宇野昌磨がアイスショーを初プロデュース「過去からの成長を見せたい」2025/03/21 13:00

　2024年に21年間の競技者生活に終止符を打ち、現在はプロスケーターとして活躍中の宇野昌磨さんが企画・構成、プロデュース、メインスケーターを務めるアイスショーが、6月～7月に開催決定。その記者会見が3月19日に名古屋市内で行われ、宇野さんがショーをPRしました。

　新アイスショーの名称は「Ice Brave（アイス・ブレイブ）」。宇野さんは「どんな演目、ショーだったら、自分も、見ている人も楽しいのか。試行錯誤段階ではありますが、毎日向き合って、考えながらやっています」「僕一人では、自分が思い描くすばらしいショーは作れない。でも、皆さんの協力を得てこのショーを完成させる。それを自分のショーの“色”にしたいと思っています」とコメント。演目は、ほぼ全て宇野さんが現役時代に滑ったプログラムで構成予定とのことで「現役を引退してから初めてのショーということで、応援してくれる人たちへの感謝の気持ちを込めて。そして競技からの再始動ということで、過去からの成長を見せたい」と意気込みました。

　ショーには、宇野さんのほか本田真凜さん、本郷理華さん、中野耀司さん、唐川常人さん、櫛田一樹さん、そしてゲストスケーターとして、宇野さんの元コーチであるステファン・ランビエールさんが出演。キャスティングにも携わったという宇野さんは「一緒に同じ方向を見て走ってくれそうな人たちを選びました」と明かし、ランビエールさんについては「僕と同じで適当なところがあるので不安です。でも楽しみです」と冗談を交えながら語りました。