B.LEAGUE開幕&「水曜バスケ!」3年目突入! おのののか×田中大貴×渡邉拓馬×小野賢章がバスケトーク2020/09/28
B.LEAGUEのシーズン到来とともに「BS12 水曜バスケ!」の3年目がスタート。B.LEAGUEを中心に学生バスケットボールも含めて幅広いバスケ情報を、“バスケ愛”満載で伝える。その「水曜バスケ!」のMCを務めるプレー経験者でもあるおのののか、スポーツアンカーの田中大貴に加え、元日本代表で解説の渡邉拓馬、声優や俳優などで活躍するナレーションの小野賢章がB.LEAGUEを語る!
B.LEAGUEはプロスポーツで国内最高の魅力を持っている
── 皆さんが考えるバスケットボール、B.LEAGUEの魅力を教えてください。
田中 「ファンの皆さんに呼吸を忘れさせるハイテンポな展開と演出がバスケの魅力であり、B.LEAGUEの魅力だと思います」
小野 「その中で、点差が開かずに最後の1秒まで分からない試合展開になると最高に盛り上がりますね」
渡邉 「スピード感や迫力以外にも、お客さんとコートの距離が近く、選手の表情や試合に懸ける思いが間近で感じ取れるところもですね」
おの 「確かに選手の表情などが分かりやすくて、楽しいです。B.LEAGUEの選手はかっこいい人が多いので、バスケに詳しくない人は、とりあえず好きな選手を見つけてから観戦というのもアリだと思います(笑)」
小野 「B.LEAGUEは全国にチームがあるので、試合観戦も気軽にできるところも魅力の一つです」
渡邉 「試合前後やハーフタイムでのイベントなども、各チームでそれぞれカラーが出ているので観戦する楽しみの一つになりますね」
田中 「スポーツとしてはもちろん、総合エンターテインメントとしても、B.LEAGUEはプロスポーツで国内最高の魅力を持っていると思いますよ」
──「好きな選手を見つけてから観戦というのもアリ」とのことですが、皆さんが注目している選手はどなたですか?
小野 「サンロッカーズ渋谷のベンドラメ礼生選手。昨季にインタビューさせていただいたのですが、彼の人柄のよさに一瞬でファンになりました(笑)。今季もサンロッカーズ渋谷のキャプテンとして頑張ってほしいですね」
おの 「私は千葉ジェッツの富樫勇樹選手ですね。『おおー!!』と感動するプレーを1試合に何度もしてくれます。昨季がシーズン途中で中断した分、今季はパワーを爆発させてくれるのを期待しています」
田中 「僕は、同姓同名の田中大貴選手(アルバルク東京)です(笑)。昨季はMVPを獲得し、名実ともにバスケ界を代表する田中選手が、今季が終わる頃には日本スポーツ界の顔になるくらいの活躍に期待しています。同じ名前であることを誇りに思います!」
渡邉 「僕は高校時代から注目していた角野亮伍選手。アメリカの大学でプレーした、主に2番(シューティングガード)、3番(スモールフォワード)のプレーヤーです。大阪エヴェッサに加入し、B.LEAGUEの現役日本代表選手とどこまでやり合えるのかが、非常に楽しみですね」
── 今季のB1リーグは20チームが参加しますが、イチオシのチームを紹介してください。
おの 「私はサンロッカーズ渋谷です。昨季は強豪ぞろいの東地区の中で上位に食い込んできましたし、B.LEAGUEの中で一番都心にあるので、東京に住んでいると観戦にも行きやすいです(笑)」
小野 「僕もサンロッカーズ渋谷ですね。1月の天皇杯で優勝しましたし、リーグを2連覇しているアルバルク東京、初代王者の宇都宮ブレックスに引けを取らない強さになってきていると思います! 今季はメンバーもほぼ変わらないので、このままの勢いでリーグ優勝を目指してほしいです」
渡邉 「そのサンロッカーズ渋谷からセバスチャン・サイズ選手を獲得し、外国籍選手や日本人選手との補強に成功した千葉ジェッツに注目しています。司令塔の富樫勇樹選手を中心にどんな仕上がりを見せるか、非常に楽しみです」
田中 「千葉ジェッツ、宇都宮ブレックス、アルバルク東京など、強豪が多い東地区に目が行きますが、今季は西のチームにシーズンを盛り上げてもらいたいです。その中で、bjリーグ時代に最多優勝記録を持ち栄華を極めた琉球ゴールデンキングスが先頭に立ち、西のチームをけん引することになれば醍醐味あふれる1年になると思います」
全力応援して、楽しんで、みんなで元気になりましょう!
── 今季はコロナ禍の影響で、東・中・西の3地区制から東・西の2地区制になり、B1からB2の降格が行われないなど、レギュレーションが大きく変更されています。どんなシーズンになると予想しますか?
おの 「昨季が途中で中断したことで、すべてのチーム、選手が試合に飢えている今、どんな試合を見せてくれるのかが楽しみです。選手たちが試合の感覚を取り戻すまでは、順位の変動がとても激しそうで、1試合も見逃せないですね!」
小野 「3地区制から2地区制になったことで、東地区がとにかくやばそう(笑)。もともと中地区の強豪である川崎ブレイブサンダースや富山グラウジーズが東地区に加わり、さらにレベルが上がって激戦が予想されます。地区優勝争いが最後までもつれそうで楽しみです。西地区では、B2から昇格した信州ブレイブウォリアーズと広島ドラゴンフライズがどんな戦いを見せてくれるのか? これまで無名だったけど、新たな旋風を巻き起こしてくれるスターの登場に期待したいです」
渡邉 「2地区制になることで、昨季よりも上位争い混戦になると予想しますし、試合自体も接戦が増えると思います。その理由は、今まで別地区だった上位チーム同士が同地区になりますし、コロナ禍でのさまざまな思いを抱えて臨むシーズンなので、1試合の重みも増すからです。降格がないことは、選手やクラブにとってメンタル面でプラスに働き、思い切ったプレー、采配ができるようになるはずです」
田中 「今季は誰も経験したことない、変則的であり、歴史的なシーズンです。B.LEAGUEの各チームの適応能力と一体感が重要になります。頂点に立つチームは、バスケ史上に名を残すチャンピオンになると思いますよ」
── MCのお二人には番組を代表して、「水曜バスケ!」の3年目に懸ける意気込みも伺いたいです。
おの 「今年も大好きな『水曜バスケ!』にたずさわることができて、本当にうれしいです。まだまだ不安な日も続きますが、バスケを見ている時くらいは全力応援して、楽しんで、みんなで元気になりましょう! こんな時こそ“日本一丸!”です!」
田中 「『水曜バスケ!』を見てバスケットボールを始めました、『水曜バスケ!』を見てBリーガーになりました、という選手が出て来てくれることが僕の番組での夢です。『水曜バスケ!』を見れば、日本バスケ界の流れが分かる、そんな番組作りができれば最高です。聡明なおのののかさんの両隣りで、渡邉拓馬さんとキャラ濃く、顔濃く、内容濃くいきたいと思います!」
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