この世界は夢か現実か…? 菊池風磨主演「バベル九朔」がついにスタート!「主題歌『NOT FOUND』はドラマだけじゃなく僕たちSexy Zoneにもリンクしているような感じがある」2020/10/19
今夜10月19日にスタートする、Sexy Zone・菊池風磨さん主演のシンドラ「バベル九朔」(日本テレビほか)。2020年4~6月に放送された、ジャニーズWEST・藤井流星さん、神山智洋さんが主演を務めた「正しいロックバンドの作り方」に続くシンドラ第13弾です。
本作は、「謎解き」「友情」「家族の絆」などさまざまな要素が交錯する壮大な物語。原作は、万城目学さんによる人気小説「バベル九朔」(角川文庫/KADOKAWA)で、万城目さんの作家デビュー10周年を飾る1冊でもあり、ご自身も「奇書」と語る話題作です。菊池さんは今回、17年放送の「吾輩の部屋である」以来3年ぶりに主演に大抜てき。悲劇の最高峰・舞台「ハムレット」でも活躍を魅せた菊池さんと、万城目学ワールドの融合にも期待大です。
突然ですが、皆さんには夢や目標はありますか? どんな夢もかなう世界“バベル”があったとしたら、あなたはその世界へ飛び込みたいと思いますか? 「バベル九朔」では、夢や目標を持ちつつ、それと同時に大きな葛藤を抱える人たちの苦悩が描かれています。「現実か、バベルか」という究極の選択を迫りつつ、夢や目標の真価を問う物語でもあります。今何かに向けて努力している人や、夢を見失いかけてしまっている人にも、ぜひ見ていただきたい作品です。
そんな夢と現実のギャップに苦悩する人々を描いた本作で主演を務める菊池さんが、役柄との共通点、また主題歌となっているSexy Zone5人での久々のシングル「NOT FOUND」への思いを語ってくださいました。
――九朔満大を演じる中で意識していることや、菊池さんご自身との共有点を教えてください。
「夢を追いかけて志高く頑張るけど、その夢と現実とのギャップに苦悩があったり、葛藤があったりという役なので、それは自分にも当てはまることだなと思います。『次のステップへ』と考えるけど、それに対する自分の至らない点だったりとか、苦悩だったり葛藤だったりっていうところは現実世界でもあるので、その辺は自分と結構リンクしていて。“もがいてあがいている感じ”は、役にちゃんと生かせているんじゃないかなと思っています」
――髙地優吾さんとの共演についてはいかがですか。
「髙地と聞いてうれしかったんですけど、最初は正直『仲が良いとやりにくいのかな?』とも思ったんですよ。でも、ふたを開けてみたらめちゃくちゃやりやすかったです。ナチュラルに会話ができたので。照れ臭いかなとも思ったんですけど、そこは僕らも成長したんだなと思いました。あと、お芝居を一緒にするのは初めてなんですけど、すごくナチュラルな感じで、役者さんとしてすてきな方なんだなっていうのは思いました。彼が現場にいてくれると、僕と彼とのコミュニケーションでなんとなく和むみたいなシーンもあったので、そういった点では彼に助けられてるなと思います」
――主題歌「NOT FOUND」への思いを聞かせてください。
「歌の印象は、『おしゃれだな』という感じです。おしゃれな雰囲気もあり、クールな感じでもあり、キャッチーなんだけど今っぽい感じもあります。あとは歌詞が結構生々しいというか、力強いというか。ただかっこいいだけじゃなく、ちょっと泥臭い部分もあったりして。グループにも夢と現実があると思っていて、その辺も曲とリンクしている部分があって。ドラマだけじゃなく、僕たちSexy Zoneにもリンクしているような感じがあります。5人で一緒にやる久々のシングルにもなるので、Sexy Zoneそれぞれの思いが乗っかる部分があったんじゃないかなとは思いますね」
【番組情報】
「バベル九朔」
日本テレビほか
月曜 深夜0:59~1:25
九朔満大(菊池風磨)は、脚本家を夢見る27歳。執筆活動に専念するため、1年間住み込みで雑居ビル「バベル九朔」の管理人をすることになる。高校時代からの親友・後藤健(髙地優吾)とともに「バベル九朔」に引っ越してきた満大は、ビルの4階で探偵事務所を開いている四条さん(池田鉄洋)と対面。彼によると、このビルは満大の高祖父である“大九朔”が建てたものなのだとか…。
ある日、地下1階から悲鳴が聞こえ満大が駆け付けると、そこではスナックを営む千加子ママ(佐津川愛美)がほうきを持って大騒ぎ。千加子ママから「出没したネズミを駆除してほしい」と依頼を受け、満大は渋々ネズミ探しを開始。すると、地下の物置部屋から不審な音が聞こえ、鍵を開けてみると、突然強い光に包まれる。しばらくして目を覚ますと、満大の目の前には白い服の少女の姿があり、「ここは現実じゃない、バベル」と告げられ…。扉の向こうには、現実と似ているようで全く異なる“バベル”の世界が広がっていた…!
日本テレビ担当 K・S
この記事をシェアする