注目芸人はハライチ・岩井勇気! 「もしかすると連覇もあるんじゃないかと思います」―――「フットンダ王2021」MC・タカアンドトシを直撃!!2020/12/30
日本テレビ系で12月31日(2021年1月1日未明)に放送される、年明け恒例のお笑い番組「日本で一番早いお笑いバトル! フットンダ王決定戦2021」(深夜2:00=中京テレビ制作)。記念すべき10回目の放送となる今回は、番組史上最長の4時間20分の生放送で、おなじみの“モジり”や“イジり”のほか新企画「ネタ祭り」などが行われ、珠玉のお笑い芸人たちがあの手この手で“初笑い”を巻き起こします。
実際にあるものを“モジ”ったり“イジ”ったりして、お題に対する回答が面白ければ布団が吹っ飛ぶ同番組。なんと今回は、これまで数々の爆笑回答を生み出し、複数回の優勝経験を誇る次長課長・井上聡さん、麒麟・川島明さん、インパルス・板倉俊之さんの3人が審査員を務めることに。新勢力が続々と頭角を現す予感です!
TVガイドwebでは番組MCを務めるタカアンドトシのお二人を直撃! 2020年の顔が多数出場する生放送を前に、番組の見どころを伺いました。
――初めに前回大会についてお伺いしたいのですが、印象に残っていることはありますか?
タカ 「同時優勝は初ですからね、本当に激戦で。川島(が優勝する)かなと思ったんですけどね、岩井(勇気)が頑張って食らいついていったというか。意地を見ましたね。次長課長の井上さん、インパルスの板倉、麒麟の川島という3人が不動だったんですけど、そこに岩井が加わって新しい波を感じました」
トシ 「そうですね、岩井も…」
タカ 「俺がしゃべってんだよ!」
――(笑)。
トシ 「まだしゃべることあるの? それは失礼。出過ぎたまねをしました」
タカ 「まあまあ、そういった感じですね。どうぞ」
トシ 「ないんかい! なんで怒ったんだよ(笑)。岩井もね、3人に続くレジェンド芸人になる気配があるくらい素晴らしい“モジり”を連発していましたから。次の記念すべき10回大会では、もしかすると連覇もあるんじゃないかと思います」
タカ 「自信をつけた感じはあったよね。『あの麒麟の川島とやり合った』という自信をつけて、今回はチャンピオンとして臨みますから。相当強くなってるんじゃないかという気はしますね」
トシ 「岩井には期待できますね」
――前回、布団を飛ばす機械が壊れてしまうというハプニングもありましたが、そちらについてはいかがですか?
タカ 「あれこそ生放送という感じでしたね」
トシ 「みんなが飛ばしまくった結果なので、白熱の激戦だったことを物語っているなと思いますね」
タカ 「ただ、あれだけのハプニングがあったのに、ネットニュースに1個もなってなかったという(笑)。みんなお酒飲みながらテレビをつけたまま寝ちゃって、誰も見てないんじゃないかって不安になりましたよ(笑)」
トシ 「寝落ちしてくれてるんでしょうかね。それもお正月らしくていいんじゃないですか?(笑)」
――では、「フットンダ王決定戦」ならではだと思う見どころを教えてください。
トシ 「何時間か見ている中で、必ず『ここだ!』とノッてくるタイミングがあって、みんなが勝負を度外視して楽しみ出す時間があるんですよ。それはそれで面白いポイントなんですよね。勝負とはまた違った、お正月らしさも見られるので。緊張感もありつつ、そういう楽しい時間もありますね」
タカ 「だいたい次長課長の河本(準一)さんが出てるブロックはそうなりがちです(笑)。優勝なんかこれっぽっちも目指してないんですよ、河本さんはそういうのが好きですからね」
トシ 「箸休め的な感じでね、のんびり見ていただければ」
タカ 「今回はベテラン勢と若手との戦いもありますから、そこも楽しみです」
――今回は視聴者の皆さんも“フットンダのお題”に挑戦できますが、“モジり”のコツはどんなところでしょうか?
タカ 「うまくモジっているというのはそもそものルールなんですけども。かけ離れた言葉を使わないで、うまいこと似た言葉を使ってちゃんと韻を踏んで答えるという。それに加えて、発想力や意外性も重要ですよね。(出場芸人の)中にはパワータイプの人もいるんですよ。うまくモジる正統派もいるんですけど、それだけじゃ優勝できなくて。パワーと言うか、お笑いセンスはもちろんなんですけど…難しいよね、一辺倒だと飽きられちゃうしね」
トシ 「そうだね」
――ありがとうございます。では、最後に今回の注目ポイントをお願いします!
タカ 「今回は歴代のチャンピオンが審査員を務めますので。審査員があの3人というのは、誰もが、芸人みんなが認めていますし。視聴者もみんな認めている3人なので、言い訳ができないですよね。なので、より“ガチ感”が増すんじゃないかなと思いますね」
トシ 「3人それぞれの好みもあるでしょうし、ちゃんとバランスの取れる3人ですからね。より明確なジャッジが出るんじゃないかね。『これを飛ばすんだ』とか、『あー! ここは違うか』みたいなこともあると思うので。例年とは違う楽しみが増えましたね。僕らも楽しみです」
――ありがとうございました!
取材中、まるでトークショーのように場を盛り上げてくださったタカアンドトシのお二人。表情筋を使いすぎたのか、取材が終わった後は頬の筋肉が痛くなっていました。
今回は「フットンダ王」を決める“モジリ”企画のほか、各お笑い事務所が推薦する2021年に懸ける芸人たちの「日本一早い生放送ネタ祭り」や、動画配信サービスTikTokとのコラボ企画などの新企画も実施されます。年越しそばを食べて少々食休みをした後は、「フットンダ王2021」で“初笑い”してから初夢を見ましょう!
【番組情報】
「日本で一番早いお笑いバトル! フットンダ王決定戦2021」
日本テレビ系
12月31日 深夜2:00~翌6:20
取材・文/佐藤佳奈恵(日本テレビ担当)
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