Feature 特集

Mr.都市伝説・関暁夫「最先端の“アナログコミュニケーション”に切り替わる瞬間を見逃さないでほしい」2020/12/25

ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説 2020冬スぺシャル/Mr.都市伝説 関暁夫インタビュー

 12月25日に放送される「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説 2020冬スぺシャル」(テレビ東京系)。今年4回目の放送となる今回もさまざまな都市伝説を持つテラーたちが登場し、珠玉の都市伝説を披露します。中でも番組の顔であるMr.都市伝説・関暁夫さんは、世界を巻き込んだ話題の“アメリカ大統領選挙”ついて語ります。関さんはどのように考え、“アメリカ大統領選挙”の背景を見ているのか…。気になった記者はご本人を直撃し、番組の見どころはもちろん、今、世の中へ向けて関さんが伝えたいことなどをたっぷりとお伺いしてきました。

――今回の番組テーマの一つでもある“アメリカ大統領選挙”について、あらためてどう感じますか?

「『いまだに大統領選の結果が出ていないにもかかわらず、なぜ、こんなにも世界情勢は荒れているのか?』ということなど、多くの人があらゆる疑問を抱いているのではないかと思う。その世界情勢が荒れている先に新たな利権争いが起き、またそこに対して、新型コロナウイルスの存在も忘れてはいけない。ただ大統領選として考えるのではなく、根本的にアメリカの裏に存在しているものは何なのかということなどを国全体として注目していき、大統領選について考えてほしいね。こういった点を踏まえて、今回の番組を見ていただけたらと」

――その大統領選を軸として考えると、私たちも目を向けて考えていくべき問題がたくさんありますね。

「そうだね。今回の大統領選で話題となった、“オールドメディア”と“ニューメディア”の戦いから見てみると、これからの時代は、やはり、“アナログコミュニケーション”が大切であるということが言えると思う。まさに、世界情勢が荒れている今だからこそ。そして、近年は “ニューメディア”の時代に変化してきたけれど、実は両者の崩壊が迫っているから、最先端の“アナログコミュニケーション”に切り替わる瞬間である12月25日の放送を見逃さないでほしい」

――切り替わる瞬間を体感するためには、絶対にリアルタイムで見るべきですね!

「その“アナログコミュニケーション”が切り替われば、本格的に働く上での取り組みなども変わっていく。例えば、ライターが記事を書く時、脱線した文章を書いた方が5年前は面白く捉えられたかもしれないけれど、今はそれを見て面白いと捉えられない。結局、真っ当なことを世間は求めているから、感じたまま、ストレートに伝える方がいいよね。このように世の中で生きていくためには、ストレート勝負が大切。さらに自分には何ができるのか、また、人のためにどんなことができるのかということを考え共存して生きていかないと、この世の中では必要とされる人間ではなくなる。ある意味、社会参加をしていくことが大事ということだね」

――一人一人が支えながら生きていくことで、社会参加にもつながるということですね。ちなみに、関さんのその情報源や情報力は、どこから来るのですか?

「それは勘やインスピレーションだね。絵を描いたり、芸を作ったりする人も同じだと思う。もちろん、さまざまなジャンルの人たちと出会い、話をしていく中で湧いてくるのかなと。そう考えると、今まで伝えてきた“アナログコミュニケーション”も情報源の一つかもしれない。人間はあらゆる考えを持っているからこそ多角的に捉え、思っていたイメージとは違うと感じるよね。そのギャップを楽しんで、今までなかった感性や感受性、出会いなどいろいろな可能性が世の中には落ちているから、“アナログコミュニケーション”は面白いし、流行していく」

――貴重なお話をありがとうございました! それでは最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。

「今回もウソかホントか分からない極限の世界をお届けできると思う。そこを信じるか信じないかはあなた次第という感じだけど(笑)。番組を通して、演者とスタッフが一丸となって世の中へ伝えていく中で、視聴者が共感できる部分がたくさんあると思うから、家族みんなでぜひ見てほしい。そして見終わった後には、何か一つ考える一晩になるのではないでしょうか?」

――ありがとうございました!

【番組情報】

「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説 2020冬スペシャル」
テレビ東京系
12月25日 午後6:59~10:54

取材・文/村谷美和(テレビ東京担当)



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