中村ゆりかが本格アクションに初挑戦! “青たん”は「頑張った勲章」2021/03/20
3月21日に関西テレビで、中村ゆりか主演のスペシャルドラマ「エージェントファミリー~我が家の特殊任務~」(深夜1:00、関西ローカル)が放送される。本作は某国のエージェントとして、日本で疑似家族を営みながら活動する佐藤家の活躍を描いたアクションコメディーで、主人公の新米スパイ・佐藤みなみを中村が、諜報工作のスペシャリストである父・俊夫を小市慢太郎が、狙撃の名手である母・しのぶを真飛聖が演じるほか、物語のキーパーソン・上杉晴夏役で、元乃木坂46の伊藤万理華が出演する。
放送を目前に控えた主演を務める中村を取材し、4カ月もの準備をしたというアクションシーンなどについて詳しく聞いた。
まず中村は「去年の9月から撮影ギリギリまでの約4カ月ほど準備させていただいて、一生懸命撮影に臨んだ思い入れの深い作品なので、多くの方に見ていただきたいです」と主演作への思いを語り、さらに初めて挑んだ本格的なアクションシーンについて「練習の感覚が空いてしまうとあまり身につかないので、持続的に練習することを意識して、“でんぐり返し”から始め、“立ち回り”までできるようにアクション監督の方にみっちり指導していただきました」と入念な準備をして臨んだことを明かした。
撮影に入るまではアクションシーンに不安があったという中村だが、「お芝居に実際に入ると不安を忘れて、失敗を恐れないという気持ちになりました」と無我夢中で撮影に臨んだ様子を伺わせた。また、自分でも気付かないうちに撮影で“青たん”ができていたそうで、「これは頑張った勲章だと自慢できるものになりました」と語った。
さらに、「家族愛も描かれコミカルなシーンもあり、アクションの殺伐とした空気感と家族のほっこりするような空気感が共存する、刺激的なドラマになっているんじゃないかと思います」とアピール。中でも佐藤家のシーンは、撮影に入った時には疑似家族の雰囲気が既に出来上がっていたとのことで、「真面目にやっているからこそ見ている方も笑っていただけるんじゃないかと思いますし、真飛さんたちもカットがかかると吹き出してしまうくらいに、実は笑いをこらえて演技していました」と裏話を披露した。
また、中村といえば「ギルティ〜この恋は罪ですか?〜」(2020年/日本テレビ系)での“怪演”が印象深いが、本作での“怪演ポイント”を聞くと「小柄な女性が大きな男性を倒していくのはギャップになると思いますし、私も大切に演じました」と明かしてくれた。
そして最後に「アクションも見どころなのですが、家族愛や笑いもあって、全体を通していろいろな方に刺激を与えられるドラマになっているのではないかと思います。ぜひ多くの方に見ていただけるとうれしいです」とメッセージを寄せた。
中村のアクションシーンに期待が高まる本作は、明日の深夜1時から関西テレビで放送される。
【番組情報】
「エージェントファミリー~我が家の特殊任務~」
関西テレビ
3月21日 深夜1:00~1:59 ※関西ローカル
取材・文/関西テレビ担当 秋山隼人
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