イ・ジェフン、静岡での撮影裏話も! ファンミーティングリポート2024/12/25
「シグナル」「復讐代行人〜模範タクシー」シリーズ、最近では「フィンランド間借り暮らし」(U-NEXTで配信中)の出演などで話題の俳優イ・ジェフンが、11月23日に東京・よみうりホール、24日に大阪・松下IMPホールにて「2024 LEE JEHOON FANMEETING in JAPAN『JEHOON’s Favorite』」を開催した。「Favorite」とタイトルにあるように、イ・ジェフンの好きなものが詰まったイベントで、久しぶりに会う日本のファンとの交流を楽しんだ。ここでは東京の夜公演の模様をリポートする。(写真は昼夜両公演から掲載)
会場後方のドアから登場したイ・ジェフン。Georgeのバラード曲「all day」を歌いながら、客席の間の通路をゆっくり歩く。客席の近くを通りながら手を振ったり指ハートをしたりと、最初からサービス全開で、いきなりのサプライズにファンは歓喜の表情で迎え、間近に見るイ・ジェフンに大興奮の様子だった。ステージに上がり「久しぶりに東京で会えるのでとてもうれしいです。皆さんお元気でしたか?」とあいさつすると、さっそく近況トークへ。
少し前にドラマの撮影で2週間ほど日本に滞在していたそうで、「日本はおいしいものが多くて、我慢しながら撮影するのが大変でした。でも、食べることは諦めずに、もっと運動すればいいんだとマインドを変えて、あちこち歩き回ったり毎日運動していました。ホテルにジムがなかったので、近くのジムを探してそこに登録しました。ANYTIMEというジムです」と日本滞在の様子を詳細に、笑いを交えながら明かした。
続いて、リンゴを30年以上毎朝1個必ず食べているというイ・ジェフンにちなみ、「気になるリンゴトークトークQ&A」と題して、会場のファンから事前に寄せられた質問に答えるコーナーへ。北海道から来たというファンからの「冬のスポーツはやりますか?」という質問には、基本的に趣味で運動はやらないと答えつつ、7年前に友人と北海道に行き、小樽を訪れたり、ジンギスカンを食べたというエピソードを披露。「筋肉を見せてください」という要望には、照れつつも上着を脱いで、たくましい腕の筋肉を見せるポーズをすると、客席からは「キャーッ」といううれしい悲鳴が上がった。
さらに「最近あったうれしかったことは?」と聞かれると、「休暇で外国に行った際、アデルという歌手のコンサートに行ったんですが、僕が座っている席の横を歩きながら歌っていました。『うわぁ』と思って、スマホで写真を撮ったんですが、後で見たらきちんと撮れていませんでした(笑)。有名な歌手を近くで見られてすごくうれしかったです」と語り、自らもそういう経験をしたので、「今回のファンミでも皆さんの顔をもっと近くで見なければ」と思ったそう。そして、「僕にとって一番うれしいのは皆さんに会っている今この瞬間だと思います」とファンにとってうれしいコメントを投げかけ、会場から大きな拍手が沸いた。
質問が読まれたファンにはリンゴがプレゼントされたが、いくつか余っていたリンゴを、イ・ジェフンが「配ってもいいですか?」と、客席に投げ入れる場面も! リンゴをキャッチしたラッキーなファンは大喜びだった。
続いて、ロマンチックなセリフを日本語で披露するコーナーへ。「最近の出演作では、ロマンチックなセリフはほとんどなかったと思うけど、今日習っていきます」と、「やっと会えたね」といった甘いセリフを日本語で言うと、会場は大盛り上がり。さらに客席まで降りて行き、ファンの目の前でそのセリフを言ったり、スマホで2ショットを撮ってあげたりと大サービスのイ・ジェフン。「手をつないでもいい?」というセリフには、会場中から「いいー!」との返事が返ってきて本人もニッコリ。「こっちにおいで」というセリフは韓国語でも披露し、「이리와(イリワ)」と低めの渋い声の胸キュンセリフに、客席からは「キャーッ!」という大きな歓声が沸き起こり、笑顔がこぼれる幸せな瞬間となった。
後半はBrown Eyed Soulの「Love」の歌唱でスタート。甘く優しい歌声にファンはうっとり聞き入っていた。続いて、イ・ジェフンのプライベート写真を見ながらのトークコーナーへ。8〜9月にかけて2週間ほどドラマ撮影のため静岡で過ごしたといい、ラフな格好で道を歩いている写真などを紹介。すっきり晴れた日に富士山がきれいに見られて、とても気分が良かったそう。日本ではよくコンビニに行っていたようで、「日清のカップヌードルが好きで、新製品を見つけると必ず買って食べます。その中で衝撃的だったのがカレーメシ。そこにゆで卵を2つ添えて食べると本当においしいんですよ」と、日本での思い出を振り返った。
「Favorite模擬試験」と題したコーナーでは、質問の答え4択の中からイ・ジェフンが選んだものを当てるとプレゼントがもらえるという企画。「日本に来て驚いたことは?」という質問には「建物がきれいだったこと」、「幼い頃一番得意だった科目は?」は「数学。英語は苦手でした」と回答。「明日、地球が滅亡するなら?」という問いには「いつも通りに過ごす」、「自分のことを一番カッコいいと思う瞬間は?」には、「常日頃。そうだったらいいな、という気持ちで選びました」と答え、イ・ジェフンの考えが明らかに。全部当てたファンにはイ・ジェフンとの2ショットがプレゼントされた。そして、会場のファンをバックに写真撮影を行うと、「皆さんと撮ったこの写真は、疲れた時や大変な時に取り出して見たいと思います」と伝えた。
イベントも終盤、「さっき始まったばかりだと思ったのに、もう終わってしまうんですか? とても不思議ですね。僕は俳優なので、演技に集中している時は時間を忘れてしまう。ですが、この世で一番時間が早く流れてしまうのは皆さんと一緒にいる時だと思います。皆さんも、僕と過ごしたこの時間が幸せであっという間だったな、と思ってくれたらうれしいです」と、優しい声であいさつ。さらに、「僕はすてきなドラマや映画を通して皆さんに感動を与える、そんな俳優になります。演技ができるのは皆さんのおかげです。演技をしていると大変な時もあるのですが、皆さんのことを考えるとパワーがみなぎって、もっと一生懸命頑張らなければという気持ちになります。これからもすてきな姿をたくさん見せていきます」と真摯(しんし)に語り、最後は「ほんとうにありがとうございます!」と日本語で言い、手を振ってステージを去っていった。
約1時間半の公演の間、なるべくファンの近くに行こうというイ・ジェフンの思いが随所に感じられるイベントだった。公演終了後に、来場者全員とハイタッチの特典があるというのものその思いの表れなのだろう。イ・ジェフンは両手でハイタッチしながら、ゆっくりと一人一人と目を合わせ、時に会話しながらファンとの時間を楽しんでいるようだった。近い内にまたこうしたファンと一緒の時間を持てるようにしたいと言っていたイ・ジェフン。次回作とともにまた会える日を期待したい。
取材・文/haru*hana編集部
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