山本草太選手“復活への第一歩”スペシャルインタビュー! 「全日本選手権に出場できることが幸せです」2017/12/21
「全日本フィギュアスケート選手権2017」が12月21日に開幕! 東京都調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、トップスケーターたちが平昌冬季オリンピックの出場枠をかけて熱い闘いを繰り広げます。
発売中の「TVガイド特別編集 KISS&CRY 氷上の美しき勇者たち 特集:全力応援!羽生結弦選手」では、全日本選手権の注目選手を徹底解剖。ケガから復帰し、2年ぶりに全日本に出場する山本草太選手のスペシャルインタビューも掲載されています。今回はその一部と、未掲載分をお届けします!
2016年の世界ジュニア選手権の直前に、右足首を骨折した山本選手。その後、16-17年シーズンにも2度骨折をし、長期間リンクから離れることを余儀なくされました。
山本 「最初に骨折したのは、2016年の世界ジュニア選手権の前でした。それから嫌いだったトレーニングに真面目に取り組むようになりましたが、その年の夏と秋にもまた足を痛めてしまって、リハビリをあまりやらなくなりました。『何が正解なんだろう』『ジャンプどころか、もうスケートもできないのかな』など、色々と考えすぎてしまい、氷の上に一切乗らなくなりました。それから半年くらいが経ち、2017年5月に久しぶりにリンクに行きました。正直、恐怖心しかなかったけれど、氷の上に乗るだけなら大丈夫かなって。練習に行けない間も、仲間たちが僕を気遣ってくれて、『ケガはどう?調子はどう?』と声をかけてくれていました。それが心の支えになっていたんだと思います」
山本選手は、2017年9~10月に行われた中部選手権で約1年半ぶりに実戦に復帰。そして、11月に行われた西日本選手権で5位に入賞し、2年ぶりとなる全日本選手権への出場を決めました。
山本 「ケガをする2年前までは、全日本選手権に出場することを、どこか当たり前のように思っていました。今は出場できることが幸せなことだと感じています」
スケートができること、全日本選手権に出場できることの喜びを改めて感じたという山本選手。大会に向けての意気込みを聞くと、「今できる、全力の演技をします」と力強く答えてくれました。
そのほか、山本選手の近況についても伺いました。
── 身長は伸びましたか?
山本 「この1年で2センチほど伸びまして、171.5センチくらいになりました。目標は175センチくらいです。演技もすらっとしたスタイルの方が映えると思うので。でも、最近は伸びていなくて…止まったとは言いたくないです(笑)。体重は休んでいた時期に増えましたが、練習を再開して、だいぶ元に戻りました。ただ練習をしすぎると痩せすぎてしまうので、調整が難しいです」
── 食事に関して気を付けていることはありますか?
山本 「昔は、夜中にマクドナルドとか、食事と一緒に炭酸ジュースとか、好きなものを好きなだけ食べていましたが、ケガをしてからは、自分なりにですが、栄養バランスを考えるようになりました。将来的には4回転ジャンプが絶対に必要なので、それに耐えられる体を作らなければいけないと思っています」
── スケート以外でハマっていることはありますか?
山本 「最近は、iPadでほかの選手がプログラムで使っている曲の映画をチェックしたりしています。(本郷)理華ちゃんの『フリーダ』や『マスク・オブ・ゾロ』などを見ました」
インタビューの全文は、発売中の「TVガイド特別編集 KISS&CRY 氷上の美しき勇者たち 特集:全力応援!羽生結弦選手」に掲載されます。山本選手の“復活への第一歩”となる全日本選手権の演技を、現地で、TVで全力応援しましょう!
【「KISS&CRY」とは?】
「KISS&CRY」シリーズは、日本のフィギュアスケーターのみなさんをフィーチャーし、その「戦う」姿、「演じる」姿を合計50ページ超のグラビアでお届けしています。つま先から指先・その表情まで、彼らの魅力を存分に伝えます。また、関連番組TVオンエアスケジュールも掲載。TVの前で、そして現地で応援するフィギュアスケートファン必携のビジュアルブックです。
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