Feature 特集

ミニアルバム&写真集「Collage」を発売した蒼井翔太の揺るぎない原動力に迫る2024/12/06

ミニアルバム&写真集「Collage」を発売した蒼井翔太の揺るぎない原動力に迫る

 現在好評発売中の「月刊TVガイド2025年1月号」には、先日ミニアルバム「Collage」をリリースした蒼井翔太が登場。同日には同タイトルの写真集も発売し、余すところなく蒼井の今を堪能することができる。自分でも驚くほどに日々進化を遂げているという、蒼井の豊かな表現力を支えるものとは。同誌掲載のインタビューを抜粋して送る。

 「蒼井翔太らしい1枚を作る上で、“コラージュ”がキーポイントになるんじゃないかってところから始まったアルバム作り。異なるジャンルに振り切った5曲がそろい、3rdアルバム『DETONATOR』に続いて新たな爆発的な作品になりました。『DETONATOR』を引っ提げたツアーを経て、音楽の楽しさへの思いはさらに強くなりました。自分の中に眠っている蒼井翔太がまだいるのかっていうことに気付かされ、それをとことん詰め込んだのが今回のミニアルバム『Collage』です。

 僕の好きしか詰まっていないアルバムで、一つのことにカテゴライズされない、という今の蒼井翔太らしさがよく出ています。趣味で始めたコラージュノートが音楽につながっていくとは思ってなかったけれど、ジャケット写真もMVも、同タイトルで発売する写真集も、そして蒼井翔太自身も大好きでいられることを強く実感する作品になりました。

 楽曲を選ぶ際には、今、この瞬間の僕が『好きだ』と思った気持ちに正直に。耳に残るもの、これを歌うことで今の蒼井翔太を表現してみたい、と感じるものを選ぶことで、レコーディングも素直に気持ちが乗りました。どれも素晴らしい楽曲だったけれど、今回は今の僕が好きと感じて表現したいと思うインスピレーションを大事にしました。

 リード曲の『Da La La』は誰かの背中をポンと押せるようなものになればいいなという思いを込めています。表現の違う5曲がそろって一つの舞台を作っているアルバムだから、カーテンコールはインパクトのある楽曲で、僕の決意のようなものを表現したくて。それがリード曲なのにあえて曲順の一番最後にした理由です。MVも等身大の蒼井翔太と、内に秘める本心の部分とのギャップを表現しています。音楽でもMVでも写真集でも、余すことなく蒼井翔太を感じてほしいです。

 出来上がったアルバムを聴いた瞬間から『まだまだいろいろな表現ができる』と感じたくらい、見たことのない蒼井翔太はまだ僕の中にたくさんいるみたい(笑)。皆さんの想像の斜め上を行く形で提供し続けていくこと、それこそが蒼井翔太の人生なのだと思っています。今回お見せしたのはまだまだ蒼井翔太のごく一部。これから続く蒼井翔太の人生の通過点くらいに受け止めてもらえたらうれしいです。

 12月28日のワンマンライブ『蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. Collage』(神奈川・パシフィコ横浜)は昼夜違うセットリストになっています。エンターテイナーとして、一瞬一瞬のサプライズ、パフォーマンスで皆さんの心を奪わなくてはいけない。そんな蒼井翔太を見た皆さんが『この人を応援したい』『この人が大好きだ』と思ってくれてお互いの絆が一つになる。自然に声が出て盛り上がってしまう、そういう流れをもっともっと強くしていきたいです。かわいいグッズもたくさん考えたので、楽しんでいただけるとうれしいです。

 今後やりたいのは海外ライブ。公式Weiboも開設しましたし、なんとか形にできないか試行錯誤中です。日本でも行ったことのない場所がたくさんあるので、全国ライブもやりたい。海外含めて、できる限り皆さんのところに会いに行く。それが今、一番やりたいことです」

【プロフィール】

蒼井翔太(あおい しょうた) 
8月11日生まれ。福井県出身。B型。近年の主な声の出演作は、「新しい上司はど天然」(2023年)、「出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした」「ツキウタ。」劇場版 RABBITS KINGDOM THE MOVIE(ともに24年)など。現在、「妖怪学校の先生はじめました!」(TOKYO MXほか)が放送中。

【リリース情報】

MINI ALBUM「Collage」
NOW ON SALE

“複数の異なる素材を合わせて1つのものを作る”という意味を持つタイトルにちなみ、全く異なるジャンルに振り切った新録曲5曲を収録。同タイトルの写真集も同日発売。12月28日には同アルバムを引っ提げ、昼と夜の2公演、異なるコンセプトとセットリストのワンマンライブ「蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. Collage」を神奈川・パシフィコ横浜で開催する。

取材・文/タナカシノブ 撮影/興梠真穂 ヘアメーク/浅沼薫(Deep-End) スタイリング/石山貴文 衣装協力/ABISTE(TEL:03-3401-7124)



キーワード

この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.