「僕はどこから」間宮祥太朗も意外な中島裕翔の性格とは…?「基本的に不安や心配の思いが強いんですよ」2020/03/10
中島裕翔さんが特殊な能力を持つ青年・竹内薫を演じる「僕はどこから」(テレビ東京系)。3月4日放送の第9話では、報酬4000万円を勝ち取るべく、薫は山田龍一(高橋努)と対峙し、藤原智美(間宮祥太朗)は一人で「宝土清掃事務所」に乗り込みました。しかし、山田からの暴行で薫は意識を失ってしまい…。さらに、智美のお世話係である権堂真司(音尾琢真)に布で口をふさがれた藤原千佳(上白石萌歌)は、そのまま倒れこんでしまいます。今まで味方だと思っていた権堂が、まさかの裏切り!?ともとれる終わり方でした。
物語が進むにつれて、薫や智美だけでなく千佳や山田も“自分探し”をしていく本作。ということで、中島さんと間宮さんに、作品のテーマでもある“自分探し”についてお伺いしてみました!
── ドラマの中では薫たちが「僕はどこから」と自分探しをしていきますが、お二人はそういった自分探しについてどう感じますか? また、今回演じられた役柄で、自分自身と共通する部分はありますか?
中島 「このドラマの主題となる『僕はどこから』ということに対して、意外と考えたことがなくて。今までの生活の中で、それを見ないようにしてきているんじゃないかなあと。『僕はどこから来るんですか?』という薫のセリフもあるので、僕自身もいろいろ考えてみたんですけど、意外と自分が薄っぺらいなと感じちゃったりして。でも、そうやって一度考えてみると『意外と自分ってこうなんだな』と見えてくるのが楽しかったです。あとは、やっぱり自分に自信がない部分もあるので、そういうネガティブな部分は薫と似ているのかな。って、何で笑ってるの?(笑)」
間宮 「自信ないんですか?」
中島 「自信ないですよ!」
間宮 「そんなネガティブなイメージがなかった」
中島 「基本的に不安や心配の思いが強いんですよ」
── ちなみに、中島さんが新たに見えてきた部分とは、どういったことなのでしょうか?
中島 「例えば、自分の言動はちゃんと自分の気持ちから言えているのか?とか。昔から、ダンスなどまねをするのが得意になっているところがあるので。そういった自分の癖って、自分ではすごく気付きづらいから“自分を探す”ということにおいて、『僕はどこから』というこの投げかけはすごく新鮮でした」
── 間宮さんはいかがですか?
間宮 「そうですね。作品の中で薫が智美に好意を持つ一つの要因として、『僕はどこから』ということを考えないで生きているところが挙げられると思うんですよ。もはや考える以前に、自分が自分としてここにいるという自信を持っている。それは、自信でもあり諦めでもあって、両極端なことが同じく存在していると思うんですけど、そういうところは自分にもあるかなと。自分は現状の自分以上でも以下でもないことを、楽観的にも悲観的にもならないというところは似てる気がします。だから、自分が今できることはできると自信を持って言えるし、できないことはできないと断言もするし…。自分について考える前に、自分でいる、みたいなところは似てるかな」
それぞれの役柄を通して、自らの性格について明かしてくれた2人でした。さて、3月11日放送の第10話では、東宮寺正胤(若林豪)との約束のタイムリミットが刻々と近づいてくる中、智美がついに駿(岡崎体育)と対面します。“家族”と呼ぶ仲間たちを次々と殺され怒りに震える駿は、智美にめがけて発砲。弾を腹で受けてしまい、おびただしい血が流れ出しますが…。果たして、智美、薫は無事なのか!? デスゲームがクライマックスへ…最終回目前の第10話、お見逃しなく!
【番組情報】
ドラマホリック!「僕はどこから」
テレビ東京系
水曜 深夜0:12~深夜0:52
テレビ東京担当 Y・O
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