岐阜県多治見市「天光の湯」で総ヒノキ造のバレルサウナを愛でる2024/11/17
BS朝日で11月18日放送の「サウナを愛でたい」(月曜午後10:30)は、岐阜県多治見市の「天光の湯」を愛でる。
「サウナを愛でたい」は、全国津々浦々サウナ施設を巡りながら、各施設の「個性」をあの手この手で愛でる、業界初のサウナ番組。音楽界きってのサウナ好き・ヒャダインと、今やサウナ界ではすっかり定着した「ととのう」の生みの親・レジェンドサウナーの濡れ頭巾ちゃんが、実際にサウナを体験しながら施設の魅力と、そこで働く人たちの思いも伝えていく。
“ととのい難民”ゼロが目標の施設
11月18日の放送で訪れた、岐阜県多治見市にある「天光の湯」は、至高のサウナ・外気浴と、天然ラドン温泉が楽しめる温浴施設。多治見市は、陶器やタイルを生産する「焼物の町」として知られ、物を作るエネルギーに満ちあふれた場所。「天光の湯」は、そんな多治見唯一の天然温泉であり、小高い丘にたたずみ、静かな空間の中で自分と向き合える日帰り天然温泉として愛されている。
「天光の湯」は創業以来、「日頃の疲れを癒やしていただける天然温泉」であることを理念に営業してきたが、2023年秋に「至高のサウナ・水風呂・外気浴」という要素をプラスするべく設備を大幅にリニューアル。なお、「天光の湯」が求める「至高のととのい」とは、「自分の体に合ったととのいが見つけられること」「できる限りストレスを感じずに深いリラックス状態まで到達すること」だそう。
そのため、リニューアルした「天光の湯」には男湯・女湯とも、内湯にオートロウリュサウナ、露天エリアにセルフロウリュ式のバレルサウナがある。サウナは上段下段で温度差が出ないように工夫されており、水風呂は、しっかり冷やしたい人、ゆっくり冷やしたい人、おのおのの目的に合わせて選べるよう温度タイプ別に三つを用意。さらに、順番待ちすることなく、誰もがリラックスできるように外気浴スペースには「ととのい椅子」が男女合わせて70席以上も設置されている。
「サウナを愛でたい」の大ファンで、放送1回目から特番まで全てチェックしているという支配人に話を聞くと、「わたくしのマニフェストは、絶対に“ととのい難民”を出さないこと」と力強く宣言。そんな、支配人のサウナ愛とこだわりあふれる極楽施設で、至れり尽くせりなサウナタイムにヒャダイン&濡れ頭巾ちゃんも大満足!
ヒャダイン&濡れ頭巾ちゃん大絶賛! こだわり抜かれたサウナを堪能
男湯の「ロウリュサウナ」のヒーターは「METOS製 isness(イズネズ)」を使用。ガス遠赤外線ヒーターでサウナストーンを熱し、その石に水をかけて発生した蒸気(ロウリュ)が体を温めてくれる。天井の丸みとワイド設定の送風機が、ロウリュを部屋全体に行き渡らせ、サウナ室のどこにいても体全体を熱波が包み込むよう設計されている。そのため、通常ロウリュの恩恵を受けにくい下段でもしっかり熱波を味わうことができ、高温が苦手な方でも、座り位置によって自分に合った熱さに調整することができる。
女湯のオートロウリュサウナは、時間によって「ストロング」と「マイルド」の2種類のロウリュを楽しむことができる(オートロウリュ時間:毎時00分=ストロング/30分=マイルド)。
セルフロウリュ可能なバレルサウナは、男女ともに、ヒノキの北限と言われる茨城・福島の県境「八溝山」流域から採れる全国有数の銘木「常陸檜」をぜいたくに使用した総ヒノキ造。常陸檜は非常に香りが強く、室内はヒノキの上質な香りで包まれている。男湯のバレルサウナでは、噴霧器でサウナストーンに水をかけてロウリュを発生させている。
こだわり抜かれたサウナ室に、ヒャダイン&濡れ頭巾ちゃんは「すごく良い」「毎日通っちゃうな」と大絶賛!
