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モンスターボックス23段を跳んだ平野泰新に直撃インタビュー! 次なる目標は!?2024/12/31

モンスターボックス23段を跳んだ平野泰新に直撃インタビュー! 次なる目標は!?

 本日12月31日に放送された「大晦日オールスター体育祭」(TBS系)。「SASUKE」の超難関ステージや「最強スポーツ男子頂上決戦」の跳び箱対決「モンスターボックス」、「オールスター感謝祭」の「赤坂5丁目ミニマラソン」、「東京フレンドパーク」の「ウォールクラッシュ」などのTBSが誇る人気スポーツコンテンツに、豪華俳優陣や一流アスリートたちが本気で挑戦するスポーツ祭りが繰り広げられた。

 「モンスターボックス」では、平野泰新(MAG!C☆PRINCE)が自身の持つ世界記録23段に7年ぶりに挑戦し、見事成功! TVガイドWebでは、そんな快挙を遂げた平野さんにインタビュー。収録の感想や、今後の目標について聞いた。

――今回7年ぶりの挑戦ということで、オファーを聞いた時はどんな気持ちでしたか?

「7年前に跳んだ時は、『モンスターボックス』に特化したトレーニングをずっとやっていたんです。今回は、舞台などほかのお仕事がいろいろあってトレーニングが全然できていなくて、正直跳べないかもしれないと不安でした」

――跳ぶ前の心境はいかがでしたか。

「めちゃくちゃビビっていました。でも、事前にあった予選会で20段と21段を跳んだ時に、結構うまいことハマったんです。なので、本番の緊張感とアドレナリンで跳べるかもしれないと、ちょっと思っていました」

――本番に強いタイプなんですね!

「本番じゃなかったら、跳べなかったかもしれないです。練習であまり緊張感のない中だったら、22段も跳べていなかったかもしれない。今回も、直前の練習では22段に手こずって跳べなくて。でも、“あとは本番で頑張ろう”、“本番で跳べればいいや”と思って挑んだら跳べたので、本番に強いタイプだったんだなって自分でも改めて思いました」

モンスターボックス23段を跳んだ平野泰新に直撃インタビュー! 次なる目標は!?

――22段の1回目は失敗してしまい、2回目の挑戦の時に、Tシャツを脱ぎ捨てていましたよね。カッコ良かったです!

「あれは“スポーツ男子といえば”のシーンなんです。1回目で失敗してしまって、自分に気合を入れるために脱いだのと、やっぱり何も着ていない方が動きやすいので。布が1枚あるだけで全然違うので、脱いだから22段を跳べたのかもしれないです」 

――23段を跳び終わった後は、どんな心境でしたか。

「ひとまず安心というか、跳べて良かったなって。“世界記録に一番近い男”と紹介されて、ここで跳ばないとめちゃくちゃカッコ悪いなと思って、結構ビッグマウスで『期待していてください!』と言ってしまったので(笑)」

――収録から一夜明けましたが、実感は湧いていますか?(※取材日は収録の翌日でした)

「7年ぶりでも、30歳手前でもまだ23段跳べるんだって、人ごとみたいに思っていますね(笑)」

――ご自身にとってもすごく自信になりますよね。

「そうですね。でも今回は、24段という新記録が出せなかったので、次に機会があった時は、新記録を出して世界で最初の1人になりたいなと強く思いました」

モンスターボックス23段を跳んだ平野泰新に直撃インタビュー! 次なる目標は!?

――MAG!C☆PRINCEのメンバー(大城光、永田薫)にはまだ報告していないんですよね…?

「あいつら、スケジュールを知っているはずなのに何の連絡もして来ないんですよ(笑)。2人は僕の口から聞くより、テレビで見たいタイプなんです。なので、テレビで見て、視聴者の1人として盛り上がってくれると思います!」 

――平野さんは大みそか当日どのようにオンエアを見る予定ですか?

「家族で見る予定ですが、僕だけが結果を知っているので、しめしめと思いながら見るかもしれないです。22段を1回目で失敗して、無理かもしれないという雰囲気が漂った時に、『いけなかったな…』とわざと悔しそうな顔をしてみたり…(笑)。楽しく見たいです」

――オンエアまでご家族にもメンバーにもネタバレしないように気を付けないといけないですね(笑)。続いて、この世界記録を生かして、今後挑戦したいお仕事を教えてください!

「殺陣も含めて、体を動かすことが比較的人より優れていると思うので、それを生かしながら、舞台や映像の俳優業などをやっていきたいです。高いものを跳ぶ役があったら、もってこいですし。ロイター板(スプリング式の踏み切り板)さえあれば3mはいけるぞと証明できたので、公衆電話ボックスを跳び越えるなど、派手さを出すための演出が必要だったらぜひ! あとは『体育会系の好青年が実はめちゃくちゃサイコパスでした』みたいな、二面性のある役をやってみたいです」

――一緒に挑戦された日本体育大学の伊藤大星さんの印象も教えてください。

「伊藤くんは今回、モンスターボックスを跳ぶのが初めてだったんですよね。初めてで22段跳ぶってすごいことだし、多分次回は23段も跳べるかもしれないぐらいの、本当にポテンシャルの高い子でした。もう脅威というか…。でも、良きライバルになってくれるのかな」

――次回、24段を目指すにあたって、いい仲間ですね!

「はい。一緒に24段に進めたら、心強い味方であり、ライバルにもなりますね」

――もうすぐ2025年になるので、ぜひ抱負を教えてください。

「役者としてもいろいろ表に出られるように頑張りたいなと思いますし、これを機に『モンスターボックス』だけではなくて、体育会系の企画番組なども積極的に挑戦してみたいです」

――「最強スポーツ男子頂上決戦」を中心に、スポーツ番組にたくさん呼んでもらえるといいですね!

「体を作り、いつでも戦闘態勢でいたいと思います。前日に『モンスターボックス跳んで』と言われても跳べるように、1年間常に臨戦態勢で過ごしたいです!」

モンスターボックス23段を跳んだ平野泰新に直撃インタビュー! 次なる目標は!?

――「SASUKE」でご活躍されているのも見てみたいです

「『SASUKE』は、クライミングの練習をしないと難しいかもしれないです」

――平野さんなら、挑戦すれば何でもできてしまいそうですね。

「…かもしれないです!! やってみないことには分からないですからね。挑戦できるならやりたいです。スポーツ系の番組にたくさん呼んでいただけるように頑張りたいです」

――最後に、お正月に楽しみにしていることがあれば教えてください。

「この放送が終わった後に、皆さんが何と声をかけてくれるかが楽しみですね。番組を見終わった後はぜひとも平野を称賛していただきたいなと思います(笑)。一番気になるのは、メンバーからの第一声ですね。それを楽しみに年を越したいと思います」

――ありがとうございました!

【プロフィール】
平野泰新(ひらの たいしん)
1995年2月15日生まれ。愛知県出身。2015年、東海地区を拠点に活動するボーイズグループ・MAG!C☆PRINCEとしてデビュー。19年より愛知・半田市のPR大使に就任。CBCテレビの「なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ」にレギュラー出演するほか、ミュージカル「東京リベンジャーズ」(23年)、劇場版「1979 はじまりの物語 はんだ山車まつり誕生秘話」(22年)など、タレント・俳優として幅広く活躍中。

取材・文/kizuka



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