているのを見て、興奮していた世代なので、足を引っ張らないように気を付けていました。内村さんが『腰が痛い』と言いながらやっていたので、ジャッキー・チェンをやっていたあの頃から“時間がたったんだな”と（笑）。“あの頃の内村さんではないんだな、そりゃそうだよな”としみじみしました」

――お二人にとって内村さんはどういう先輩ですか？

長谷川　「『LIFE！』でしかご一緒していませんが、めちゃくちゃ優しい先輩です。トークの時に失礼なことを言っても笑って返してくれるので、懐の広い方だなと。何を言っても怒られないので、コントもトークも内村さんの懐に飛び込んでやらせてもらっています」

――昔から抱いていたイメージと変わらないですか？

長谷川「そうですね。気を抜いたら“ウッチャン”って言っちゃいそうになります（笑）」

――言っても怒られなさそうですよね。

長谷川　「怒られなさそうですけど、言わないように気を付けています」

――じろうさんにとって、内村さんはどういう存在ですか？

じろう　「テレビで見ていた内村さんのイメージのまま、本当に優しくて、芸能人っぽさがないというか…。地元にいる優しいお兄ちゃんみたいな感じです。内村さんはすごく故郷の熊本が好きで、隙あらば帰っているとおっしゃっていたので、お互いによく地元の話をしています」

――初めて会った頃と今との距離感はどのように変わりましたか？

じろう　「最初の頃は、警戒されている感じはありましたけど、回を重ねてコントをしていくうちに距離は縮まっていきました。今は普通に『じろう』と呼んでくれますし、ネタの話もします」

――内村さんとは気を使わない関係になりました？

じろう　「そうですね。今はフランクな関係になっていると思います」

――では、お二人にとって「LIFE！」はどんな存在ですか？　また、「LIFE！」ならではの魅力を聞かせてください。

じろう　「あのクオリティーのセットでコントをやらせてもらえるのは本当に『LIFE！』くらい。今はお笑いブームなので、コント系の番組が増えてきていますが、『LIFE！』は以前からずっとコントを絶やさずやってくれていた番組なので、それに出続けられているのはすごくありがたいです」

長谷川　「同じになっちゃいますけど、セットがすごい。大河ドラマのセットをそのまま持ってきているそうなので、僕の中ではもう大河に出たことにしています（笑）。ほかの芸人さんたちにも『「LIFE！」をやっている人はいいな』と言われますし、ありがたいですね。ちゃんとしたセットでコントができるので自慢の仕事です」

――「LIFE！」では大勢でコントをやることが多いですが、お二人でコントをされる時と気持ちの上で違いはありますか？

長谷川　「団体芸でほかの方もいらっしゃるので、あまり相方のボケばかりを拾うのもどうかと思ってバランスを考えたりはしますけれども、楽しいです。初めてコントをされる俳優さんや女優さんを見て“こういうおふざけもできるんだ”という発見も多いですね」

じろう　「僕が1人でやっているコント『悪徳シリーズ』は、『ここはお任せしますんで、好きにやってください』と言われるので、そこは自分の土俵。自分が持っている技術を思う存分発揮しているので、コンビでやっていることと変わらないのですが、みんなでやる時は、与えられたセリフの中であまり味付けをせずに面白いことをしたいなと考えています。田中（直樹）さんや塚地さんは与えられたセリフで面白いことをちゃんとやられているので、すごいなと。みんなでやるコントに関しては、まだまだ勉強したいです」

――ありがとうございました！

　コント「回転ずしという名のテーマパーク」では、回転ずし店をテーマパークのように楽しむ女性を演じているじろうさんと西野さん。お二人のキャピキャピした様子がとてもかわいく、じろうさんが男性であることを忘れそうになりますよ。そして、コント「ニッポンがんばれ」でフランケンシュタイン（長谷川）と落ち武者（内村）が対決するアクションシーンはどんな仕上がりになっているのか。こちらもお見逃しなく！