羽生結弦選手が松任谷由実、清塚信也と夢の競演!「春が来るようにと思って滑ることができました」2019/08/24
現在、日本テレビ系で放送中の「24時間テレビ42『愛は地球を救う』 人と人~ともに新たな時代へ~」(8月24日午後6:30~25日午後8:54)。メインパーソナリティーに嵐、チャリティーパーソナリティーに浅田真央を迎え、番組初となる東京・両国国技館からさまざまな企画を生放送。いとうあさこ、ガンバレルーヤ・よしこ、近藤春菜、さらに先ほど発表された水卜麻美アナウンサーが24時間駅伝形式でタスキをつなげるチャリティーマラソンをはじめ、脚の不自由な少年が土屋太鳳と共に挑戦するスイス・アルプス登山、ダンスが好きな義足の少女と大野智らによる総勢100人のダンスパフォーマンスなど、テーマに沿った感動の様子が次々と届けられている。
自らも東日本大震災で被災したフィギュアスケート・羽生結弦選手が、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災地を訪れ、復興の願いを込めてスペシャルアイスショーを行った。
ショーを行うにあたり、羽生選手は今年6月下旬、北海道・厚真(あつま)町へ。被災の様子を目の当たりにし「あらためてすごい範囲だなと思った」と率直な思いを明かしながら、生産量日本一という町の名産・ハスカップを栽培している山口善紀さんと対面。「ハスカップを食べてください」と促され、一口食べた羽生選手は「ああ、おいしい。もうおいしい。すごくおいしいです。びっくりした。(酸味というより)ファーッて爽やかな感じの広がり方をするから食べやすいなと思いました。ありがとうございます」とその味に感動しきり。
その後、仮設住宅も訪問した羽生選手。住宅での生活の話に耳を傾け「アイスショーで滑るので、よかったら見てみてください。一生懸命滑らせていただくので」と、そこに暮らすご家族と被災地の皆さん約400人を、苫小牧・白鳥王子アイスアリーナで行われたショーへ招待した。
ショーの演目は’18-’19シーズンのエキシビションナンバー「春よ、来い」で、曲の生みの親であるアーティストの松任谷由実さんと、昨年に引き続きピアニストの清塚信也さんとの競演。被災地である厚真町町⺠吹奏楽団の⽅々も参加した。羽生選手が生まれた’94年に、松任谷さんが発表した楽曲「春よ、来い」。「被災地の皆さんの心に、いろんな意味のある『春』が届いたらよいなと思いながら、滑らせていただきます」と語っていた羽生選手は、松任谷さんの力強くも優しい歌声、今回アレンジを担当した清塚さんが演奏するきらびやかなピアノの音色に合わせ、美しく華麗な舞を魅せた。
被災地の皆さんの笑顔と涙、そしてあたたかな拍手を受けて、羽生選手は「春が来るようにと思って滑ることができました。ありがとうございます」と締めくくった。
<放送情報>
【24時間テレビ42 愛は地球を救う「人と人 ~ともに新たな時代へ~」】
日本テレビ系
8月24日(土)午後6:30~25日(日)午後8:54
「KISS&CRY」とは?
「KISS&CRY」シリーズは、日本のフィギュアスケーターの皆さんをフィーチャーし、その「戦う」姿、「演じる」姿を合計50ページ超のグラビアでお届けしています。つま先から指先・その表情まで、彼らの魅力を存分に伝えます。また、関連番組テレビオンエアスケジュールも掲載。テレビの前で、そして現地で応援するフィギュアスケートファン必携のビジュアルブックです。
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