特捜班を襲った悲劇! 捜査から外された6人はどう立ち向かっていくのか!? ――「特捜9」第4話2021/04/27
シリーズ4年目に突入した「特捜9」。「最高の1日」と題された第3話(4月21日放送)では、“特捜班”メンバーの村瀬健吾(津田寛治)の視点から、事件が何も起こらない、刑事にとっては“最高”ともいえる、ごくありふれた1日が描かれました。
現在は特捜班の主任となった浅輪直樹(井ノ原快彦)と村瀬が出会った頃や、むちゃな捜査をしがちな青柳靖(吹越満)との対立…など、前身である「警視庁捜査一課9係」時代から応援してきたファンにとっては、懐かしいシーンもたくさん登場。さらに渡瀬恒彦さんが演じる“9係”の係長・加納倫太郎が登場し、その姿に胸に迫るものを感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「9係」を第1シーズンから見続けている筆者も、加納係長が捜査する時にかかるBGMが流れた瞬間、思わず泣きそうになってしまいました…。
しかし、第3話のラストでは“最高の1日”の終わりに、その幸せをかみ締めていた村瀬を悲劇が襲います。帰り道にばったりと出会った小宮山志保(羽田美智子)と「明日、ご飯を食べに行こう」と約束して別れた直後、何者かに刺され倒れる村瀬。倒れる直前、何者かが走り去る姿を見た村瀬でしたが、助けを呼ぶこともできず、「小宮山くん…」と声を絞り出しながら意識を失ってしまうのでした。
ラストのあまりの衝撃に、SNS上でも「村瀬さんに無事でいてほしい」「村瀬さん、死なないで…」「早く続きを…」など声が相次ぎ、放送終了後には「特捜9」や「村瀬さん」がトレンド入り。そんな第3話の真相が明日放送の第4話で明らかに…! 放送に先駆けて、第4話の見どころを少しご紹介いたします。
“特捜班”メンバーが被疑者に… 捜査から外された特捜班はどうなる!?
近くで事件があったことを知った小宮山が現場に駆けつけると、そこには救急隊員に運ばれていく村瀬の姿が…。さらに、村瀬が刺された直前まで一緒にいた人物として小宮山をはじめ特捜班全員が事情聴取を受けますが、事情聴取を担当した管理官は疑いの目を向けます。事件関係者として、捜査から外されてしまった特捜班は村瀬の敵を討つため、独自に捜査を始めます。
これまでも警視庁内の事件本部とは別に、独自の視点から捜査に当たってきた特捜班。青柳と矢沢英明(田口浩正)、浅輪と新藤亮(山田裕貴)がそれぞれ捜査に当たる中、いつも村瀬とバディを組んでいた小宮山は、冤罪を生んでしまった過去から着任以来「私は捜査しません」と言い続けていた現班長の国木田誠二(中村梅雀)と共に捜査を進めることに…。「9係」から15年以上、関係を築いてきた特捜班メンバーはどのように事件を解決に導くのでしょうか?
村瀬&小宮山 “友達以上恋人未満”の関係に変化は…?
過去に恋人関係になりそうになるも、良いバディとして“友達以上恋人未満”の信頼関係を築いてきた村瀬と小宮山(第3話で放送された、キスからの「このままずっと刑事続けろよ…」は胸アツでしたね)。時にぶつかり合いながらも、村瀬が刑事になるキッカケを与えてくれた亡くなった妹と小宮山を重ね、恋愛感情にも似た情愛を育んできた村瀬でしたが、今回の事件を経て、2人の関係はどのように変化していくのでしょうか? 「9係」時代から村瀬と小宮山の恋を応援していた筆者としては、恋の進展を期待しながら、見守っていきたいと思います。
村瀬の傷害事件という悲劇に襲われた特捜班。村瀬のために奔走する6人は、事件の真相にたどり着くことができるのか…!? そして、刺された村瀬はどうなってしまうのか? ファン必見の第4話、ぜひご覧ください。
【番組情報】
「特捜9」
テレビ朝日系
水曜 午後9:00〜9:54
テレビ朝日担当 K・T
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