【YouTube配信リポート】加治将樹&制作陣が「めんつゆひとり飯2」秘話を告白!2024/11/20

BS松竹東急で2023年に鞘師里保さん主演で実写ドラマ化された「めんつゆひとり飯」。瀬戸口みづきさんの同名4コマ漫画が原作で、第2弾となる「めんつゆひとり飯2」が24年10月2日から放送されています。
本作は、めんどうくさがりな独身会社員の面堂露(鞘師)が、めんつゆを料理界の“オールインワン”と名付け、どんな料理にも使用し最強時短レシピ=ズボラ飯を開発するグルメコメディー。めんどうくさがり屋のズボラOL・露が「ラクでいい。ラクがいい。ラクしかしたくない!」をモットーに、万能調味料・めんつゆを駆使してズボラ飯を作りまくる物語です。
そんな露が勤務する通販会社「YARANAI」の経理部主任の保ヶ辺勉役の加治将樹さんも前作に引き続きに出演されていて、“女が俺を裏切っても肉と油は常に俺を幸せにしてくれる”と悟りを開いてしまった保ヶ辺を魅力いっぱいに演じています。
このたび、加治さんと監督の瀬野尾一さん&頃安祐良さん、そして、プロデューサーの渡邊竜さんが、よりドラマを盛り上げるために、撮影現場での裏話や、出演者のマル秘エピソード、さらに、こだわりの演出など、さまざまなトークを展開するYouTube企画「#つゆめし座談会」が11月21日に配信されるとうかがい、収録現場にお邪魔しました!

当日は、朝一番での収録にもかかわらず、ドラマ初の試みとなる企画に、テンション高めの4人が、番組が用意した「つゆめしボックス」の中に入っているトークテーマを順番に引いて、それぞれのテーマに沿って対談していきました。
「鞘師のアドリブがパワーアップした!」「シーズン2のエンディングのダンスの振り付けは、韓国のボーイズグループ・BTSと同じ振り付け師だった!?」「保ヶ辺のおなかには、妊婦体験を勉強するための“アレ”が入っている!?」「実は、加治の私生活は健康食のオンパレード!」「撮影以外では、誰も話をしていない…」など、さまざまなエピソードが展開し、収録終了予定時間になっても、話し足りない様子の4人。
挙げ句の果てには、「保ヶ辺をフィーチャーしたスピンオフを作ろう!」と盛り上がり、どんな内容にするか、瀬野尾さんと頃安さんがそれぞれアイデアを出していきます。ノリノリでどんどん妄想が膨らんでいく加治さんと監督たちに対し、予算がチラつく渡邊さんだけは笑顔でうなずくだけ。スピンオフが実現するかどうかはさておき、「めんつゆひとり飯」のさらなるシーズン継続に向けて、4人の大人はとっても意欲的な様子が伝わってきました。
そんな、YouTube収録後の4人に、独占取材を敢行! 前作からパワーアップした点や、演出面でこだわっていること、さらに、自身の「ズボラエピソード」などについて聞いてみると、面白い話が飛び出しました。

――シーズン2が決定した際、鞘師さんが「まさか、シーズン2になるなんて!?」と驚いていました。意識した部分や、パワーアップしたことを教えてください。
渡邊 「シーズン1と何も変わらずにそのままやるのは芸がないなと思ったので、登場人物を増やしてパワーアップ感を出そうと意識しました。その結果、キャスト同士の掛け合いの組み合わせが増えて、いろいろなバリエーションができてよかったなと。あと、鞘師さんも加治さんも、前作から出演している皆さんが慣れてきた部分もあるので、シーズン2はさらに面白くなっているかなと思います」
加治 「多分ですが、鞘師さんはすごく楽しもうとする気持ちがめちゃくちゃ増えたんだと思います。本人も言っていましたが、僕がいろいろ仕掛けるアドリブとかに対応しなきゃと思ってくれて、すぐに反応してくれる感じが、前作の時よりも増して一緒に楽しもうとしている感じがあります」
――鞘師さんは、加治さんがいるから安心してふざけられるともおっしゃっていましたね。
加治 「そう言っていただけるとうれしい反面、申し訳ないなとも思います。僕のせいで余計なストレスを与えてしまってごめんねと。僕もなるべくふざけないようにした方がいいかなと思うので、何かを仕掛けるというより、その時感じた気持ちのままナチュラルにふるまっているというか…」

