矢部浩之らもあ然⁉︎ 救出劇から殺害依頼まで…実際の映像でおくるうそみたいな本当の逆転スクープ!2021/01/15
世界で起きたまさかの大逆転ストーリーを描く人気特番「目撃!超逆転スクープ」(フジテレビ系)の第6弾が1月16日に放送される。実際の凶悪犯罪や世紀の大事故、感動の物語などを独自取材し、スタジオでのプロジェクションマッピングを用いて再現していく本番組。矢部浩之、出川哲朗、小島瑠璃子ら出演者と同じ目線で事件を追体験できる新感覚のドキュメンタリーだ。「〜これが決定的瞬間!カメラが暴いた凶悪犯の真実」と題しておくる今回は、どんな逆転劇が待っているのだろうか。
17歳少女を誘拐! 地獄の監禁生活から奇跡の救出劇へ
一つ目の事件は、2011年に中国で起きた誘拐事件。17歳の少女・シャオホンが、ある日、友達との待ち合わせ場所へ向かったきり行方不明になった。両親が必死で捜索を続けるも状況が変わらない中、シャオホンがいなくなってから3週間後、父親の携帯に謎の男から身代金要求の電話が入る。
ここまでは主に再現VTRで話が進んでいたが、突如スタジオにいる出川の手元にあった携帯電話が鳴り響いたので驚いた。犯人からのメールがプロジェクションマッピングに映し出され、その内容はある場所を指定するものだと分かると、実際の現場映像に切り替わる。指定場所に向かって歩くその映像は、まるで父親の目線から見ているようで、矢部も「ドキドキすんな…」と思わず口にするほどリアルだった。
さらに、シャオホンが監禁されていた密室の様子もスタジオで再現される。プロジェクションマッピングを用いて監禁部屋の構造を分かりやすく解説するだけでなく、再現VTRに登場するシャオホン役や犯人の役者が実際に登場して緊迫感は最高潮に。私自身も、目の前で事件が起きているかのような気分になったのが不思議だった。被害者の味わった恐怖にここまで近づけるのも、この番組ならではの感覚だろう。事件の真相を知りたくなるような工夫がたっぷりと仕掛けられているので、最後の救出劇には見入ってしまうこと間違いなしだ。
衝撃の黒幕にあ然…全米が注目した前代未聞の事件
二つ目は2009年、フロリダ州の高級住宅街で起きた殺人事件。被害者のマイクは、半年前に妻のダリアと結婚したばかり…まさに幸せの絶頂にいた新婚夫妻を襲った悲劇だった。泣き崩れるダリアの実際の映像はかなりショッキングで胸が痛んだが、その後も実際の映像が次々と登場するのが大きな見どころ。というのもこの事件、悲劇の一部始終がカメラに記録されていたことから全米が大注目したニュースだったのだ。
会社の設立で大成功したマイクは、実は詐欺を働いていたという黒い過去があった。だまし取った大金を返金しない限り、28年の保護観察が課せられていたのだ。しかしダリアは、自分の貯金でマイクを助けようと協力する。交際4カ月でスピード結婚し良好な関係を続けていた彼らだったが、一方で、不可解な出来事も起こり始める。匿名の通報によって家宅捜索に入られたり、車から身に覚えのないドラッグが見つかったり…、さらにマイクの“ある秘密”も明らかになると、殺し屋に彼の殺害を依頼している何者かの映像まで登場する。
「殺し屋なんて本当に存在するのか…」と、まるでドラマのような本当の話に驚きつつ、容疑者となりうる人物が意外と多く存在したことにも言葉が出なかった。何よりこれが実際にあった出来事だと思うと恐怖すら覚えたが、謎は深まるばかり。しかしスタジオでは、出演者たちがさすがの名推理を繰り広げており、第6弾ともなるとその目の付け所もこうも変わってくるのかと感心した。3人の絶妙な掛け合いでおくるスタジオパートにも注目だ。
実際の映像による臨場感で事件に引き込まれた後に待っていたのは、まさかの結末。それまでVTRを見て感じた違和感が一気に消えるような爽快感すら覚えてしまった。サスペンス好きな人もそうでない人も、一度見たらテレビの前でくぎ付けになるような2時間を、家族や友人と共感しながら楽しむのもいいだろう。衝撃の逆転劇をぜひ体感してほしい。
【番組情報】
土曜プレミアム「目撃!超逆転スクープ6 これが決定的瞬間!カメラが暴いた凶悪犯の真実」
フジテレビ系
1月16日 午後9:00〜11:10
フジテレビ担当M・F
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