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「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!2021/05/22

「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!

 大地真央主演のオトナの土ドラ「最高のオバハン 中島ハルコ」(フジテレビ系=東海テレビ制作)。名古屋出身の毒舌スーパーレディー・中島ハルコ(大地)が、庶民のダメンズ女子・菊池いづみ(松本まりか)を舎弟のように扱いながら(⁉︎)世の悩みや不正を忖度(そんたく)ナシの毒舌でバッサリ斬り倒していく痛快ストーリーだ。

 いよいよ終盤となった本作。本日(5月22日)放送の第7話では、愛知県額田郡幸田町を舞台に、町おこしグルメイベントで盛り上がる様子が描かれる。今回のゲストは、第6話の最後にも登場し、その笑顔と料理の腕でいづみの心と胃袋をガッツリつかんだイタリアンシェフ・沢田健介役の平岡祐太。また、沢田の後輩でグルメイベントの企画運営をする大石瑛太役に武田航平も登場。さらに、決めゼリフも態度もまるでハルコなイベント会社社長・青柳小夜子役にNANAが! 「ハルコ VS リトルハルコ」の無敵対決が勃発するという。

「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!

おもてなしがド~ンと入ったロケ弁に、松本が「かわいい❤」

 ドラマの撮影ではロケ地としてお邪魔しても実際の町名ではなく架空の町名にすることも多いのだが、今回の幸田町は実存する町。実はロケ誘致に積極的な自治体でもあるそうで、3年前から「土ドラ」チームともロケ実現に向け調整していた中、愛知を舞台にした今作でついに大規模な連ドラロケが実現した。幸田町の職員たちは、撮影スタッフとともにクランクイン前からロケ場所などを選定、クランクイン後もほぼ専属スタッフとして愛知ロケに帯同し、エキストラの調整やスタッフ用の弁当の手配など、まさに“最オバチーム”の一員として作品に愛を注ぎ込んでくれたという。

「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!

 なかでもロケ弁は大地や松本からも絶賛される一品で、特に地元名産の「夢やまびこ豚(とん)」はスタッフも何度もお世話に(⁉︎)なったのだとか。「OMOTENASHI」と「OMOTENASHI Do~n」というロケ弁には、おしながきに加え「本日も撮影お疲れ様」の言葉も! 「こんなに愛のこもったロケ弁は初めて」(制作スタッフ)とスタッフ一同、癒やされたのだった。

 幸田町役場の方によると、「2年前に農林水産祭内閣総理大臣賞を受賞した豚肉で、インスタ映えするロケ弁を作ろうと商工会議所のメンバーで半年かけて開発した」と教えてくれた。そのかいあって、大地、松本ともに「おいしいし、きれい。これまでのロケ人生で一番!」と感嘆の声を上げていた。

「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!
「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!

 そんな幸田町を舞台にした第7、8話。その中には100人以上の町民がエキストラとして参加するイベントシーンもあり、そこでも町が全面協力。感染症対策を含め、万全の態勢で撮影隊を支えていただいた。さらに、第6話の雨降らしのシーンでは地元の消防団も撮影に参加し、消防用ホースで大規模な雨を降らせるなど、東京では予算や撮影場所の関係で絶対にできない本格的な撮影が実現したのだ。

「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!

 昨今、地方でのドラマ撮影が多くなってきている背景には、2004年前後から各都市でロケ誘致を進めるフィルムコミッションが増えたことと、マンネリ化したロケーションから脱却したい制作サイドの思いがある。制作費が削減される中、どのドラマを見ても似たような場所での撮影が増え、視聴者に映像の美しさを届けることができなくなってきているのだ。しかし、地方都市と組むことで、予算を抑えながら視聴者に見たことのない景色や食べ物を見せられ、それがそれぞれの都市にとっても観光誘致の起爆剤になる。テレビ離れと言われる今の時代、ドラマ界にとっても地方都市との連携が将来を支える軸となるかもしれない。

 松本は愛知県の印象について、「おいしいものがいっぱいありますよね。でも、やっぱり、ひつまぶしが好き! だってウナギの味が全然違いますもん。それに今回お弁当が本当においしいんです。こんなにおいしくて愛情がこもっているお弁当は見たことがないぐらい。あったかい気持ちになるし、頑張ろうって思いますね。幸田町や蒲郡の方々にはすごくサポートしていただきました。蒲郡ってリゾート地なんですね。ほとんど寝るだけしか帰っていないのですが、今回とっても良いホテルを用意していただいて、自分の家より広い部屋なので、こんなところで長い間過ごせるっていいなと思いました。温泉もあるし、もう本当に最高です! とにかくゴージャスだし、装飾がヨーロピアン…! 名古屋って何となくきらびやかなイメージはあったんですけど、ここまでだとは思ってなくて、楽しいです」とコメントした。

「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!

 撮影の合間も愛知を堪能した様子の松本。第7話で登場する愛知・豊橋の鴨農家では、早朝からの撮影の中、自身のインスタ用に写真をパチリとする場面も。幸田町でも名産の筆柿やイチゴに舌鼓を打ちながら、タイトなスケジュールの撮影を乗り切っていた。

「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!
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「愛があるから良い作品が作れる」と大地

 このように、全面協力していただいた幸田町と蒲郡市。繁華街であるにも関わらず、寛大にロケに協力していただいたオアシス21や大須商店街など他多数…。愛知ロケを振り返って思い出したのは以前、大地がインタビューで話していたことだ。

「すべて愛がないとできないことだと思うんですよね。やっぱり作品づくりにしても、みんなが一致団結して、愛があるから良い作品を作ろうっていう気持ちになれる。ちょっと(スケジュールが)キツくて寝不足だとしてもね(笑)」

 愛を知る県、愛知県。自由に移動できる世の中になったらぜひ、足を運んでいただきたい。そして、今夜放送の第7話もお楽しみに。

「最高のオバハン 中島ハルコ」愛知ロケの裏側をお届け!

【番組情報】

オトナの土ドラ「最高のオバハン 中島ハルコ」
フジテレビ系 
土曜 午後11:40〜深夜0:35

フジテレビ・東海テレビ担当 M・F



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