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岡崎紗絵が「あのクズ」第4話をアピール「ほこ美と海里との三角関係が見どころ」2024/10/29

岡崎紗絵が「あのクズ」第4話をアピール「ほこ美と海里との三角関係が見どころ」

 TBS系では、奈緒主演の「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜午後10:00)を火曜ドラマ枠で放送中。今作は、完全オリジナルで描かれる“クズきゅん♡ボクシングラブコメディー”だ。

 恋もボクシングも本気で向き合う主人公・佐藤ほこ美(奈緒)は、真面目で真っすぐな性格の29歳。結婚式当日に彼氏に逃げられ、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男・葛谷海里(玉森裕太Kis-My-Ft2)に出会う。それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と、自分を変えるためにボクシングを始めるストーリーだ。

 今回は、ほこ美が通うボクシングジムで働く女性・羽根木ゆいを演じる岡崎紗絵さんにインタビュー。ゆいは海里とも関わりがあるようで、第3話のラストシーンでは思いがけない展開に思わず息をのんだ。そんな謎が深まる第4話に向けて、岡崎に見どころや役についての思いを聞いた。

岡崎紗絵が「あのクズ」第4話をアピール「ほこ美と海里との三角関係が見どころ」

――岡崎さん演じるゆいの役柄について詳しく教えてください。

「すごく心(しん)が強く、ボクシング熱を誰よりも持っている女性です。お父さんとのジムの経営があまりうまくいっておらず、方向性の違いでぶつかり合ってはいますが、それでもボクシング愛が強いが故に、昔の盛り上がっていた時のようにまた立て直していきたいという思いがあります。その前向きな気持ちを大切にしながら演じています」

――演じる上で感じた、ゆいの魅力を教えてください。

「ボクシングひと筋で生きてきた真っすぐさにひかれます。私は、今まで何十年もずっとやり続けてきたことがあまりないので、どんなことがあっても意思が揺るがないのはすごいなと思います」

――今回、トレーナー役でカッコいい役の印象ですが、演じる上で意識していることはありますか?

「自分が指導する側なので、ボクシングが上手なところは大前提で、カッコよく見せられるように意識しています。演じる上で、選手の全てを見られて説得力のある人がいいなと思っていたので、ドシッと構えるようにしています。ボクシングのシーンでは、パンチを出すタイミングや距離感がとても大事になってくるので、本番前に奈緒さんとタイミングを合わせ、どうやったらうまいくかなどを計算しながらやっています」

岡崎紗絵が「あのクズ」第4話をアピール「ほこ美と海里との三角関係が見どころ」

――羽根木ジムに所属するボクサーとして、現WBO女子世界スーパーフライ級王者・晝田瑞希さんとの共演もありますね。

「瑞希ちゃんは、体も仕上がっていて他の方とは全然違いました。動きも一個一個教えてもらいましたが、説明がお上手。まず、『ボクシングは足です』と言われて、下半身でどれだけ踏ん張れるか、どういう形を取ると踏ん張りやすいかなど細かく指導していただき、とても助けになりました。柔らかくかわいらしいし笑顔が印象的で、ボクシングをしている時とのギャップがまたすてきなんです」

――主演の奈緒さんの印象をお聞かせください。

「太陽のようなムードメーカーです。笑い声が爆発的で、どこにいるかすぐ分かります(笑)。何でも笑いに変えてくださるので、現場が常に温かいです。笑顔が自然と増えて、柔らかい雰囲気で撮影が進んでいます」

――他の共演者とのエピソードをお聞かせください。

「父親役の渡部篤郎さんは、お会いする前はあまりお話されない方かと思っていましたが、実際はおしゃべりがお好きな方でした。親子役なので一緒にいる時間も長いですし、たわいもないお話ができてすごく楽しいです。少しずつ親子に近づいていっている気がしています」

岡崎紗絵が「あのクズ」第4話をアピール「ほこ美と海里との三角関係が見どころ」

――玉森さん演じる海里とは、ほこ美、ゆいの三角関係にもなります。岡崎さんから見た玉森さんの魅力をお聞かせください。

「海里は、人たらしで本当に沼だなと思います。それを演じる玉森さんは、距離が近づいたのでは? と思わせるような話し方、もっと踏み込みたくなるような空気感を醸し出します。アドリブも使われているとお聞きして、そういうバランスも素晴らしいなと思いました」

――ゆいは岡崎さんが今まで演じてきた役どころとは違っていて、新鮮に感じます。

「ありがとうございます。今までハキハキとしたキャラクターを演じることはありましたが、ここまでげきを飛ばす役はなく、私の中で挑戦でもあります。また、ボクシングも初めてなので、自分の中で高いハードルでしたし、うまくできるか不安や怖さもありましたが、そんな機会をいただけてうれしいです」

――実際にボクシングに触れていかがですか?

「ボクシングの練習の際に、パンチでいい音が出て決まった瞬間は、スカッとします。のめり込んだらハマりそうです」

岡崎紗絵が「あのクズ」第4話をアピール「ほこ美と海里との三角関係が見どころ」

――今作は諦めない前向きな気持ちになれる作品でもあります。岡崎さんがモチベーションを保ち続けるために意識していることはありますか?

「炎を常に燃やし続けることは、相当難しいと思います。私の場合は、作品に入る時に、全体でいいものにしたいという強い意思を持っているので、自然と頑張れているのかなと。自分が出ていないシーンも、他の皆さんの頑張りがあってでき上がっていますし、自分もその一員としてやらなきゃなという思いで動いています」

――最後に、第4話の見どころをお願いいたします!

「第4話は、ほこ美と海里、ゆいとの三角関係が見どころです。衝撃的なところからスタートし、海里とゆいの関係が見え隠れしていきます。さらに、後半に向けてほこ美の意思がどんどん変わり、ゆいも近くでほこ美の姿を見て、距離感もだんだん変化していきます。海里とはもちろん、その2人の関係性がどう変わって、成長していくのか楽しみにしていただけたらうれしいです」

岡崎紗絵が「あのクズ」第4話をアピール「ほこ美と海里との三角関係が見どころ」

【番組情報】
「あのクズを殴ってやりたいんだ」

TBS系
火曜 午後10:00~10:57

【プロフィール】
岡崎紗絵(おかざき さえ)
1995年11月2日生まれ。愛知県出身。近年の出演作に、ドラマ「花嫁未満エスケープ」(テレビ東京系/2022年)、「オールドルーキー」(TBS系/22年)、「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(テレビ朝日系/23年)、「アイのない恋人たち」(テレビ朝日系=ABCテレビ制作/24年)、「マウンテンドクター」(フジテレビ系=関西テレビ制作/24年)、映画「緑のざわめき」(23年)、「はじまりの日」(24年)、「BISHU ~世界でいちばん優しい服~」(24年)などがある。女性ファッション雑誌「Ray」専属モデルを務めるなど、モデルとしても活躍。

取材・文/N.E



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