霜降り明星・粗品、総合司会を務め「長い音楽史にも誇れるような1日」と感激 「サントリー1万人の第九」無観客で開催2020/12/08
12月6日、師走恒例のイベント「サントリー1万人の第九」が大阪・大阪城ホールで開催され、霜降り明星・粗品さんが総合司会を務めました。
1983年にスタートした世界最大規模の合唱コンサート「1万人の第九」は今年で38回目。1999年より、総監督および指揮を世界的指揮者の佐渡裕さんが務めています。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から初の無観客での開催となるも、全国各地から「第4楽章」の歌唱動画が寄せられ、のべ1万347人(12月5日17:00現在)による「リモート合唱」が実現。浜村淳さん、林修さん、水野真紀さん、梅沢富美男さん、松尾貴史さん、武井壮さんら計60人のタレントも参加し、感動の歌声を響かせました。
公演終了後、総合司会を務めた粗品さんは「元々『サントリー1万人の第九』のファンでして、昨年は詩の朗読をさせてもらいました。今年もまた携われるだけですごくうれしいですし、総合司会という大役ですから、緊張感もありながら喜んでいました。『動画を一つの音楽にまとめ上げることはできないのでは?』と思っていましたが、実際今日聴いて非常に感動しました。長い音楽史にも誇れるような1日になったんじゃないかなと思いながら聴かせていただいていました。本当に奇跡のコンサートだなと思います。1万人全員にドラマがあって、そのドラマを、思いをかみ締めて歌っていることにしびれました」と感激した様子でコメント。
総監督・指揮を務めた佐渡さんは、今年はベートーベンの生誕250年にあたる年であるにもかかわらず、世界中のオーケストラが演奏会を行えない現状に触れたうえで「練習すらできないという中で、春の時点で会議を重ねました。自分1人でもやるつもりの覚悟でした。無観客、合唱団がいないということはもちろん悔しかったですが、感染しない、させないということが大事ですから」と大きな決断を振り返り、「オンラインレッスン動画も、第九の経験の全てをここに吐き出したように思います。37年分の思いを乗せました」と重みのある言葉を口にしました。
ゲスト出演したピアニストの反田恭平さんも、今年の10月にオファーがあったことを明かし「急ではありましたが楽しかったです」と充実感を味わった様子。
本公演の模様は、12月19日に全国6局ネットでテレビ放送。また、サントリー1万人の第九公式HP、MBS公式YouTube、MBS動画イズムにてアーカイブも配信中です。
【番組情報】
「1万人の第九 つながろう、今」
TBS系(MBS・TBS・HBC・TBC・CBC・RKB)
12月19日 午後4:00~4:54
IBC 12月19日 午後4:00~4:54
RBC 12月23日 深夜0:14~1:14
SBC 12月29日 午前6:25~7:20
TUY・UTY 12月31日 午後3:30~4:24
MRO 12月31日 午後0:00~1:00
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