「ドラゴン桜」早くも神回!? 現代人に刺さる“桜木節”がさく裂&キンプリ・髙橋海人の新たな一面にも注目!2021/05/14
TBS系で放送中の日曜劇場「ドラゴン桜」。かつて、落ちこぼれだった龍山高校から東京大学合格者を輩出し、一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)が、今度は彼の元教え子であり、法律事務所で一緒に働く弁護士の水野直美(長澤まさみ)と共に、偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で再び学園再建を目指します。
注目を集める東大専科の生徒には、姉と2人で両親が残したラーメン店を手伝う瀬戸輝(髙橋海人)、何をやっても長続きしない今どき女子高校生の早瀬菜緒(南沙良)、バドミントンのトップ選手・岩崎楓(平手友梨奈)など、それぞれ悩みや問題を抱えた龍海の生徒たちが登場。桜木や水野と出会うことで、彼らの運命は大きく動き出しました。
第3話(5月9日放送)では、本格的に始動した東大専科の様子も見られました。そして、「バカとブスこそ東大へ行け!」と、ついにさく裂した桜木節。龍海学園の生徒に向かって飛ばしたげきは、若者だけでなく現代を生きるすべての人に突き刺さる言葉ばかりでした。思わず息をのんでその言葉の重みを受け取った人も多いのではないでしょうか。幼少期に前作を見て育った記者には、いよいよ帰ってきた「ドラゴン桜」の懐かしさと、大人になったからこそ分かる桜木の言葉が響き、気付いたら涙が…。言葉は荒くとも、決して押し付けるのではなく、生徒の人生を鼓舞する桜木の説教に温かみを感じました。
さらに、理事長・龍野久美子(江口のりこ)の新たな一面も。東大専科設立に際して、対立する水野が提案した問題を率直に「生徒にとっていい問題です」と認め、東大専科 VS 藤井遼(鈴鹿央士)の試験問題として採用。生き生きと教育理念を語る理事長に、むやみやたらに反発する悪者ではないのだと感じることができました。桜木と理事長のポリシー。一見対立しているように見えて、“生徒のため”という根本の気持ちは一緒なのかもしれません。
そして、無事に藤井との勝負に勝った東大専科。それぞれが学ぶことの楽しさをつかみ始め、順調な滑り出しかと思いきや、瀬戸が連日学校を休んでしまいます。瀬戸も世の中の不条理と戦う1人のようです。瀬戸を演じる髙橋さんはKing & Princeの末っ子メンバー。普段はかわいらしいしぐさや笑顔でファンをとりこにしているイメージが強いですが、今作では打って変わってクールな表情を見せ、そのギャップで世間をにぎわせています。髙橋さんの新たな一面はもちろん、今後瀬戸がどのように困難に立ち向かっていくのか見逃せません。
第4話あらすじ(5月16日放送)
瀬戸(髙橋)が学校を休んで3日。水野(長澤)や東大専科の仲間は心配しますが、桜木(阿部)は勉強に集中するように告げ、ITを活用した勉強法を伝授します。一方、専科に負けて難関大コースを廃止した理事長の久美子(江口)は、新たに一流大コースを設立。理系トップの藤井(鈴鹿)を再び取り込んで専科に対抗心を燃やしていました。
瀬戸のことが気になる菜緒(南)と楓(平手)と天野(加藤清史郎)は学校帰りに「ラーメン瀬戸屋」に立ち寄るも、瀬戸に冷たくあしらわれてしまいます。闇金から店への嫌がらせを隠そうとする瀬戸ですが、そんな窮状を桜木と水野に知られてしまい…。そんな中、菜緒と天野は東大を目指して勉強していることが母親にバレてしまいます。抗議にやって来た2人の母親に、桜木は「受験生の家庭の10カ条」を打ち出し、さらにある伝説の特別講師を呼び寄せていました。
【番組情報】
「ドラゴン桜」
TBS系
日曜 午後9:00〜9:54
TBS担当 A・M
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