【WATCH的イケメン図鑑】Vol.23 ルーカス・ティル2020/09/25
理系スパイのマックがハマリ役の細マッチョ
日本放送がシーズン4を迎える人気ドラマ「MACGYVER/マクガイバー」で、アメリカ合衆国を守る秘密組織の敏腕エージェント・マックことアンガス・マクガイバーを演じているルーカス・ティル。豊富な科学知識を生かし、周りの物で即席の武器をササッと作っちゃうこともできる理系スパイのマックは、細マッチョボディーに涼しげな目元がすてきなルーカスのハマリ役。キュッとした上がり具合が余裕を感じさせる口角、セクシーなアゴのライン、そしてやや控えめでいてキュートな笑顔も、知恵と思慮深さで数々の敵と戦い、どんな逆境もユーモアと絆で乗り切ってきたマックらしさを物語っている。
ただし、4シーズンも続けばいろいろな受難があるもので、いかに頭脳派スパイといえども知恵だけではどうにも乗り切れないこともあり、「細マッチョボディーの出番です!」な事態に陥ったことも多々。襲い来る敵と肉弾戦を繰り広げたり、空飛ぶヘリコプターや走る列車にぶら下がったり、銃撃&爆撃の中を駆け抜けるのはもはや当たり前で、本当は銃も高い所も嫌いなマックなのだけど…いやはや、お疲れさまです❤︎ そんな展開が続くものだから、シーズン1の頃に比べるとルーカス自身のボディーもかなりたくましくパワーアップ。もはや立派な文武両道ヒーローと化してきている。しかも、なかなかの衝撃&複雑な状況で幕を閉じたシーズン3に続き、お仕事のすったもんだから女性とのああだこうだまで、シーズン4もマックに困難が待ち受けているようで…。頭脳の活躍も肉体の活躍も、そしてロマンス方面での活躍も(?)、とことん見られることになりそうだ。
ルーカス・ティルといえば映画でも活躍していて、「X-MEN」シリーズのミュータント、ハヴォックことアンディ・サマーズ役でも有名。2011年の「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」を皮切りに、シリーズ内の計3作に出演している。しかし、物語をご存じの方ならお分かりいただけるように、個性勝負の若きミュータントたちがウジャウジャ登場し、それぞれの持ち味を発揮しながら頑張るのもシリーズの特徴。その中で、体から破壊ビームを放つハヴォック=ルーカスも健闘してはいたものの、いまいち目立ちきれていなかったような、ようやく目立つ時が来た!?と思った頃には、時すでに遅しだったような…。そんな無念も奇麗に払拭し、彼の活躍を心ゆくまで楽しめるのが「MACGYVER/マクガイバー」なのは確か! だって、主演ですから! しかも、現在はシーズン5の制作も決定済み。マックと過ごす時間が、まだまだ続くといいなと思う。
【プロフィール】
ルーカス・ティル Lucas Till
1990年8月10日生まれ。米・テキサス州出身。「ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー」(2009年)でマイリー・サイラス演じる主人公の恋人役を演じ、注目を集める。その後、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(11年)のハヴォックことアレックス・サマーズ役に抜擢され、「X-MEN:フューチャー&パスト」(14年)「X-MEN:アポカリプス」(16年)までの計3作に出演。ほかの映画出演作に「モンスタートラック」(16年)などがある。
【番組情報】
「MACGYVER/マクガイバー シーズン4」(全13話)
10月14日スタート
スーパー!ドラマTV
水曜 午後10:00~10:55ほか(二カ国語)/深夜0:00~1:00ほか(字幕)
文/渡邉ひかる
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