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「オドぜひ」オードリーの印象に残った“名物ぜひらー”とは? 今年の振り返りも… 2024/12/02

「オドぜひ」オードリーの印象に残った“名物ぜひらー”とは? 今年の振り返りも… 

 「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」(中京テレビ・日本テレビほか)の年末スペシャルが、12月25日に放送されることが決定。年末の風物詩ともなっている同スペシャルだが、今年は「オードリーさん、俺たちは噛ませ犬じゃないんです!」と題し、名物“ぜひらー”(素人出演者の総称)が格闘家“ぜひらー”と対決に挑む。

 放送に先駆け、オードリー若林正恭春日俊彰に収録の感想や印象に残っている名物“ぜひらー”、来年やりたいことなどを聞いた。さらに、今年開催した東京ドームライブの話題も。

――まず、年末スペシャルの収録を終えての感想を教えてください。

若林 「毎年やらせてもらっているので、この時期が来たなと思いながら収録に臨んでいますが、今年は特に白熱した戦いが続いて、名シーンが続出したなっていう感じですね」

春日 「ここ何年もこの年末スペシャルをやらせてもらっているので、収録をやると『今年も終わるんだな』と感じます。今年も、例年通り気持ちよく新年を迎えられそうな収録だったなって。いつもの芸人同士で収録するのもいいんですけど、今回はまた違った面白さ、魅力のある回になったかなと思います」 

「オドぜひ」オードリーの印象に残った“名物ぜひらー”とは? 今年の振り返りも… 

――今回、収録に参加したぜひらーの中で印象に残った人はいますか?

若林 「石黒(雄三)さん(2012年以来、最多出演回数を誇るミスターオドぜひ・コンパ王)の気持ちから始まって、最後に石黒さんが主役になって駆け抜けたっていう、そんな回になったかなと思います」

春日 「確かに。でも、それぞれに見せ場があったね。格闘家ぜひらーの方々のプロレスらしい部分も出ていましたし、それ以外でもちょっとしたドラマが生まれたり。石黒さんにはここ何年もずっとお世話になっているので、今年もいろいろやってくれるんだろうなって期待していましたけど、もうそれ以上!(笑) 何年も石黒雄三という男と一緒にいますけど、ちょっと底知れないですね。まだそんな引き出しあったのか! みたいな。あと、今年のぜひらー代表としてアベタツ(阿部竜也さん/24年8月『なんでも半分に分けられる男』として初登場)がいますが、今回のような企画が好評になると、次はアベタツの座を全国のぜひらーが狙う1年が繰り広げられるのではないかと思っています。『第2のアベタツは俺だ!』みたいな感じで(笑)」

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――通常回はスタジオトークがメインですが、今回の収録ではスタジオを飛び出し、企画に体を張って挑んだそうですね。

若林 「今回はスタジオから外に出るまでの間が変なお笑いになっちゃって(笑)。 面白いんですけど、お笑いをやってきた人しか笑わないみたいな変な感じ。途中数秒だけ『面白くないな』って思ったりしていたんですけど(笑)、外に出てからはチームプレーで両チームともに輝きがすごかった! なので、本当に忙しくて時間がないよって方は、外の場面から見てほしいなと思います(笑)」

春日 「初めから見ないと外の場面の面白さが半減しちゃうよ」

若林 「そうね、ストーリーがね」

春日 「そうそう。だから1回戦、2回戦は頑張って耐えていただいて…。3回戦からは保証しますから(笑)」

若林 「面白いは面白いんだよ。ただちょっと変な笑いなんだよね(笑)」

「オドぜひ」オードリーの印象に残った“名物ぜひらー”とは? 今年の振り返りも… 

――若林さんは、春日さんが体を張って対決する姿をご覧になっていかがでしたか?

若林 「そうですね、毎年スギちゃんと春日がプールに落ちる。それが定番になって、そうじゃないと年を越せないよっていうことだったんですけど、今年はいろいろあって、あまり多くは語れないですけど、春日だけが立ち尽くしている時間ができちゃって…(笑)。 それこそ見てもらわないと分からないのですが、ちょっと不安になった時間があったんですよ。これはなかなか見ることができない春日の表情なので、そこはぜひ注目してもらいたいです」

春日 「あの瞬間は数秒だったのかもしれないけど、永遠に感じました。今年の中で一番怖い時間だった…(笑)」

――時が止まったような感じでしたか?

春日 「そう。もう最後のドラマが生まれた瞬間だったと思います。なんだかんだ言っても、やっぱり最初から最後まで無駄な時間はなかったです!」

「オドぜひ」オードリーの印象に残った“名物ぜひらー”とは? 今年の振り返りも… 

――今年1年間の中で印象に残っているぜひらーを挙げていただくと?

若林 「やっぱり今回も出演しているアベタツかな。連続で収録に参加している回数でいうと、おそらく歴代の記録になっていると思う。皿を半分に分けるっていう新しい文化を持ち込んでくれたっていうのは、番組に貢献してくれているよね」

春日 「本当にいろんな方に出ていただきましたけど、面白いもので不思議とその年に集まるなんてことがあったりするじゃないですか。その世代がギュッとね。そういう考えでいくと今年はアベタツ世代といいますか…。アベタツのような空気を持った人が多かった気がします。アベタツが代表的ではあるけど、すてきなぜひらーが多かった印象です」

「オドぜひ」オードリーの印象に残った“名物ぜひらー”とは? 今年の振り返りも… 

――来年やってみたい企画はありますか?

若林 「ロケに行きたいかな。地方ロケをやってはいるけど、名古屋周辺をしばらく歩いていなくて寂しいなって感じる。スギちゃんと春日とまた名古屋ロケしたいなって思います」

春日 「僕は、1年を通してすごくストーリーがあったと思うんです。格闘家の方々にたくさん出ていただいて、それに石黒さんが怒っちゃって、年末に対決するって。なので来年は反アベタツ派みたいな感じでさ。でも、おそらく反アベタツ派ってスギちゃんだと思うんだよね。毎年出ていたけど、今年はアベタツに押し出されちゃったから(笑)。なので、スギちゃんが2月くらいまでにスタジオに物申しに来て、年末に向けてストーリーを作って対決してほしい!」

「オドぜひ」オードリーの印象に残った“名物ぜひらー”とは? 今年の振り返りも… 

――今年1年、オードリーのお二人は東京ドームライブを行うなど大活躍でしたが、振り返ってみていかがですか?

若林 「確かに、東京ドームライブは大きな出来事だったね。来てくれたお客さんたちの中には『オドぜひ』を見てくれている人もかなり多くて、ライブ以降ぜひらーがドームグッズのTシャツを着て登場することが激増して。ファンミーティングじゃないんだよって思うことも(笑)。 なので、来年はオードリーグッズを着て出演するのは禁止っていう方針でやっていこうと思います!」

春日 「東京ドームライブは1日だけだったとはいえ、それほど影響があったっていうことだよね。ギネス世界記録だし。『オドぜひ』も本当に楽しいけど、東京ドームライブの印象が強過ぎた!(笑)」

 深夜のゆっくり過ごす時間にぴったりな「オドぜひ」年末SPはオードリーの2人が絶賛するぜひらーたちも多数出演! どんな対決になったのか、ぜひお見逃しなく!

「オドぜひ」オードリーの印象に残った“名物ぜひらー”とは? 今年の振り返りも… 

【番組情報】
「オドぜひ年末SP 2024 オードリーさん、俺たちは噛ませ犬じゃないんです!」

中京テレビ・日本テレビほか
12月25日 深夜1:29~2:29

取材・文/M.Sakamoto(日本テレビ担当)



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