――加治さんが、前作から変わったなと感じる部分はありますか?
加治 「この作品は、ファミリー感が強いからみんな一緒に楽しもうという気持ちは強くなりました。他の現場では、こうしてみたいと思うことがあっても、コミュニケーションが取れていなくて、その気持ちにふたをすることが多いですが、『めんつゆ』のメンバーはコミュニケーションが取れているので、やり過ぎた時はきちんと言ってくれるし、バランスを取ってくれるのですごく助かっています。前作からスタッフがガラッと変わりましたが、すごくファミリー感が強くなって、とてもいい現場だなと感じています。そういう雰囲気も相まって、僕もいろいろなアイデアが生まれるし、制作スタッフが用意してくれたお肉のクッションとかの小道具も、せっかくこれを用意してもらったのにスルーしたら申し訳ないなと。そんな思いも生まれるほどすごくいい現場だなと思っています」
渡邊 「シーズン2になって皆さんがなじんできたというか、いい意味で力が抜けてきたのかもしれないなと」
――YouTubeの収録中、シーズン3、4と、長く続く作品になるといいなとおっしゃっていましたね。
渡邊 「続けば続くほどうれしいですからね。テレビ東京さんの『孤独のグルメ』みたいに(笑)。BS松竹東急さんの年越しは『めんつゆひとり飯』の一挙放送とか。看板番組になったら最高ですね!」
頃安 「原作に出てくるめんつゆ料理の中でも、まだ使ってないエピソードもありますし、まだまだ奥行きがありますからね」
瀬野 「瀬戸口先生もSNSでめんつゆ料理を作ってアップされていて、アイデアをたくさんお持ちなんだなと。原作を追い越してオリジナルレシピを作ることはないですけど、めんつゆの可能性はまだまだありそうですし」
――「実は、ココこだわっています」という演出についてお聞かせください。

瀬野尾 「加治さんがすごいなと思ったことがあります。第4話に炊飯器で作った豚の角煮が出てくるのですが、炊飯器のふたをパカーンと開けて一本まるまるの角煮をフォークでボンと刺す前に、肉をなでてくださいとお願いしたら、ボソッと『おかえり』と言ってくれたんです。あれは僕の演出じゃなくて、加治さんがそういう気持ちになって小さく言っているんですよね」
加治 「あのシーンは、確か、シーズン2の撮影が始まってすぐくらいに撮影したので、『めんつゆひとり飯』おかえりの意味で言ったような気がします。あと、肉が僕の元においしくなって戻ってきた喜びもあったと思います」
瀬野尾 「いろいろな意味の『おかえり』があったところが深いですね(笑)。実は、第4話の編集をしていたら『おかえり』がカットされていてびっくりしました。多分、小さい声だったからノイズだと思ったんでしょうね。音声さんに『このシーンの裏にちっちゃく声が乗っているので消さないでもらえますか』と言って、復活させました」
加治 「『おかえり』おかえり!」
瀬野尾 「あと、ハンバーガーや牛丼を繰り返して食べる時に、1杯目で『いただきます』と言って2杯目以降も『いただきます』だと、悪くはないけど味気ないから、加治さんに『おかわりする時に何か掛け声が欲しいんですよね。なんかないですかね』と言ったら『分かりました。何かやってみます!』って、その時出たのが『おかわります』だったんです。すごく単純だけど面白い、こういうの僕では出ないんだよなと思って。アドリブでああいうのを欲していたんですよね」
頃安 「保ヶ辺が肉カスの良さをみんなに教えたくて、どんなに素晴らしいかというのを伝える時、加治さんがアドリブで急にエキストラの人にも肉カスを配り始めて…」

瀬野尾 「あー、あれもおかしかった。肉カスを『お願いしカス』と言いながら配るんですよね(笑)。『お願い』に『カス』をつけただけでおかしくて。三原ちゃんに、『いりカス?』って聞いたら受け取ったんだけど、次に鞘師さんにも『いりカス?』って聞いていて…。鞘師さんは何と言おうか迷った挙句に、なんか言っていたんですけど、そこはオンエアで切っちゃいました」
加治 「あの時、鞘師さんはめっちゃ迷っているんだけど、そういう時こそ鞘師さんが素でいい顔をするんですよね」
渡辺 「突然アドリブをぶっこまれて、素で驚いているあの感じがいいですよね」
瀬野尾 「僕が頃安さんの回で個人的に大好きなのは、総菜を三つ買って振り返ってパーってやるやつ。いつまでもカットをかけないから、鞘師さんが何回も振り返ってすごいんですよ」

頃安 「あれ、すごくかわいかったですよね。だんだん撮影が中盤になってきて、もう何も思い付かなくなってきて、鞘師さんがもう顔面でごまかすしかないみたいな(笑)。勢いでやっていました」
加治 「僕、そういう鞘師さんの表情集があったらいいなと思っていますよ」
瀬野尾 「それ、最高ですね。第1話でゴミ箱にゴミを投げてナイスショットになる予定が、ゴミ箱の前ですっ転んだんですよ。あれは演出じゃなくて、なかなか入らないから外れたら自分でゴミを取りに行って、もう一回やって。それを何回も繰り返していたら、本当に転んじゃったんですよ。でも、鞘師さん体幹がいいから、転びながらもゴミをゴミ箱にインして、そのままカメラの方にちょっと笑いながら来るんですけど、あれは素で笑っていますね」

