中島颯太はチョロイ!?「秘密の大あざとフェス」で中島＆砂田将宏の恋愛観がダダ漏れ！2025/04/23 21:00

　「あざとくて何が悪いの？」（木曜深夜0：45）が、4月22日に番組2回目となるイベントを実施。東京・EXシアター六本木で開催された「あざとくて何が悪いの？秘密の大あざとフェス」。

　昼夜2公演のうち、「TVガイトWeb」は昼公演に潜入。MCの山里亮太（南海キャンディーズ）・鈴木愛理に加え、トークゲストの中島颯太（FANTASTICS）・砂田将宏（BALLISTIK BOYZ）・森香澄、歌パフォーマンスゲストのアンジュルムが登場して、トークに歌にと“あざとい”をたっぷり満喫する約2時間を繰り広げた。

　愛理はオープニングで「番組では話せないことを語りまくる会となっております！」と宣言し、これを受けた山里が「番組では、“愛理ちゃん、しゃべりすぎているんじゃない？”と思っても編集がありますからね。でも、今日はノー編集ですから！」と思わぬ発言が飛び出すのではないかと予想。

　続いて登場したトークゲストの森も、「イベントでトークをすると絶対に羽目が外れるんですよ。そしてすぐネットニュースになります！　編集ができないから気を付けます（笑）」と自分を制する発言をして会場を沸かせた。

　山里から「中島くんと砂田くんは、自分だったら女性にこうされたらうれしいなという“男目線”でアドバイスお願いします！」とお願いされた砂田は「今日は平清水じゃなくて砂田でいいってことですね？」と返答。ドラマ「僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの？」で演じた平清水ではなく、素の自分で“あざとワールド”の臨むと宣言するが……これが後々思わぬ展開を生むことに、この時点では誰も気付いていなかった。

　オープニングトークが終わり、5人が横一列に座って始まったのは「テレビじゃ絶対話せない!?　ディープなお悩み相談!!」。これは、会場に足を運んだ観客から寄せられたお悩みを山里らがその場で読み上げ、“生相談”できるコーナー。全部で7問読み上げられたお悩みは、どれもリアリティーのある内容ばかりで、客席に座る質問者がステージ上のMCやゲストと直接話ができるという臨場感たっぷりな企画。これに5人が答えていくなかで、珠玉の名言＋迷言がたくさん飛び出した。

　1問目は「待ちに待った後輩ができたけれど、人見知りでなかなか声が掛けられない。皆さんならどう声を掛けますか？」という保育士さんからのお悩み相談。愛理が「LDHの皆さんは先輩・後輩問題はプロですよね」と振ると、中島は、「僕、先輩がめっちゃ好きだったんですよ。でも、後輩が一気に4グループできた時、後輩もめっちゃ好きになって。後輩と一番ご飯に行っている先輩だと思います」と胸を張る。そんな中島は、相談者とクロストークを交わしながら親身なアドバイスを。

　2問目はドライブデートの予定があるという質問者からの「ドライブデートで使える男性がキュンとするあざとテクがあればぜひお聞きしたい」というお悩み。これに中島は「シンプルに景色を見て喜んでくれるだけでうれしいと思います。海沿いとかを走った時に『わ、キレイ！』って喜んでくれる人が運転中に横にいてくれるとうれしい。結構チョロイタイプです（笑）」と、自身はわりと簡単に転がされるタイプであると告白。

　3問目は「仲のいい友達に『好き』と告白されましたが、恋愛に切り替わるタイミングが分からない」というお悩み。愛理は「友達を失いたくないよね。恋愛を始めちゃうと、戻れない可能性もあるし……」と相談者の悩みに寄り添うが、砂田が「でも、好きでもない人に好きって言う人います？」と切り込みを入れる。おかげで話の流れが変わりそうになり、中島は「（砂田は）ちょっとズレている……」と心配顔。砂田も「ギア違うな、俺」と空気が読めていない自分を自戒する様子を見せたが、その舌の根も乾かぬうちに「（相手の気持ちに）気付いていないプレーでいった方がいいと思います」と爆弾発言！　山里が「純粋な気持ちで相談している方にプレーだと!?」と声を上げると「今日はホンッとによくない……」と砂田は再び反省モードに陥っていた。

　4問目は「擦れ違いが多くなってお別れした元カレとの復縁はありですか？」。中島が「一度失敗しているから、次はこうしようと思いながら過ごせるんじゃないか」と肯定意見を言うと、“あざとクイーン”森は、「人は変わらない！」とズバリ。これには中島も「名言出ました」と妙に納得。愛理も「あなたにはもっと価値があるんだから。そんな人に時間使っちゃ駄目だよ」と質問者に“自分を大切にしてね”というメッセージを送る。やはり、女性陣のほうが現実的で的確なアドバイスを送る傾向にあるようだ。

