「私の知らない私」小野花梨、馬場ふみか、兵頭功海、小池徹平が作品の魅力を語る!2025/01/09 06:00
1月9日スタートの連続ドラマ「私の知らない私」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11:59)。1年間の記憶を失った主人公・羽田芽衣が、突如手に入れた幸せな生活の中で殺人疑惑をかけられ、真相に迫っていく予測不能なヒューマン・ラブサスペンスだ。初の単独主演を務める小野花梨、共演の馬場ふみか、兵頭功海、小池徹平がそんな本作の魅力を語った。
小野は殺人容疑をかけられる主人公・芽衣を演じる。初の単独主演を務める意気込みを聞かれると、「本作は完全オリジナルストーリーのサスペンス作品ですが、プロデューサーの中間(利彦)さんから『クランクイン前に最終回までの台本を仕上げます』と、言っていただきました。ドラマ制作は時間が潤沢にあるわけではありませんので、クランクイン前に最終話までの台本をいただくことは現実的になかなか厳しいところがあると思うのですが、そのように言っていただけること自体が役者としてどれだけ恵まれているか、どれだけありがたいことかということを強く感じています」と力を込め、「作り手の皆さまの意気込みや愛情を決して裏切らぬよう、期待に応えられるように必死にやっていきたいと思います」と語った。
実際に台本を手にして作品の印象や役の印象を問われると、「物語の展開、登場人物の人間性や歴史など、台本のページをめくればめくるほど次の展開が楽しみになりました。キャラクターたちが複雑に絡み合い、引っ掛かりを残しながら物語が進んでいく疾走感をぜひ楽しんでいただければ」とアピール。撮影に向けて、「芽衣は1年分の記憶を喪失しているので、序盤は特に周りのキャラクターから与えられるエネルギーがとても大きいです。新鮮に受け止めながら、記憶をひもとくエネルギーにつなげられるよう大切に演じたいと思います」と語った。
容姿端麗で、内側に芽衣への激しい憎悪を抱えている芽衣の親友・篠原翠を演じる馬場は、「それぞれのキャラクターのさまざまな思いが交錯していて、次のお話がすごく気になる、本当に面白い作品だと思いました。読めば読むほどいろいろなことが明らかになっていって、それでもまだ分からないこともたくさんで…。最終的に登場人物全員がどのような人生になっていくのか、すごく気になっています」と作品の印象を。「翠は芽衣の親友でありながら、高校時代に亡くなったと思われているという要素があって。そこにかなり大きな秘密が隠されているので、今の段階ではお話できないこともたくさんありますが、物語全体に関わるかなり重大な秘密や、思いを抱えている女性だと思います」と期待感をあおった。
殺人疑惑をかけて芽衣を追い詰める相沢龍之介を演じる兵頭は、「誰がどのような思いで、どのようなうそを付いているのか…ということを解き明かしながら進んでいく本作のようなサスペンスのお話を僕はまだ演じたことがなかったので、『こういう本の作り方なんだ』というところにすごくびっくりしましたし、次のお話が本当に気になる台本だと思いました。企画書の段階から『絶対面白い』と思っていたので、台本をいただいてから、その答え合わせのように読んでいます。また、芽衣は記憶をなくしてしまっているのですが、芽衣の目線で、芽衣を応援しながら見ていける話になっているとも思います」とコメント。「龍之介は芽衣に殺人の疑いをかけたり、今回の物語を進めていくうえでとても重要な役だと思っていて、龍之介を演じる上で自分の思いや感情をしっかりと出していきたいです」と意気込んだ。
そして、小池が演じるのは、優秀な外科医であり、記憶をなくした芽衣の婚約者として常に芽衣を勇気付ける存在の西島奏多。「奏多は芽衣の婚約者なのですが、とてもいい人です! 本当に。優しくて包容力があるとにかくいい人なので、とてもすてきな役をいただけたと感じています」と喜んだ。