女湯にある「ミストサウナ」では、季節に合わせてハーブやアロマを配合した香りの良いミストを味わうことができる。ミストサウナは、他のサウナに比べて温度が低くく湿度が高いため、肌や髪がパサパサになりにくい。また、低温・高湿度なので息苦しさや体の負担を感じにくく、サウナが得意ではない方も快適に過ごすことができる。心地よい香りのミストが室内全体に行き渡ることで、短時間で体を芯から温めて発汗を促し、リラックス&リフレッシュ効果を与えてくれる。
3種の水風呂&広大な「ととのいスペース」を満喫
羽衣ができない「激流水風呂」など男湯の水風呂
サウナ入浴後に水風呂に入ると、自分の体と冷たい水の間に温かい水の層ができる。この温度境界層のことを「温度の羽衣」と呼ぶ。「激流水風呂」では、温度の羽衣をあえてジェット水流で剥がして、体を一気に冷やしたい方におすすめの水風呂だ。
水温は15℃前後だが、ジェット水流で温度の羽衣が剥がれることで体感温度がグンと下がり、サウナで熱くなった体をしっかりクールダウンさせることができる。
さらに、水温一桁台(シングル)の水風呂「グルシン水風呂」、露天エリアにあるバレルサウナに併設されている「露天水風呂」の計3種類の水風呂を楽しむことができる。水風呂に入ったヒャダイン&濡れ頭巾ちゃんは「水質が良い」「まろやかですね」と気に入った様子。
50脚以上のととのい椅子が並ぶ。男湯の「ととのいスペース」
日本有数の大きさと席数を誇る「ととのいスペース」は圧巻。男湯のととのいスペースはおよそ50席のととのい椅子があり、自分の感覚に合ったととのい椅子に出合ってもらえるよう、同じ種類の椅子だけで統一するのではなく、あえて材質や形状の異なるさまざまな種類の椅子を用意。また、「ととのいスペース」の近くには、天然記念物・三波石の一枚岩できた「玉寝台」もありゴロ寝も可能だ。
女湯には「天然ラドン泉」源泉かけ流しのぜいたくな水風呂も!
露天エリアのバレルサウナに併設されている「寝水風呂」は、仰向けに寝た状態で体を冷やす水風呂。露天エリアに設置しているので、空を眺めながら熱くなった体をクールダウンさせることができる。水温は15℃前後よりやや高めに設定されているので、ゆっくり体を冷やしたい方におすすめ。
「オートロウリュサウナ」と「ミストサウナ」の前に設置されている、水温15℃前後のベーシックな水風呂は、サウナ室からのスムーズな導線が意識されており、また、順番待ちが起こらないよう広々としたつくりになっている。この水風呂の浴槽には、青色・水色・白色の3色の美しいタイルを使用。焼物の町・多治見を感じられるように、見た目だけでなく肌触りも良いタイルとなっている。
「源泉掛流し水風呂」は、希少な「天然ラドン泉」源泉かけ流しのぜいたくな水風呂。ラドン泉は、細胞を活性化し血流を促進させることで体内の老廃物を排出する働きがあると言われており、肌のターンオーバーにも効果があるのだとか。湧き出したラドン泉をそのまま湯船に供給しているため、水温は水風呂としては高めの23℃前後。15℃前後のベーシックな水風呂が苦手な方や、ゆっくり浸かって体をクールダウンしたい方におすすめの水風呂だ。
石橋を渡れば「ととのい」理想郷が。女湯「ととのいスペース」
庭園に囲まれた女湯の「ととのいスペース」へは、石橋を渡って入場する造りになっている。「ととのいスペース」にも、ととのい椅子はあるが、順番待ちが起こらないようこのスペースの外、露天エリアの各所にもととのい椅子が置かれている。男湯と同様に、さまざまな種類の椅子を用意している。
呼吸浴を味わう「天然ラドン泉」&三波石と木々に彩られた露天風呂
日頃の疲れを癒やす天然温泉として、「天光の湯」は全国でも希少な天然のラドン泉を使用している。別名「吸う温泉」とも言われる天然のラドン泉は、肌に触れるだけでなく蒸気を吸い込むだけで、血液中の尿酸や中性脂肪・コルステロール・窒素酸化物などの不要物を体外に排出し、細胞の活性化・免疫力や自然治癒力を高め、新陳代謝を促進させる効果が期待できる。内湯の室内は、そんなラドン泉の蒸気がたっぷり満ちている。
「天光の湯」の浴槽は、焼物の町・多治見ならではの美しいタイルと、真緑色に輝く天然記念物の三波石で仕上げられている。男湯・女湯ともに、天然ラドン泉を使用した高濃度炭酸泉も。「天光の湯」の炭酸泉の濃度は、通常の温泉施設に比べて高く、医療用に使用する1200ppm以上の高濃度を誇る。細かすぎて見えないほど微細な泡が、体全体を覆ってくれる。
男湯の露天風呂を囲う岩には、天然記念物の三波石を使用している。三波石は、群馬と埼玉の県境を流れる神流川中流の峡谷に見られる美しい青緑色の結晶片岩。青味の中に水で洗われた石英が白く浮き出た美しさが特徴の銘石で、伊勢神宮の石段や世界文化遺産の京都・龍安寺の枯山水庭園の庭石などにも用いられている。真緑色に輝き美しい表情を見せる三波石と、木々の庭園に囲まれた露天風呂でくつろぎのひとときを過ごすことができる。
「天光の湯」で2セット、存分に満喫したヒャダイン&濡れ頭巾ちゃんの表情にご注目あれ!
【番組情報】
「サウナを愛でたい」
BS朝日
月曜 午後10:30~10:54
全国津々浦々サウナ施設を巡りながら、各施設の「個性」をあの手この手で愛でる、業界初のサウナ番組。音楽界きってのサウナ好き・ヒャダインと、今やサウナ界ではすっかり定着した「ととのう」の生みの親・レジェンドサウナーの濡れ頭巾ちゃんがサウナ愛を爆発させる。暴走しがちな出演者をたしなめる(!?)壇蜜のナレーションも愛でたい。
※TVer、ABEMA、テレ朝動画で見逃し配信あり。
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