中村倫也が料理番組に初挑戦！セルビア料理＆民族舞踊も披露「褒められました」2021/02/22

　突然ですが、皆さんは今日ご自宅で何を食べますか？　新型コロナウイルスの影響で、なかなか外食ができず、自炊を始めた人も増えましたよね。そろそろ食事のレパートリーに困っていませんか？　冷蔵庫を開けて、メニューを考えるのが嫌…なんて方も多いのではないでしょうか。たまには華やかな外食もしたいですよね。そんな悩みを解決してくれる特番、「今日、うちでなに食べる？」が2月23日にNHK総合で放送されます。番組MCは、初めて料理番組に挑む中村倫也さん。

　料理のテーマは“世界のぽっかぽか料理”です。中東・ヨルダンで食べられているという体の芯から温まる香辛料をたくさん使った水ギョーザや、ロシアの家庭料理・酸っぱい豚汁のような料理などを紹介。今回は、ヨーロッパ・セルビアの家庭とオンラインでつなぎ、「ムチュカリッツァ」という冬の定番料理の作り方を教えてもらいます。プライベートで料理をする中村さんが、スタジオで外国の家庭料理作りに挑戦。エプロン姿も必見です！

　また、名古屋グランパスエイトでも活躍したセルビアサッカー界のヒーロー、ドラガン・ストイコビッチさんからのビデオレターも公開！　ストイコビッチさんは、なじみの味「ムチュカリッツァ」のおいしさを語ります。

　さらに、オンラインで料理を教えてくれるセルビアの方の声を田中真弓さんと庄司宇芽香さんの豪華声優陣が担当。中村さんと田中さんの掛け合いにも注目です。

　そんな見どころ満載の「今日、うちでなに食べる？」の収録直後、中村さんがインタビューに答えてくださいました！

★料理番組に初挑戦！

――収録を終えて、率直なご感想をお願いします。

「とっても楽しかったです！　作り方を教えていただいたムチュカリッツァも、とてもおいしくて…。この他にもまだまだおいしいセルビア料理があるみたいです。今回、実際に作ったり食べたりはしていないですが、VTRで紹介された料理も興味が湧きました。セルビア料理だけでも、番組が作れるなと思いましたね」

――初めての料理番組はいかがでしたか？

「MCという感覚はあまりなかったです。全て指示も出してくださるので、リアクションしたり、疑問に思ったことを聞いたり…。どのような放送になるのか、僕も楽しみです」

――オファーがあった時、どう思われましたか？

「なんで僕なんだろうと思いましたね（笑）。番組のコンセプトが、“家にいることが多い昨今、料理のレパートリー不足解消や、楽しく料理をしよう”というスタンスで、僕も同じ思いがあったので、やらせていただきました」

★セルビアの家庭料理「ムチュカリッツァ」とは？

――今回作った「ムチュカリッツァ」とは、どのような料理なのでしょうか？

「セルビアの家庭料理で、日本でいう鍋のような料理です。寒い冬に、体がポカポカになるスープで、いろんな食材を入れてもいいみたいですが、今回は豚トロを煮込んで、パプリカや紫玉ネギ、ニンジンなどの野菜を入れて作りました。味付けは、“アイバル”というセルビア伝統のもので、パプリカを焼いて、焦げた部分を取ってペーストにして、油と塩コショウを少し入れた感じのものです。切った野菜を焼いたり茹でたりして、野菜の持つ水分を出して甘みを出すんですけど、調理が非常に簡単なので誰でも作れますし、視聴者の方もまねできると思います」

――お味はいかがでしたか？

「めちゃくちゃうまかったです！　パプリカがメインみたいな料理だったんですが、パプリカがおいしかったです！　もともとパプリカはあまり得意ではなかったんですが、少し好きになりました。程よい酸味の後に、コクと深みがあって、おいしかったですよ」

――セルビアの方と交流をした感想を教えてください。

「とても美人な幼なじみコンビで楽しかったです。日本のことも知っていたんですよ！　僕がシイタケ嫌いなことも知っていて、情報網がすごいなと思いました。あと、“コロ”というセルビアの民族舞踊を紹介してくださいました。小粋なステップなんですが、『Join us！』という感じになったので、見よう見まねでやったら、褒められました。でも全然詳しく教えてくれなかったんですよ（笑）」

★第2弾にも期待!?

――今回は特番ということでしたが、もし第2弾があるとしたら、次はどこの国の料理を作ってみたいですか？

「想像もつかない国の料理を作ってみたいですよね。エクアドルとか…リビアとか…。エクアドル料理って聞いたことなくないですか？　南アフリカも想像がつかないですよね。今日の収録で見た映像に、キャッサバ粉で餅を作った料理もあったんですよ。アフリカならではの独特な調理法もあると思うので、すごく興味があります」

★“料理は楽しい”と感じてもらえたら

――最後に、番組の見どころをお願いします。

「『献立を考えるのに疲れてきたわ』というお母さんや、『いつも嫁に料理を任せちゃっているな…』という旦那さん、『孫と一緒に作れたらいいな』という祖父母の方や、『親孝行で料理を作ってプレゼントしたいな』というお子さんまで、どの世代の方が見ても“料理は楽しい”と感じてもらえたらうれしいです。日本ではお目に掛からない食材や調味料も出てきますし、日本でも作ることができる料理もたくさん紹介されています。あまり知られていない国の料理を知れる…情報としても楽しいと思います。あと、日本とセルビアの同時通訳、声優さんの掛け合いも見どころです」

――ありがとうございました。