本作のタイトルにちなみ、「自分のこんな一面に驚いた」エピソードを聞かれた小野は「私、体調を崩さないんです(笑)。屈強な体です。何か、“私の知らない強さ”が備わっているのかな? と思っています。天性のものが…(笑)。そう信じて冬のロケに挑みたいと思っています」と笑みを。馬場は「私、朝が結構強くて、睡眠時間が短くても割と大丈夫なタイプなんですけど、つい先日、仕事から帰って家のエントランスを開けてから自動ドアまで10mくらいあるんですが、その間に歩きながら寝ちゃって壁にぶつかったんです。びっくりしちゃって、その日はたくさん寝たんですけど、やっぱり人間ってきちんと寝ないといけないんだなって思いました…(笑)」と、驚きのエピソードを明かした。
一方、兵頭は「僕は割と誰にでも人懐っこく接するタイプで、周りの人にも“犬っぽい”と言われることが多いのですが、大人数でいたりすると、自分で話を振ったにも関わらず、スンっとなる瞬間があって…。友達と騒いだり、みんなの懐に入っていくのも自分の素なんですけど、実はそうじゃない一面も持った自分、“私の知らない私”がいたことに気付きました」と告白。小池は「僕はどちらかといえば動けるタイプ。身体能力もある方で、アクションをやったり、歌ったり踊ったりもするんですけど…。実は、11月の頭にぎっくり腰をやってしまって。子どもを抱っこした瞬間にグキってきて、『あ、これ駄目だ。“私の知らない私”、見~付けた』『無理しちゃ駄目だな』っていうのをつい最近発見したところです(笑)」と話し、笑いを誘った。
最後に、視聴者に向けて小野は「制作陣の方の愛情と膨大なエネルギー、すてきなキャストとスタッフの皆さま。こんなに素晴らしい環境を用意していただいて、自分の心が楽しみと緊張感で奮え立つのを感じています! 新年1発目のドラマ、皆さまの心を揺さぶれるような作品をきっとお届けできると思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と自信をのぞかせる。
馬場は、「登場人物それぞれの目線から見るとかなり違って感じられるようなドラマになっていますので、放送が始まったらそれぞれの視点から何度も見ていただくことでよりこの作品を楽しんでいただけるのかなと思っております。頑張ります!」と。兵頭も「個人的なことなんですけど、『CODE-願いの代償-』(2023年)でお世話になったプロデューサーの方に今回ご連絡いただけて、演じる前からこの作品に対しての愛情がたっぷりなので、僕ができる全ての力を注ぎ込みたいなと思っています。この作品を通してその熱量を伝えられたらと思いますし、その愛情が皆さんに伝わったらいいな」とかける思いを熱弁。
小池は「僕自身もすごく期待している作品で、映像になって皆さんの元に届くのが楽しみです。僕たちが自信を持ってやるこの作品を、ぜひたくさんの方に広げてほしいと思います。25年、注目を集めておかしくない、期待値がとても高いドラマだと思うので、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたい気持ちでいっぱいです」と、メッセージを贈った。
【第1話あらすじ】
主人公・羽田芽衣(小野花梨)は、山中で倒れていたところを病院に運ばれ1カ月後に目覚めると、なんと1年間の記憶がすっぽりと抜け落ちてしまっていた――高校時代からの友人・中谷莉奈(渋谷凪咲)との誕生日会を終えて自宅で眠りについたはずが、目の前には婚約者であるという医者・西島奏多(小池徹平)がいる。そして、高校時代に亡くなったと思っていた親友・篠原翠(馬場ふみか)との再会、憧れの仕事にまで転職していたことに戸惑いを隠せない芽衣。カウンセリングを受けている精神科医・佐竹恭平(渋谷謙人)は、芽衣が記憶を取り戻すための助言をする。“空白の1年”に自分が何をしていたのか、過去の手がかりを追い求めてとある山中の道路にたどり着くと、新たな職場の同僚・相沢龍之介(兵頭功海)から「あなたは人殺しなんです――」と告げられ、芽衣は不安に苛まれる…。龍之介に言われるがまま、以前に住んでいたアパートの部屋を訪れると、そこには“血で染まった白いシャツ”が…! 「いったい、私は何をしたの…!?」失った記憶の中に隠された、芽衣自身も知らない“自らの秘密”とは何なのか…? 果たして、芽衣がたどり着く真実とは――?
【番組情報】
「私の知らない私」
読売テレビ・日本テレビ系
1月9日スタート
毎週木曜 午後11:59~深夜0:54
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