高畑充希&山﨑賢人が映画「ヲタクに恋は難しい」で初共演!!「“大丈夫、最高!”と励ましてくれる、本当にいい共演者でした」2020/01/22
隠れ腐女子&ゲームヲタクの恋愛を描く映画「ヲタクに恋は難しい」で、初共演を果たした高畑充希&山﨑賢人。ダンスに歌に、盛りだくさんの撮影を振り返る。
── 意外にも初共演ですが、お互いに抱いていたイメージは共演を通して変わりましたか?
山﨑 「充希ちゃんは『女子ーズ』(2014年)の印象が強かったのですごくバイトしているイメージがあって(笑)。だから今回“あ、OLになった!”と思いました」
高畑 「山﨑くんのイメージは“ラブストーリーのエキスパート”でしたが、実際にお会いしたらめちゃくちゃ面白くて。むき出しなところがツボに入って、現場でずっと見ていました」
山﨑 「俺、むき出てたんだ(笑)」
高畑 「あとは、壁ドンしてもらえたのがうれしかったです。あの山﨑賢人に!って(笑)。私は後ろ向きの状態だったから、見えなかったけど(笑)」
山﨑 「壁ドンしたなぁ。充希ちゃんは話しやすくて、めちゃくちゃ笑ってくれるから、ついふざけちゃって(笑)。歌う曲の練習中も、合いの手を入れたりしていました」
高畑 「出演シーンがない日も応援隊長として来てくれて。“大丈夫、最高!”と励ましてくれる、本当にいい共演者でした」
── お二人共に歌って踊るシーンが多くあり、どれも素晴らしかったです。大変でしたか?
高畑 「撮影がない日を練習にあてたり、撮影当日に振りが決まったりして、毎日震える気持ちでした。福田(雄一)監督は私がミュージカル好きだと知っているから信頼してくれたのかもしれませんが、ダンスをちゃんとやってきたわけではないので、ずっと不安で…」
山﨑 「僕もギリギリでした。ダンスはアクションに通じるから、絶対できるはずだと福田さんに言われ、信じて挑んだら“ダンサーの血が流れてない”と(笑)。でも、あるとき気持ちよく踊れる瞬間があって、ダンサーズハイになれてよかったです」
── 物語にちなみ、ご自身が“ヲタ”と呼べるほど夢中なものはありますか?
山﨑 「広く浅くのタイプなので、ないなぁ。少し前まで古着に凝っていたくらい。今はそうでもないので、卒業したのかも(笑)」
高畑 「そうすると私も“古着ヲタ”かもしれない。現場でもよく古着話をしましたね。よく行くお店もかぶっていたりして」
── では、今回の映画を通して開眼したことは?
山﨑 「もともと歌うのは好きでしたが、苦手意識が強かったダンスも意外とできるぞ、と。これからはダンスもガンガン取り入れていこうかな(笑)。以前、菅田(将暉)くんのライブに飛び入りで歌ったときも楽しかったです」
高畑 「私はやっぱりBLの扉ですね。結構激しいものも読んで、圧倒されちゃったんですけど、男性が2人いたらどっちが“受け”で“攻め”なのか妄想する…という思考回路ができました」
【OUR『甘酸っぱい』MOVIE】
高畑 「最近見たピーター・チャン監督の『ラヴソング』(1996)は、すごく甘酸っぱかった! 男女の10年にわたる恋愛が描かれているのですが、香港で出会い、別れて10年後にNYで再会する時の、レオン・ライの笑顔が印象的で。蛇口だけとか、映像の切り取り方もすてきです」
山﨑 「僕は、甘酸っぱくないかもしれないですが…『きみに読む物語』(2004)がすごく好きです。昔、この映画が好きな役を演じて。それがきっかけで見て、すごく切ないけどいい話だなって」
【プロフィール】
高畑充希(たかはた みつき)
1991年12月14日大阪府生まれ。射手座。AB型。近年の主演作にドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)、「メゾン・ド・ポリス」(TBS系)など。5月23日より上演のミュージカル「ミス・サイゴン」にてヒロインを演じる。
山﨑賢人(やまざき けんと)
1994年9月7日東京都生まれ。乙女座。A型。近年の主演作に映画「キングダム」(2019年)など。20年はNetflixにて配信のドラマ「今際の国のアリス」で主演を務めるほか、主演映画「劇場」が4月17日に公開。
【作品情報】
「ヲタクに恋は難しい」
2月7日公開
「銀魂」シリーズの福田雄一監督がWeb漫画を実写化。アニメやBLを愛する隠れ腐女子の成海(高畑)は、転職先でゲームヲタクの幼なじみ・宏嵩(山﨑)と再会。ヲタク同士なら気楽に付き合えると提案され交際を始めるが、数々の試練が…!?
取材・文/折田千鶴子 撮影/峰フミコ
ヘア&メーク/市岡愛(高畑)、永瀬多壱(山﨑)
スタイリング/Kashima Shohei(高畑)、伊藤省吾(山﨑)
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