「アイシー」主演・波瑠が「私はBマイナスぐらいには入るのでは…」と語る特技とは?2025/01/03
1月21日からフジテレビ系にて波瑠さん主演「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」がスタートします。波瑠さんが演じるのは、一度見た光景を写真のように記憶することができる、瞬間記憶能力・“カメラアイ”を持つ女性刑事・柊氷月。その能力を生かしながら、さまざまな難事件に立ち向かう新感覚の刑事ドラマです。
TVガイドWebでは氷月を演じる波瑠さん、巡査部長・土屋健次郎を演じる山本耕史さん、熱血刑事・穂村正吾を演じる森本慎太郎さん(SixTONES)、サイバー刑事・木皿啓介を演じる倉悠貴さん、新人刑事・瑞江律を演じる柏木悠さん(超特急)に撮影の裏話や役について伺いました。
──撮影が始まりましたが、チームの雰囲気はいかがでしょうか
波瑠 「とてもいい雰囲気です。ドラマの内容は少しピリッとしていますが、空き時間には山本さんがいろいろなお話をしてくださるので、楽しく撮影しています」
山本 「柊班は男性が多く、その中で波瑠さんだけが女性なので、最初はどうなるかなと気になっていたのですが、波瑠さんから『とてもやりやすいです』と言っていただいて安心しました」
森本 「僕は年齢的にど真ん中なので、チーム全員が仲間であり、先輩後輩でもあると思っています。そして、山本さんが盛り上げてくださるのを見て、聞いて、笑っていたら1日が終わっています」
倉 「最初に皆さんとお会いした時は若干よそよそしさがあったのですが、“柊班”のように、バラバラだったピースが一つの絵になる感じで、今ではとてもバランスが良いチームです」
柏木 「空き時間に、料理の話をしていることが多く、影響を受けて僕も料理を始めました。まだ、料理初心者なのですが皆さんの話に入っていけたらいいなと思っています」
──演じる役や自分と似ている部分、意識していることがあれば教えてください。
波瑠 「氷月との共通点は、私も瞬間記憶能力に似たものがあって、世の中に“カメラアイランク”があるとしたら、私はBマイナスぐらいには入るのでは? と思っています。なので『良いことも悪いこともよく思い出せる』という気持ちが少し分かります。氷月は“氷の女王”と呼ばれるくらい冷え切った人間関係ですが、彼女の表向きには見えない部分の肉付けを視聴者の方にも感じてもらえるように意識しています」
山本 「土屋は氷月との関係性が近いように見えたり、敵対しているように見えたり…と見方によっていろいろな捉え方になると思います。なので、土屋という人間がどういう人なのか? ということを今はまだ明確にしないようにしています」
森本 「僕は監督から『声は大きく、氷月に対して対抗心を持っていてください』と言われています。自分では声が低い方だと思っていたのですが『もう少し声を低く』と言われてびっくりしました。でも、声が大きいところは似ているので、似ている部分から少しずつ穂村に近づいていこうと思います」
倉 「皆さんの役の名前に“氷土炎水木”を思わせる漢字や音が入っていて、僕は“木”なんです。木皿は現代人っぽい考えの人で、自由度の高いキャラクターだと思います。目立ち過ぎないけれど、いつもそこに存在している“木”をイメージしつつ、自分との共通点も探しています」
柏木 「瑞江は警察庁長官の息子だけど“一人の刑事として見られたい”、“認められたい”という強い気持ちがあるので、その部分を意識しながら演じています。また、成長していく姿を視聴者の方に楽しんでもらいたいです」
──波瑠さん演じる氷月は“カメラアイ”という能力を持っていますが、皆さんが“カメラアイ”を持っていたら記憶しておきたいものは何でしょうか?
波瑠 「みんなの心が一つになった瞬間や、家族との思い出など全て残しておきたいのですが、その中でも1回だけ見ることができたオーロラは特に残したいです。思い出の中の記憶は、だんだん補正が入って正しくなくなってしまうので、映像を焼き付けられたら何度でも感動できていいなと思います」
山本 「ロマンチックではないですが、台本とか1回で覚えられたら良いですね。あとは、レシピを覚えておきたいです」
森本 「説明書を覚えていられたら便利ですよね。他には、小説を覚えられたら、横になりながら思い出して読めるのがすてきだなと思います」
倉 「僕は音楽や映画を覚えておきたいです。月日がたつとだんだん記憶が薄れていってしまうので何を見たか、聴いたか覚えておけたら良いですね」
柏木 「どこに何を置いたか忘れがちなので、目に焼き付けたいです。どこかにすぐ置いてしまう癖があるので、思い出すのに便利だなと思います」
──森本さんと柏木さんはライブの瞬間を記憶に焼き付けたいと思いますか?
森本&柏木 「それは、すでに焼き付いちゃってます!」
一同 「(笑)」
──お会いする前と後で印象が変わったなという方はいらっしゃいますか?
波瑠 「柊班の男性たちが、料理男子だったのが意外でした。また、森本さんの刑事の貫禄がすごく出ていて、勝手に私と歳が近いと思っていたら、まだ20代と聞いて申し訳ないです…」
森本 「5年前くらいから30代に間違われます(笑)。波瑠さんはクールビューティーな方だと思っていたのですが、先日番組の宣伝で収録に行った時に、VTRを見ながら横でずっと話していて意外でした」
倉 「僕も波瑠さんのイメージは、柊主任のようなクールビューティーでピリッとしていると思っていたのですが、お会いしたら雰囲気がとても柔らかくて、でも心(しん)がしっかりある方で、いつも引っ張ってもらっています」
──料理男子が多いということですが、どんなやりとりをされるのでしょうか?
倉 「山本さんからキャベツを千切りにしている動画が送られてきます(笑)」
山本 「キャベツの千切りは、左手でキャベツを持って回しながら切ると、ふわふわなキャベツの千切りができるのでお薦めです。しかしこのやり方は、めちゃくちゃ手を切るので気を付けてください(笑)」
波瑠 「山本さんの手には、いつもばんそうこうが付いていますね(笑)」
──とても和やかな柊班ですが、ドラマではどんな感じになるのか今から楽しみです。楽しいお話をありがとうございました。
【番組情報】
「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」
フジテレビ系
1月21日スタート
火曜 午後9:00~9:54
取材・文/五條亜唯(フジテレビ・関西テレビ担当)
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