「アンサンブル」川口春奈&松村北斗、作品の魅力やお互いの印象は…?2025/01/18 06:00
日本テレビ系で、川口春奈が主演し、松村北斗(SixTONES)が共演する土ドラ10「アンサンブル」(土曜午後10:00)が本日1月18日にスタート。それに先駆け、川口と松村が囲み取材に応えた。
本作は、「現実主義」の女性弁護士・小山瀬奈(川口)と「理想主義」の新人弁護士・真戸原優(松村)という正反対の主義を掲げる2人がバディを組み、恋愛トラブルに関する裁判に挑む中で、自らの恋愛観にも向き合っていくトラブル満載のリーガルラブストーリー。
2人に本作の見どころを聞くと、川口は「このドラマは、恋愛をはじめ、トラブルを解決する弁護士の話、家族の話など、さまざまな人と人のつながりが詰まっている作品だと思います。『リーガル』という枠だけにとらわれない、主人公をはじめ登場人物それぞれが、自分自身を見つめ直して成長していくようなストーリーだと思いました」とコメント。
松村も「『弁護士モノ』と聞いた時に想像するところからは少し離れたところにある温かさや、広い意味での愛などが中心になっている作品だと思います。企画書、台本を読ませていただき、温かく、優しいお話だと感じました」と語り、「それでいて、笑えるところもきちんとあり、これは土曜の夜10時という、いろんな年齢層の方が家にいる時間、テレビをつけている時間に、すごくふさわしい作品だと思いました」と笑顔を見せた。
それぞれの役どころと魅力なところについて、川口は「瀬奈は『現実主義』という部分は確かにありますが、バリバリ働くすごくカッコいい女性だと思います。一方で、仕事に対する姿勢と恋愛観にギャップがあったり、どこかよろいを着けているような部分もあったり…どちらかというと慎重派なキャラクターでもあるのかなと。恋愛や母親との関係性などに少し悩んでいたり、 『このままでいいのかな』という問題も抱えていたりするので、そこが回を増すごとにどうなるのかということも見どころだと思います」と分析。
対して、松村は「真戸原は広い意味で愛をすごく大事にしているキャラクターで、『理想主義』でもあり、たくさんの方が『自分もそういうふうに思える人間になりたいな』『そういう考えをできる人間になりたいな』と憧れる人物像だと思っています。僕自身も、憧れを抱いた人物像でした。まず、そこが役として、毎週見たくなるような魅力になると思っていて。瀬奈とは正反対のキャラクターですが、正反対であることを責め合うわけではなく、寄り添う瞬間がたくさんあるというのも、共に持っている魅力だと思います」と、魅力を伝えた。
なお、2人は今作がドラマ初共演。お互いの印象を聞かれた松村は、「僕は川口さんの高校の後輩なんですよ」と告白。「当時、学年が違っても同じ場所でホームルームを受けていたので、その時は川口さんと一緒だったのですが、まあ、しゃべるしゃべる(笑)。なんかもう先生も諦めているみたいな印象があって…。なので、(今回の)初対面は『怖いなぁ』と思っていました(笑)。飲み込まれちゃうんじゃないかと思って」と。「いざ会ってお話ししたら、話しやすいっていうのが逆に怖かったですね(笑)」と明かし、笑いを誘った。
すると、川口は「私は今回が初めましてだと思っていたのですが、『同じ教室にいましたよ』と今朝お話をお聞きして、すごく衝撃を受けました(笑)」と話しつつ、「オーラを消していらっしゃったんだと思いました。ですが、普段は役者さんとしても、グループで活動されていらっしゃる時も華のある方なので、そのギャップに驚いて。個人的に、これまで松村さんが出演されているさまざまな作品を見させていただいて、魅力的な作品にたくさん出ている、大好きな役者さんでもあったので、私は純粋に今回ご一緒できるのがうれしかったです。作品によって全然違う表情をされる方という印象があるので、共演するのを楽しみにしていました」と喜びを口に。すると、松村は「僕も、さっきのはうそで、すごく楽しみにしていました(笑)」と訂正し、川口を笑わせた。
最後は、2人が視聴者へメッセージを。川口は「さまざまなキャラクターを持つ法律事務所の面々や家族、トラブルを抱えている人たちがたくさん登場し、その人たちときちんと向き合って問題を解決しながら、自分自身とも向き合って成長していくようなドラマだと思っています。正反対といいますか、全く違う魅力を持っている真戸原とのバディがどうなっていくのか、そこに少しラブ要素もあったりなど…難しく考えずに見ていただいて、ホッコリしたり、スカッとしたり、笑ってもらえるようなドラマにしたいと思います。土曜の夜の1時間を楽しんでいただけるように、撮影はこれからですが、頑張りたいと思います」とあ意気込みを。
松村は、「 展開がきちんと何話かごとにあって、少しずつ主題が変わっていくイメージがあるので、それぞれのエピソードで楽しめるドラマだと思います。『リーガル』『弁護士モノ』として見た人には、初めて見るタイプの弁護や法廷のシーン、法廷に向けて準備していくシーンなど、なかなかほかの『弁護士モノ』では見られない部分をお届けできることが、このドラマの魅力だと思います。身構えずに、ラフな気持ちで見始めていただけたら、作品の持つ魅力を素直に楽しんでいただけると思います」とアピールした。
なお現在、2人と共演するキャストも続々と解禁されており、瀬奈が所属する「たかなし法律事務所」で共に働くメンバーとして、板谷由夏、長濱ねる、じろう(シソンヌ)、東野絢香が登場。瀬奈の母親役を瀬戸朝香、真戸原の父役を光石研、母役を八木亜希子、妹役を香音が務める。さらに、瀬奈の友人役を橋本マナミとSUMIREが、真戸原の友人役を戸塚純貴と横田真悠が、瀬奈の元恋人・宇井修也役を田中圭が演じるのも注目だ。
【第1話あらすじ】
たかなし法律事務所で弁護士として働く30歳の小山瀬奈(川口春奈)は恋愛トラブルの依頼が数多く舞い込む人気弁護士。そんな瀬奈のもとに、「婚約破棄トラブル」の弁護依頼が舞い込む。光永有彩(森迫永依)という女性で、両親との顔合わせの最中に、婚約者の二瓶隆也(中尾明慶)が突然逃げ出したという。顔合わせが行われた結婚式場へと調査に出向いた瀬奈は、そこで、理想主義の28歳の新人弁護士・真戸原優(松村北斗)と出会う。有彩と二瓶に「婚約の事実」があったのかどうかを巡って意見が食い違う2人だったが、どうやら婚約していたことは間違いなさそうだ。真戸原は、二瓶は有彩を嫌いになったのではなく、何か逃げ出さねばならない理由があったのではと言う。しかし瀬奈は、逃げ出さねばならない理由なんてあり得ないと真戸原に反発する。すると翌日、二瓶に過去の「逮捕歴」があることが分かる…。
【番組情報】
「アンサンブル」
日本テレビ系
1月18日スタート
毎週月曜 午後10:00~10:54
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