　5問目の「6年付き合った彼に振られてしまい、見返すために女磨きをしています。どうしたらまた恋をしてくれるでしょうか？」には、またしても森が「自分磨きなので、自分のためにやりましょう！」とキッパリとアドバイス。そして、かつての恋の痛手から踏み出すことができない質問者に砂田が甘いメッセージを投げかけ……。山里は「こんな解決策（推しに直接励ましてもらえる）があるんだったらね、相談したい人もっともっといるでしょ！」とニヤリ。これには「一番の処方箋ですよ」と愛理も納得顔。

　6問目は「8回目の結婚記念日にマンネリ化したデートを変えたい」という、夫婦で来場している女性からのお悩み。ここでなんと砂田が覚醒、「昔行ったデートスポットにあらためて行ったら、違う楽しみ方ができるかな」と的を射たアドバイスを送る。これを聞いた中島は「今日初めていいこと言った！」と胸をなで下ろした。

　そしてここで、山里が重大なことに気付く。自分のテーブルの上に台本が表示されていたのだ。「ここにずっとあると思ってたもの、台本だったんだ……。やらなきゃいけないこと、やっていなかったですね」と頭をかくも、台本が必要ないぐらい盛り上がっているので、まあいいやと気を取り直して最後のお悩みへ。

　7問目は「元カレが忘れられないです。自分から振ったのに引きずっています。どうしたらいいですか？」。愛理は、「皆さん、元カレを引きずりがちだと分かりました」と言い、「前を見てほしいな」と前向きで優しいメッセージを送った。

　すべてのお悩みに答え終わったゲストは、「ディープでしたね。テレビのお悩み相談よりもリアルな内容だったので。何かの参考になっていたらうれしいです」（森）、「最後、将宏がギリギリいいことを言えてよかったです（笑）」（中島）、「危なかったですね～。今後のイメージが変わっていくところでしたけど、ちょっといいこと言って相談に乗れてよかったです」（砂田）と感想をコメント。ゲスト陣の私感も伝わってくる、ディープなトークは大盛り上がりで幕を閉じた。

　そして次なるコーナーは、SPあざとライブ「春に歌いたい！　ガチあざとソング愛理とスペシャルコラボ」。この企画は、この春、大事な人をキュンとさせちゃうあざとソングを披露するというもの。昼公演の歌パフォーマンスゲスト・アンジュルムが、2曲を披露するが、「有頂天LOVE」を“あざとカラオケ”でおなじみの上國料萌衣が、「46億年LOVE」を伊勢鈴蘭がそれぞれプロデュース、あざとポーズを盛り込みながらパフォーマンスする。そして、そのパフォーマンスを見た場内の観客がどちらがよりあざといか判定するというルールだ。

　山里・愛理・中島・砂田・森はステージそででペンライトとマラカスを持ってパフォーマンスを鑑賞。見終わった5人は「たまんないね！」（愛理）、「踊れるぐらい（フリを）覚えちゃいました」（砂田）とあざとパフォーマンスにくぎ付け。どちらも甲乙つけがたいステージだったが、観客が選んだのは「46億年LOVE」。この曲をプロデュースした伊勢は気合を入れて“ツインテール”にしてきたと言い、上國料は「悔しいけれどその気合の差で負けちゃいました」と伊勢に拍手。

　さらにライブは3曲目の「愛すべきべきHuman Life」へ。この曲には、白いフリルのワンピースであざとかわいく着飾った愛理も参加。ピンヒールで踊りまくる愛理を見た砂田は、「先生（愛理）の貫禄がすごかったです。ヒール、すごくないですか？」とビックリ。これに愛理は「これは私のプライドです！」と迷いなく答え、アイドルとしての意識の高さを見せつけた。

　トーク、ライブと盛りだくさんの企画を詰め込んだイベントもついにエンディング。あざとライブを目の当たりにした中島は「パフォーマンスをしている時、後ろにいてもいろいろやらないとなって学びました」と言うと、愛理は「やるの？　ゴリゴリしながら」と笑顔でツッコミ。砂田は「BALLISTIK BOYZは“ザLDH”っていう感じで。すぐ上裸になったり、ゴリゴリ鍛えてサングラス着けるようなグループなので。たまにあざとさを入れるともっとライブが楽しいのかなと思いました！」と、今日の発見を今後の自分たちのパフォーマンスに生かしたいとの展望を語る。

　そして最後に愛理が「私がこの番組に携わってから、音楽に関わるあざといのコーナーが意外となかったんです。曲に乗せると普段できないこともできちゃうのかなと思ったので、まずは皆さんにもカラオケから初めてもらって！　日常に取り入れてもらいたいと思いました」とメッセージを投げかけてイベントは終了。“あざとい”というキーワードから、これからももりだくさんの企画が生まれる予感がふんだんに感じられた。

　なお、このイベントの模様は、5月12日午後11：59までアーカイブ配信での視聴が可能。詳しくは番組HPをチェック。