――皆さんのズボラエピソードもお伺いしたいです。
瀬野尾 「僕のズボラな面は、ドラマに落とし込んじゃったりします。ドライヤーを使った後、コンセントに差しっぱなしのまま定位置に片付けないとか、こたつで寝ちゃうとか、もしかしたら露がそういうことをやりそうだなと。細かいことで、実体験に基づいていることもあります」
渡邊 「私はですね…。デスクの上が会社の中で一番汚いです。『汚くてもアイデアが生まれるから大丈夫』とか、『仕事ができる人はそうなんですよ』と言ってくださいますが…。自分的には問題ないですけど、遠くから見ても異様に汚いところが自分のデスクだと分かっちゃいますね」
加治 「実はこう見えて、僕はめちゃめちゃちゃんとしたいと願っている人なんですよ。でも、奇麗なのは見える範囲で良くて、引き出しや扉を開けたらめっちゃ汚いところがあります。だいたい、押し込んであるので、クローゼットとか押入れの中はぐちゃぐちゃだったりします。一番気を使っているのは“食”です。こだわりのスーパーに行っています。調味料とかにもこだわっているし、添加物も気にします。あと、野菜も一回重曹につけるとか。これが健康にいいとか、こういう物は体に入れない方がいいというのを見ちゃうと、実践したくなっちゃうんですよね。この体型を維持するために、内臓だけはちょっと健康でいないといけないなと(笑)」
頃安 「僕は、第8話に出てくる『ズボラ鍋』を家でもやっています。僕、明日は休みだから1日家から出ないみたいなのを決めるんです。その日の前日に鍋をして、朝起きてそのまま昨日のあまった汁を使って、そこに残ったいた肉を入れてみたいな。でも、ズボラ鍋って夜になると飽きて、Uber Eatsを頼んじゃったりして(笑)」

――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします!
渡邊 「後半は、季節に合わせた料理とエピソードになっています。最終回は12月25日放送なので、クリスマスのお話です。そのときどきに合わせたイベントもありますのでそこも注目していただきたいです。露も冬のズボラな装いになって、コタツが出たきりと、本当に楽しいドラマになっておりますので、ぜひご覧ください」
加治 「僕はいつも、ストレッチポールみたいな筋膜ローラーに寝そべってゴロゴロしながらドラマを見ているんですが、何も考えないで見られてめちゃめちゃ楽しいなと。スーッと疲れがひいていく感じがします。露と十越いりこ(山口まゆ)さんのシーンは特に癒やされます。これ、『あと何分見られるの?』『えっ、あと5分しかやらないじゃん』と、午後11時20分ぐらいで思ったりして(笑)。本当にすごく楽に見られるドラマだと思うので楽しんでいただいて、DVDとかも手に取ってもらったり、TVerとかも見てもらったりしたらすごくうれしいなと思います」
瀬野尾 「本当に日本一平和なドラマだと思っています。考察をしなくていいし、ネタバレをつぶやいて怒られることもないですし。だから、日々の疲れを癒やす目的で見ていただいても、そうじゃなくても、気軽に見られるドラマ。キャラクターが結構個性的なので、推しキャラみたいなのが出てきていとおしくなってくるので、見れば見るほど楽しめる作品かなと思います。シーズン1もDVDで見て楽しんでいただけるとうれしいです」
頃安 「お話がつながっているわけではないので、途中の話から見ても楽しめるドラマになっています。僕たちも本当に楽しんで撮影をしたので、その空気感が伝わってくれればいいな」

第8話(11月20日放送)あらすじ

そろそろ肌寒く鍋が恋しい季節になり、面堂露と保ヶ辺と白田舞(三原羽衣)がオフィスで鍋談義を始める。露がいつも作るのは、適当に野菜と肉を水炊きにして、具を足しながら3日間食べ続け、最後に冷凍うどんでシメる「ズボラ飯」であった。その話を聞いた十越いりこ(山口まゆ)は、意外にも露が鍋を育てていると褒め、屋良内南藻社長(ふせえり)は「ズボラ鍋」を食べたいと言い出す。その夜、露が鍋の用意を始めると、姉の面堂草子(筧美和子)が突然訪ねてくる。草子は露の料理の腕前を見て、低レベルの争いではあるものの自分はどんどん引き離されている、と感じて涙する。
【番組情報】

水曜ドラマ23「めんつゆひとり飯2」
BS松竹東急
水曜 午後11:00~11:30
※BS松竹東急は全国無料放送・BS260ch
取材・文/松下光恵
キーワード
この記事をシェアする