“水曜はアイビー”太田裕二×小早川俊輔×谷水力「猫ひた」初代水曜メンバー座談会2020/12/16
テレビ神奈川(tvk)の情報番組「猫のひたいほどワイド」(月~木曜午後0:00。テレ玉・チバテレでも放送)に、番組初年度から出演中の太田裕二、小早川俊輔、谷水力によるトークイベント「チャンピオン谷水力を囲む夜会」が11月18日に開催された。TVガイドwebでは、イベント終了後の彼らを直撃取材。番組アシスタントの岡村帆奈美アナウンサーも交えて、太田、小早川、谷水が共演していた2016~17年度の「猫ひた」水曜日を振り返るとともに、彼らの絆に迫った。
――本日はお疲れさまでした。太田さん作詞・作曲の“みず”の新曲「Riki Riki」は谷水さんへの愛があふれている歌詞で、お客さんも巻き込んで盛り上がりましたね。
太田 「ありがとうございます。最初はりっきー(谷水)だけでなく、お客さんにもサプライズにしておく流れだったのですが、せっかくなので歌詞カードを事前に配布して、一緒に祝うことにしました」
小早川 「これ、ラップは誰が考えたの?」
太田 「ラップはあなただけどね」
小早川 「(自分で拍手)」
太田 「めっちゃ、そこ推すな(笑)」
――そして、今日のイベントでは、谷水さんがこれまで演じられた多く“キャラ”が出てきましたが、谷水さんが一番印象に残っているキャラを教えてください。
谷水 「やはり、スイートですかね…長いですし。毎回、熟考しますし、“天才”といえども(笑)、そう簡単にはいかないので」
小早川 「なんだか、ジーニアス谷水ってキャラもあった気がしてきた」
太田 「あった気がするね」
小早川 「スイート谷水はまだ生きているもんね」
太田 「深い歴史の上にね」
小早川 「しかも、ほかの曜日にもはびこってきてるから」
――太田さんと小早川さんは、谷水さんが今日のイベントで演じた「SWEET SWEET TIME」はいかがでしたか?
太田 「僕らは裏で着替えていて、直接見られていなかったのですが、会場の盛り上がりの様子からは、りっきーは王道をいっているなと感じました。われわれは、王道にいっているつもりなのですが、(反応が)いってないというか」
小早川 「そんなに一緒にしてほしくないかな…」
太田 「(笑)」
小早川 「王道のスイートできるのは強いよ」
谷水 「俺も王道のスイートではなかった気がするけれど」
岡村 「ホスト風にやっていたよね」
太田 「でも、LINE LIVEの反応はりっきーが一番だったみたいだし」
岡村 「たくさんのコメントもいただいて、ありがとうございました」
――番組開始当初から3人と共演している岡村さんは、今日のイベントはいかがでしたか?
岡村 「3人での共演は久々ですが、今年度は太田くんと、やかわさん(小早川)は同じ水曜日で、2018年度と19年度は、やかわさんとりっきーが同じ月曜日でした。なので、久しぶりだけれども、久しぶりでもないという不思議な感覚でした。でも、初期のメンバーなので、3人ともしっくりきていたのではないでしょうか」
太田 「(この3人だと)自然だよね」
谷水 「自然体ではいられるね」
岡村 「自然体でいすぎて、どこまでそのノリでいったらよかったのか(笑)。時間もオーバーしてしまいましたし。でも、とても楽しい会でした」
――こちらこそ、皆さまに楽しませていただきました。
岡村 「番組初年度に今日のメンバーでイベントやっていたら、全然違っていたと思います。約5年間を経て、この3人が集まって今日のイベントをやれたことは意味があったのではないでしょうか」
小早川 「初年度だったら、“ハイハイ”(※)して終わってたよね、たぶん」
岡村 「やってたよね。それ早く言ってよ(笑)」
谷水 「ハイハイ、俺も忘れてたよ」
太田 「ハイハイを知る人も今は少なくなってきているからね」
(※16年6月29日放送分の潜入リポートで、太田が赤ん坊の格好でハイハイをしたことをきっかけに、当時の水曜では観覧のアフタートークやイベントで出演者がハイハイを披露することがあった)
――番組の1年目は16年ですから、皆さま変わられましたよね。
一同 「そうですか?」
――3人の中で一番変わったのは、谷水さんかなという印象があります。最初はまだ10代で、今日の楽曲の歌詞にあったように、ネイチャー、カルチャーと探り探りやっていきながら、ハマり役の“スイート”というキャラをつかんでいったという感じがします。
一同 「ほぉー」
――太田さんと小早川さんは初期の頃から今に通じる感じはあった気がします。
太田 「最初の頃の僕ら、どんな感じに見えていたのですか」
――逆インタビューですね(笑)。小早川さんは、頭の回転が速い方だなと思っていました。MCの三上真史さんとの掛け合いが面白くて、お二人のやりとりは番組として成立しているなと感じていました。
(小早川が、少し離れたところにいる古矢智一プロデューサーに向かって「ですって!」とささやく)
太田・谷水・岡村 「(笑)」
――小早川さんは、1年目の放送で新潟県上越市に行った“猫ひたツアーズ”をはじめ、リポートも安定していた気がします。
(小早川が再び、古矢プロデューサーに「だそうです!」とささやく)
太田 「見ている方のご意見は大きいからね(笑)」
小早川 「裕二はどうでしたか?」
――太田さんは最初から博識な方という印象でしたが、それ以上に先ほどの会話にも出てきた“ハイハイ”の衝撃がすごくて。すみません、眼鏡をかけて赤ちゃんのコスプレは怖かったです(笑)。
小早川・谷水・岡村 「(笑)」
太田 「目の前の赤ちゃんもワァーって泣きましたからね」
小早川 「あの雰囲気は裕二にしか出せないよね」
――最近でも太田さんはいろいろな格好をしていますが、奇抜な演出も楽しみながら、果敢に挑む姿勢は最初の頃からあったのだと思います。
小早川 「最初に比べて、裕二はあか抜けたもんね。髪形じゃなくて、雰囲気がね。最初はどうやって仲良くなればいいか、分からなかったもん(笑)」
太田 「確かに、2人とは歩んできた人生のタイプは完全に違う人種だと思う。自分は今日初めてシャンパンタワーを見たし、自分とは違った生き方をしてきたんだろうなという感じはしていました」
小早川 「ちょっとその言い方、語弊があるよ」
谷水 「そうだよ」
太田 「(苦笑)」
小早川 「裕二は自分と似ているなと思うメンバーはいるの?」
太田 「どうだろうな…、今年度共演している牧田習くんは少し、似ているかな」
岡村 「確かに」
太田 「ベン図にしたら少しかぶるかなと(笑)」
谷水 「ベン図って、聞いたの中学校以来だよ」
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