「麒麟がくる」徳川家康役の風間俊介が光秀との干し柿エピソードを振り返る!2020/11/14
大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合ほか)の第31回(11月8日放送)で、越前の朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)と一戦を交えることを決めた織田信長(染谷将太)。信長のもとには、明智光秀(長谷川博己)はもちろん、柴田勝家(安藤政信)や木下藤吉郎(佐々木蔵之介)、松永久秀(吉田鋼太郎)などのそうそうたる人物たちが集結しました。その中には信長と同盟関係にある徳川家康(風間俊介)の姿も。第31回から松平元康を改め、徳川家康として登場した風間俊介さんからコメントが届きました!
風間俊介コメント
「いよいよ徳川家康として物語に登場します。とはいえ、まだまだ若造ですが…。しかも今回は、信長様を筆頭に、光秀、藤吉郎、松永久秀、柴田勝家という名だたる武将が勢ぞろいします。この顔ぶれは圧巻です! 物語の序盤では何者でもない元康が、これから徐々に頭角を現していきます。とはいえ、皆さんが思い描く天下人とはほど遠く、まだまだ家康としては完成していません。名だたる武将の中で、誰が天下を取っていくのかは視聴者の皆さんはすでにご存じですが、登場人物たちはもちろん誰もそのことを知りません。家康についても『まだまだこれから』というふうに見えたら良いなと思います」
また、家康といえば、竹千代のころ、薬草売りの百姓に扮(ふん)した光秀から干し柿をもらうというエピソードがありましたが、第31回では、光秀と再会した家康がそのことに触れるシーンがありました。その場面の撮影について、風間さんはこう振り返ります。
「光秀から干し柿をいただいたのは、竹千代(岩田琉聖)でしたが、岩田くんが演じてくれた竹千代からバトンを受け継ぎ、このシーンにつながっていることを強く感じながら演じました。光秀は、ずっと再会したかった人。幼い頃から一癖も二癖もある大人たちを見てきて、その中でも光秀は信頼できると感じた稀有(けう)な存在だったはずです 。ですから今回、信長様のもとにはせ参じるときには、『あの光秀にまた会える!』とうれしかったと思います」
光秀と家康の再会シーンはとても感慨深いものがありましたが、まさか、干し柿をくれた人物が光秀であることを知っていたとは…。幼くとも後に天下を平定した“家康”の一端がうかがえるエピソードでした。まだ“何者でもない”若き家康が、光秀や信長らと交わっていくことでどのように変化していくのか…。今後の見どころの一つとなりそうです。
【番組情報】
大河ドラマ「麒麟がくる」
NHK総合 日曜 午後8:00~8:45ほ
NHK BS4K 日曜 午前9:00~9:45ほか
NHK BSプレミアム 日曜 午後6:00~6:45
NHK担当 K・H
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